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#3 レールの上を走り続けた僕が、ライフキャリアコーチになるまで。

前回の振り返り

みなさんこんにちは!かいです。
前回の#2はご覧いただけましたか?

僕の原体験についてかなり細かく書いたnoteでしたので、若干内容が重くなりましたが、あれが僕の原点です。
前回もさらっと書きましたが、今では兄とも和解。完全に仲良くなっており、ついこの間も一緒にランニングをしてきました!

さてさて今回は#3。前回がだいたい10歳くらいまでだったので、今回は10-18歳ですね。
観察力という強みを持ち合わせた僕がどんな学生時代を過ごしたのか、
一気に紹介していきますね。

主に中学時代と高校時代について書いていきたいと思います。
それではどうぞ!



僕の中学時代

複雑な中学時代

いきなりの暗雲立ち込める小見出し。(笑)
そうなんです、僕の中学時代は決して順風満帆とは言えず、
むしろ数ある学生時代の中でも比較的過ごしづらいな~と感じている時期でした。

というのも、僕は市立中学に通っていたのですが
住んでいる地域では二つの小学校から上がってきた生徒たちが中学校で初めて合流して一つの中学となっていくスタイルでした。(伝わるのか?)

すると、各小学校でブイブイ言わせていたメンバーは自ずと若干派閥みたいなものを作ることになり、クラスや部活などによっていつの間にかカーストが生まれて言った感じがしてます。まあどの学校でも一定発生してしまうのかもしれませんが…

僕の場合はというと、The・真ん中って感じです。
クラスのどんな人ともある程度仲良くなれるし、一人でも苦ではないし。 

クラスに居づらいとか、部活に行きたくないとか
行事に参加したくないとか。そこまで学校に対してつらい記憶もないのですが、一方で物凄く楽しかったとか、一生忘れられない良い記憶か?と問われると。それはそれで首をかしげてしまうような感じ。

前章で話した観察力も相まって、どこかのグループに所属することによって
他のグループの誰かに嫌われてしまったり、僕の行動で誰かが嫌な思いをしたり。自意識過剰と言われればそれまでですが、当時の僕の世界の中ではこれが全てだったので、誰にでもいい顔をしていたんだろうな、と思います。
この頃の僕は、観察力を誰かの為に使うのではなく自分の為に使っていた、そんな嫌な感覚も残っています。

部活動はテニスをしていました。
理由は、昔からやっていたし、やりたい事もなかったから。
クラスの他の子たちも、それまでに経験していたスポーツや文化活動を継続する判断をしていたので、何の疑問も持たずにテニスを選択したことを覚えています。

入部当日は先輩との関係性で悩んだりと、中学生らしい悩みももちろんありました。でも僕の場合は、憧れの先輩のようになりたい!が大きく影響を与えていた部活生活だったと思います。

というのも。
その部には、昔から仲がよかった親絡みの先輩がいたんです。
当時その先輩は2年生ながら部長を任されていて、実力も折り紙付き。
誰とでも話せる、絵にかいたようなかっこいい先輩でした。

それまでの僕は確かに誰とでも仲良くなれていたものの、
誰かを引っ張るとか、誰かをリードするとか
あんまりそういうことには気が向かないタイプだったんです。
(リードしようとすると観察力がかえって邪魔になることが多かったので)

それでもその先輩があまりにかっこよかったので、
次の部長を選ぶミーティングや投票の際には真っ先に手を挙げていました。
幸い他に部長をしたいという子もおらず、当選。
2年生のころには後輩のメニューを考えたり、顧問との会話やコートの予約など、結構細かいこともどんどんするようになりました。

今思えば、この時期になった頃には「大多数の意見を聞く」とか、「全体最適を優先する」とか、そんなメジャーな考え方がしっかり定着してしまってたのかもしれません。そしてそれが楽しいと思っていた。

(もちろん当時はそれが正しいと思っていたし、今も間違っていたとはあまり思わない。けど、部長像とは?とかその働きぶりも含めてレールの上に乗った進め方をしてたなあ。とぼんやりと思います。)

今思う本音

うーん。
やっぱり、中学背時代の事は書きながらも湧き上がってくる不協和音感がぬぐえない。テニスをしている時間は多少気が紛れていましたが、やっぱりきっと物凄く無理していたんだろうな、と思います。

全体的に、言いたいことが言えない感覚だったんですよね。
先ほど記載した通り、何となく派閥の争いに巻き込まれている感じとか
誰と一緒にいたほうが良いとか…自分の意見を言ったら、その瞬間に自分の立ち位置?ポジション?が、どこかに消えてしまうようで怖かったのかもしれない。

それほど僕にとっては中学校生活は、複雑で何となく後ろめたくて、
もう一度経験したいか?と問われると、NOというだろうな…という環境でした。

僕の高校時代

僕が進んだのは東京都内の都立高校。
内申が比較的良かったので推薦入試で入試を行い、
そのまま難なく入学することになりました。

この高校時代で、僕の人生はまた大きく変わることになります。
そして中学校時代の僕とはかなり乖離のある過ごし方をすることなりました。

入学初日の衝撃

今でも鮮明に入学初日の事を覚えてます。
入学式を終え、クラスに入っていくとみんなソワソワしてるんです。(笑)
中には中学が一緒の子ですでに会話している子もいましたが、
ほとんどの子が初めましての緊張感に包まれていました。

