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私と身体_WIP

先週末、「あれ?」と思った。なんだか右腰に違和感があった。近所で文字通り「駆け込み寺」にしているマッサージ店に当日予約を入れる。上半身集中コース90分。

セラピストさんが私の背中を触り、
「……まるで鉄の板のようですね」
とつぶやいた。

翌日。月曜だった。
朝、目が覚めて「おかしいな」と思った。首が回らない。肩は動くがゴリゴリ鳴る。背中から腰にかけて、ピリピリした痛み。
ものすごく身体が凝っている。そしてとにかく体が重い。血圧が下がっているのかよくわからないが、「とにかく具合が悪い…動きたくない…」という感じ。

私はここ2ヶ月位、過酷に長時間労働をしていた。
(※一般的に見たらそこまででもないと思うが、自分としては尋常ではない時間)
初めての内容だったり、プレッシャーと感じることも多く、それがようやく山場を迎えようかという、その当日。私の身体は「もう無理」とつぶやいて、機能を停止した。

そうして初めて私は疲労を自覚した。それまで、本当に全く自分の身体の不調に気づいていなかった。むしろ、こんなに長時間PCを使っているのに全然肩が凝らないな〜と不思議に思っていたくらいだった。

いやいや。
不調を感じていたら「こんなのやってられない」と思ったから、私の身体は感じること・脳へ伝達することを一時停止していただけだったのだ。サバイブするために。
そしてこのサバイブモードは、学校や職場という環境で自分がずっと、本当にずうっと、オンにしてきた機能だと気がつく。だから私は何をやっていても、「何も感じない」から、すべて他人事のようにしか思えないんだな、と。もちろん自分がやっているのだから、自分のエッセンスは染み出している、と思う。それはわかる、頭では。でも、ちっとも実感がない。

これはいかん。
そしてこれは自分がいま取り組むべき最大第一優先タスクだ。
仕事風に言うと、ね。

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