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睡眠時間を削ってもいいことがない話

久しぶりに徹夜をしたら、地獄を見ました。

徹夜をしたのは、その日のうちに終わらせなければいけなかったタスクが終わらず、明け方まで作業をしていたことがきっかけです。以降3日ほど、生活リズムを乱した状態で生活をしていたのですが、どうも調子が悪いことに昨日ようやく気がつきました。

元々、生活リズムは不規則な方でした。アルバイト時代は夜勤をしていたこともあり、基本的には朝帰りでした。仕事がある日は日中に寝て、休みの日は夜に寝る。なんて生活を7年ほど送ります。バイトを辞めて個人事業主として活動を始めると生活はさらに不規則になりました。仕事の仕方が自由なので、眠くなったら寝て、目覚めたら起きるという生活を送ります。

そのうち、「これではいけない」と思い生活リズムを見直します。その甲斐もあって、ここ半年ほどはしっかり朝起きて夜に寝ていました。夜12時には寝て朝7時には起きることを徹底できていました。

しかし先日、久しぶりに徹夜をしてしまいました。

以前も1日の境がよくわからない生活をしょっちゅうしていたので、睡眠時間が変わるだけで、生活には特に変化はないだろうと思っていました。生活リズムが崩れた状態でそのまま3日ほど過ごしたことで、徐々に異変に気がつきます。この3日間と比較してわかったのですが、ここ半年ほどのぼくの生活はものすごく優秀でした。

まずは、規則正しい生活を送っていた半年間の生活を振り返ります。前日の夜に次の日のタスクを整理し、朝起きたらタスクを確認。その日やるべきことを頭に入れて、着実にタスクをこなしていきます。1日のやるべきことを終えて、スッキリした状態で眠り、また朝にスッキリした状態で目覚め、1日を始めます。1日のやるべきことが明確なので、それに取り組めばいいだけでした。タスクを全て終えてから寝るので(終わらなかったタスクは次の日へ繰り越します)、自己肯定感も上がり、非常に快適な日々を送っていたように思います。


逆に、生活リズムを乱してからの生活はお粗末なものでした。1日の境目がわからなくなり、その日やるべきことがどんどん曖昧になっていきました。やるべきことが曖昧なので、どのタスクをいつまでに終わらせればいいのかわかりません。そのうち生活にメリハリがなくなり、気づけばダラダラしている自分がいました。ダラダラしているので、だんだんタスクが後ろ倒しになっていきます。急いで片付けないといけないのにうまく集中できない。ものすごく効率が悪い状態で作業をし、時間がどんどんすぎていきました。

振り返ってようやく気づくのですが、地獄のような状態でした。同時に、半年前まではこんな生活を毎日していたのかとゾッとしました。ここ半年間の生活が優秀すぎて、もう不規則生活には戻れそうもありません。


徹夜をしてもいいことがありません。時間がないからといってそのとき睡眠時間を割いても、どうせあとで寝てしまいます。睡眠時間を削れば削るほど集中力が散漫になり、気づけばダラダラと過ごしています。いつものようなメリハリが効かず、なかなか自分の意思では制御できません。


結局、朝起きて夜寝る生活がいちばんいいのだと、改めて思いました。今日もまだ生活リズムは若干不規則です。タスクが曖昧です。今日でしっかりリズムを整えて、明日からまた規則正しい生活を心がけていきます。


今日のお話は以上です。それではまた明日。

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●かいち|漫画家
1991年、秋田県生まれ。20歳から漫画家を目指す。出版社に6年間漫画を持ち込むも実績ゼロ。26歳フリーターという現状に悩み、夢を諦めかけたが、ネットの可能性に掛けて再起。Twitterを中心にネットで漫画を公開。自身が仮想通貨で300万円失った体験を元に描いた漫画『仮想通貨体験記』が話題になり、Google検索「仮想通貨 漫画」のキーワードで検索1位を獲得。Twitterに投稿したエッセイ漫画『成功したいなら、成功している人の意見を真に受けろ』が1.2万リツイートを超え、Yahoo!ニュースに掲載。その他の作品に『Decade(ディケイド)』『かいちの幸せの見つけ方』などがある。


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