まず前提として、僕が中学に入学した時には
同じ学校のメンバーまみれだったので、そもそもこの緊張感は異常。
中学ではすでに派閥的な何かも生まれていたので、全員が初めましてのこの空間は、僕にとってはどうすればいいかわからない異質な空間でした。

しかもホームルームが終わって自由時間になると、みんな一斉に隣の席の子とか、周りの気が合いそうなオーラを出している人に話しかけに行く。
僕はこの時に初めて、「あ、みんな本当に今日から高校生が始まるんだ」と変に安心したことを覚えてます。

僕も早速何人かに声をかけ、すぐに打ち解けて滑らかに高校生活が始まりました。最初のうちは、何とか最初の波に乗れたな、という安心感で包まれていました。

第二の衝撃

入学してから半年くらいですかね、僕は第二の衝撃に出会います。
それは、「派閥なくみんなが自由であること」。
中学校時代を経験している僕からすれば、これも超衝撃。

誰が何をしていようと基本的にそれを尊重するし、
やりたい事がある人はやりたい事の為に有志グループを作って放課後に集まってる。今思えば相当自主性に富んだ高校生の集まりだなと思います(笑)

かくいう僕はというと…テニス部は継続。
そして歌を歌うのが好きだった僕は、有志のアカペラグループに加入していました。

アカペラもやり、文化祭も、合唱祭も、修学旅行も、いわゆる行事関連はとても納得して取り組めていました。

やりたい事を、やりたい人とやる。
ちょっと帰る時間が遅くなったりしても、それでもやりたい事に全力を注いでいた時期でした。ちょっと恥ずかしいくらいの青春時代でした。(笑)

そして始まる、周囲との比較

ここまで特に高校生活は、本当に順風満帆でした。
僕自身とても幸せでしたし、自分の生活に不満や疑問もない。

それでも高校時代からは、自分と他人の成績やスポーツの得意不得意とか、否応なく比較されることになっていきました。

まずは学力。市立中学に通っていたころにはある程度いい成績だったんですが、内申での推薦入学をした学校だったので周りのレベルが高かった。学校の勉強もスピード感が速く、特に数学や化学などの理系科目は途中から何言ってるかわかりませんでした。スポーツも、中学時代に比べて文武両道という言葉が似あう人も沢山いました。

推薦入学の時点である程度は理解してるつもりでした。
でも自分ならやれるとか、ついていけるだろうとか、結構安楽的に捉えていたんです。

でも、やっぱり限界を感じる瞬間はあるんですよね。
学力もスポーツもアカペラもそうですけど、どうしても越えられない壁を感じてしまいました。

この時期には『自分はこのくらいの人生かもしれない』なんて、自分の限界を決めてしまっていました。
大学受験も自分には無理だろうな、という学校は早々に諦めていたり、テニスもある程度の所からは上手くなるよりも楽しむことが先になっていたり。

今振り返ると高校時代の楽しい時間と裏腹に、
少しずつ、自分でも気づかない間に諦める事を覚えてしまっていたかもしれません。

葛藤と生きる

そんなふうに楽しくて仕方ない時間と、現実を見る時間を交互に繰り返しながら15-18歳を駆け抜けました。

思春期くらいの学生時代の事は、今思い出してもポカポカする。小っ恥ずかしい気もするし、楽しかった時期をツラツラと書ける喜びもあったり。

改めて僕は、いつもいつも葛藤と共に生きてるんだなぁと思い知らされます。人間はみんなそうなのかもしれないけど。

葛藤して、自分の人生の塩梅を何となく見出して、その中で生きていく。本当はそんな塩梅は自分で決められるのに、世間が示す基準塩梅みたいなものに囚われていく。


次回は#4。
僕の大学時代のエピソードです。大体18-22歳くらいですかね。

今日もご覧いただきありがとうございました。
ではまた、次回🙌

Column-今日の一杯-

本日紹介したいコーヒーは、こちら。

*お店 : Nadoya no katte
*場所 : 代々木上原駅徒歩3分
*HP    : https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13261747/

今回は僕が衝撃を受けたコーヒーをご紹介。
場所は代々木上原とちょっと渋くて良い場所にあります。

代々木上原には古本屋さんや町の食堂、花屋さんなどとっても住みやすい場所になってます。特に盆栽も売っている花屋さんには地域の常連さんがいらっしゃって、他愛もない会話をしているのがとっても印象的です。

そんな代々木上原、駅から徒歩3-5分くらい歩いたところに
このカフェが出てきます。

実はこちらのカフェ、古民家の改装をしたカフェなんです。
しかも庭付きなので、庭そのものがそのままカフェの空間になっているという面白い作りになってます。

実際の写真がこちら。(いい写真これしかありませんでした(笑))

移っている空間の全てが一つのカフェです。
こあがりもあり、外の席には暖房付きの席もあります。

この写真に写っているコロンビアのコーヒーは、何とピーチティーのようなニュアンスがあるんです。実際にバリスタさんに淹れてもらいましたが、色はコーヒーなのに味はほぼピーチティー。コーヒーあるあるで書いてある味のイメージが全く分からない、ということがありますが、このコーヒーはそんなことありません。完全にピーチティーだと錯覚するくらい、桃の香りと紅茶を思わせる香りが上がってきました。

コーヒーはまあまあ好きだけど、味の違いがあまりわからないとか
これからコーヒーを好きになっていきたい!違いを知りたい!という方にはうってつけのコーヒーです。

とても素敵なお店ですので、良ければ行ってみてくださいね。

かい



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