応援されるにはどうしたらいいか

応援されるにはどうしたらいいか。

我々アーティストにとっては永遠の課題だ。
アーティストは作品を買ってもらうなり、支援してもらうなりして、応援してもらわないと、兎に角活動が継続できない。

そんな、応援される力

応援される人の鏡
みたいなアーティストさんとお茶をしてきた。

画家のミヤモリハヤトさん
いまは、サンガーノという名前で活動されている。

サポーターズクラブの会員数は50人を超える、応援されながら活動している画家さんだ。
ボクも彼の応援者のひとり。

彼を知ったキッカケは、この記事

この記事を読んで、ミヤモリハヤトという人に猛烈に興味を持ったのだ。

彼がボクに与えてくれた影響は大きい。

ボクがいろんな方に支援できるようになったのも、「幸せの見つけ方」という漫画を生み出せたのも、キッカケは彼だ。

彼のおかげでけっこう人生が変わっている。

彼の発信に影響を受け、人として好きになったので、ボクは毎月1,000円を彼に支援している。

彼は定期的にボクをお茶に誘ってくれる。
ボクが彼の支援者だからだろう。
おそらく彼は、支援者さんひとりひとりを定期的にお茶をしている。

彼と話していると、心が洗われる。

ボクは最近、人と会うことが多い。
会う人から、人生戦略みたいな話をよく聞き出す。

好きなことで生きていくためにはどうすればいいか
どうやってお金を稼ぐか
儲かる方法は

でも、そんな話は彼の口からは出てこない。

「どうやったらそんなに支援してもらえるんですか？」

「…頭下げるしかないよね」

聴いていてとても気持ちがいい。
彼は打算で生きていない。
ビジネスビジネスしていない。

自分の気持ちに正直に生きているから、愛され、応援されるのだ。

彼は、画家になる以前はブロガーだった。
記事を書き、広告収入を得ていた。

ブロガーは、どれだけ多くの人に記事を読んでもらい、
どれだけ多くの人の目に広告を触れされるかがひとつの稼ぐポイントだ。

当時、もっと多くの人に記事を読んでもらうため、記事の検索順位の底上げをはかったらしい。
いくつかの過去記事をリライトし、順位が上がる対策を徹底。
すると、思惑通り記事の順位は爆上がり。収入も大きく上がったという。

しかし、彼はそれを素直によろこべなかった。

「誰からいただいたお金かわからないのが気持ちが悪い」
彼はそう言っていた。

ブログで得られる広告収入の仕組みは
どこかの誰かが記事を読み、広告をクリックし、広告の商品を購入。
売れた商品の値段の数パーセントがブロガーの収入になる。

誰が商品を買ったかなんてわからないし、
そもそも商品を購入した人は、ブロガーお金を払ったつもりはないだろう。

彼はそういった形でお金をいただくことに気持ち悪さを感じ、ブロガーという職業とうまく向き合っていけなかったようだ。

「応援していただく人の顔はちゃんと見たい」

彼の底知れぬ応援され力、その根本をみた気がした。
だから彼は、応援してくださる人と真摯に向き合うことができるし
だから彼は、こんなにも応援してくれる人が多いのだ。

ボクにも毎月課金をしてくださる、応援者の方がいる。

現在は5名だ。
だが、ボクが彼のように、応援者さんひとりひとりとしっかり向き合えているかといえば、そうでもない。

彼はおそらく、応援してくださる方ひとりひとりと、直に会って
今ボクにしてくださっているように、会話を楽しんでいるのだろう。

ボクは正直そこまで、応援してくださる方を見れていない。
ついつい、自分に目が行きがちだ。

ボクも、もっと応援してくださる方と向き合っていかねばならない。
毎月お金をいただいているのだから。

彼のマネをしなきゃというわけじゃないが、ボクはボクなりにもっと支援者さんと向き合う必要がある。

彼と向き合っていると、姿勢を正される。

彼から学ぶことはつきない。
彼をみていると本当に面白い。

まさに、アーティストの鏡だ。

描きたいことはもっとあるが、今日はこの辺にしておく。
また明日。

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