すぷ_セカンドスポット

現在社会人も5年目に突入 1年目に10万人に6人と言われた脳腫瘍が発覚し、その後開頭手…

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現在社会人も5年目に突入 1年目に10万人に6人と言われた脳腫瘍が発覚し、その後開頭手術を受け今では二度目の人生と思って社会人生活を送っています。 大病になった方はもちろん関係者の方にもぜひ読んで明るくなっていただきたいと思い書きました!ぜひ!

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【家族が大病になった方に】20代大病体験記 #01

最近、訃報のニュースがあったプロ野球 阪神タイガース 横田選手が『脳腫瘍』の影響で引退された年に社会人1年目(23歳)同じ病気の影響で倒れ、家族を心配させてしまった。そこで、今回は当時息子の無事を祈る家族に届けという思いを込めて、回数を分けて文章に残していこうと思う。同じ状況になった方々にもぜひ読んでいただきたいです。 なんか書いてる字が右上がりになっていない?全てはお盆に家族旅行で行った際の母からの言葉がきっかけだった。 とはいっても、ボクにとってはいつもの事で気にならな

    • 【突然の来訪に】20代大病体験記 #05

      大病になった方、そのご家族の方々に読んでいただきたいと思い連載してついに#05。後半に突入。 今回は脳腫瘍の手術後、転機となる出来事について文に残しました。 ここまで酷いなら手術せんほうが良かった。。 毎朝、鏡を見て視界がブレブレでも分かる悲惨な手術跡。 執刀した部分がホッチキス止めされている腫れている頭に加え、ボクサーが殴られた後の様な目のあざ。さらに、腕もボロボロ。。 どうしようもない愚痴をこぼしていた時に、一報が届く。 どうやら、友だちがお見舞いに来たと言うのだ。

      • 【13時間後に見えた世界は?】20代大病体験記 #04

        最近、脳腫瘍患者で現在プロ野球選手の山﨑 福也選手が北海道日本ハムにFA移籍し入団会見の場で、お医者さんとの2ショットに感動した今日この頃。さて、#04になった今回は、13時間に及ぶ手術を終え、目を覚ました後について書いていきたいと思う。世界の見え方が変わったとはまさにこのことかと感じた。開頭脳腫瘍摘出術を受けた人のリアルをお伝えしたいと思う。 見えないナニコレ麻酔が切れ、目を覚ましたとき既に世界は変わっていた。 視界がぶれて目の前が二重三重に見えるのだ。 例えるなら『万華

        • 【ただ過ぎる時間に】20代大病体験記 #03

          #03となった今回は、脳腫瘍と診断され、しばらくして職場で倒れ病室に逆戻りになった後の話だ。正直、意識がない時期がほとんどで時間は恐ろしく早かった。どのように手術当日を迎えたか書いていこうと思う。 「・・・」何日も声を出さずに終わる日々。 毎日の検査の連続で疲れているのか身体の異変なのか分からない。 この時点で手術日は1週間半後と決まっていたみたいだが、 今日が何日かも分からない。 今の状況に対して分からないことが多過ぎて、 半分人生を投げやりになっていることが自分でも分

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        【家族が大病になった方に】20代大病体験記 #01

          【サイレンの音は突然に】20代大病体験記 #02

          #01に続く今回は、脳に腫瘍を抱えた状態だったが、急ではないということで手術まで職場に戻ることになった社会人1年目の話である。なお、このシリーズでは脳腫瘍の病気についてよりも患者の日々の感情の変化やその時見えた光景について書いていこうと思う。 部長お疲れ様です何日か経って職場に通常通り戻ったのだが、仕事中は何も異変が無い。 それどころか意図的なのか手術することも伝えられていなかったと思う。 ただ分かっているのは、頭の中に腫瘍というモノがあるということ。 知らないこともスマホ

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