いつも温かいシャワーが浴びられるのアタリマエだと思ってませんか?

はい、なんか新聞に載ってる哲学記事みたいなタイトルになってますが
まさに今回はそのまま、つい先日自分の身の回りに起きた

『アタリマエ』

について考えさせられた事件について話していこうと思います。

この記事を読んでいただいている皆さんも、
日々身の回りにあるこの『アタリマエ』をイメージしながらぜひ読んでみてください😌

ポーカーの大会でマニラに行ってました


先週から直近の月曜にかけて、ポーカーのアジア大会でフィリピンのマニラまで行ってきました!

行く前から治安が悪いという話は聞いてて、それこそ割とガチ目のテンションで親にマニラ行きを止められるくらいでした。笑

実際行ってみると治安はそこまで気にならず、
敢えていうならカジノホテルに入る際に

・一通り荷物はX線検査される
・入り口付近に麻薬犬のようなゴツいドーベルマンが3,4匹いる
・入り口の警備の人は基本ライフル銃を持ってる

くらいでした(いや十分恐ろしすぎる)

ただまぁ実際のところ、上記も抑止力的な意味合いが強くて
ホテル周辺で何か身の危険を感じるようなことはなく、今無事にこうして帰国してnoteを書いているワケですね😌

(ちなみにポーカーは50万くらい負けてます、もう探さないでください🥺)

と、まぁ事前に想定していたよりは快適なマニラだったんですが
一つだけ重大な問題があったんです…🇵🇭

泊まったのはカジノホテル…ではなくその隣にあるアパートメントホテルでした。
カジノホテルが超高級リゾートホテルで、1泊3〜4万するのでとても1週間も泊まれるものじゃなく
一抹の不安がありつつも、1泊1万円程度のアパートメントホテルに。

ホテルにいざついて、まずは旅の汗を流すかってシャワーに入ってみると…

『あれ?温水の方に捻っても全然シャワーが温かくならない…』

そうなんです。
調べても調べても、温水のシャワーが出ないんです。

あれ?故障かな?と思いつつ調べてみると衝撃の事実が…

そう、なんとフィリピンじゃ温水シャワーが出ないのが普通とのこと🥺🥺🥺

いや、いつも暑いため特に問題ないってなんやねん…。
東南アジアあるあるですが、
ホテルや施設内はむしろ冷房が効きすぎて寒いくらいです。

それなのに

『いつも暑いので冷水シャワーのみで特に問題ありません!!!』

ってそりゃないぜと。

※ちなみに嘘みたいで本当の話ですが、フィリピンなんかよりも日本の東京の方がよっぽど暑いです。

冷水シャワーの辛さに耐えられず、
普段は1日2回浴びるシャワーをフィリピン滞在中は1回に減らして

「滝行してきます」

と言いながら、毎朝シャワーを浴びる生活をしてましたとさ。


温水シャワーが出るのって当たり前なの??


こんなの言うまでもなくて、日本じゃ当たり前ですよね。

冷水シャワーしか出ないのって引越し直後でガスが開通してないか、ガス料金を滞納してガスを止められた場合くらいです
(東大の友達が一回ガス料金滞納でこれ喰らって、自分の家にシャワーを借りにきたことあります🥺)

でもこの「温水シャワーが出るのが当たり前」って

『日本で生活する平常時は』という前提つき

って話なんです。

それがフィリピンに行けば当たり前じゃなくなる。
日本に居たって災害時には当たり前じゃなくなる。
かつては日本でも当たり前じゃない時代があった。

という感じで、自分たちが感じている『当たり前』って
あくまで今自分たちがいる環境が前提になってます。

何かしらの要因で環境が変われば、当たり前じゃなくなることもあるんですね。


こんな道徳の教科書みたいな話
言われなくてもわかってる綺麗事な感じもしますが

意外と蔑ろにもできないな、というのを最近ポーカーで
よく海外に行くようになって感じます。

そしてこれって別に日本にいる/海外に行くみたいな話だけじゃなくて
日々の細かい仕事レベルにも出てき得る差異なんだと思います。

最後にちょっとだけ自分の日々の仕事に当てはめて考えてみます。


仕事の価値は「当たり前」のギャップにある


自分の仕事はLINEを中心としたWebマーケティングのコンサルや
セールスライティングなんかですが、当然この仕事をしていると
まさにそれこそ当たり前になることはたくさんあります。

例を挙げれば

・リストマーケティングは全体像を先に整える必要がある

・ライティングは必ず読み手中心で話を展開していく必要がある

・SNS経由と広告経由じゃ伝えるべき情報はまるっきり違う

みたいなこんな感じですよね。

で、こういうのって自分からすれば超当たり前で
今更言うことでもないんですが
これって別にクライアントからしてみれば当たり前でもなんでもないです。

・リストマーケティングは全体像を先に整える必要がある
→「え?とりあえずLINE導入したらなんとかなるもんじゃないの?」

・ライティングは必ず読み手中心で話を展開していく必要がある
→「商品の強みを順番に伝えていけばいいんじゃないの?」

・SNS経由と広告経由じゃ伝えるべき情報はまるっきり違う
→「一回集客しちゃったらどれも同じじゃないの?」

みたいな感じで、ここに大きなギャップがあります。

このギャップこそが大きな価値でありビジネスチャンスでもあるワケです。

自分にとっては当たり前なことで、簡単にできてしまう。
クライアントにとっては当たり前じゃなくて、時間をかけても難しい。

このギャップがあるからこそ、クライアントはお金を払ってでも
自分にその仕事を依頼してくれるわけです。


逆に言えば、自分はデザイン性のある仕事や黙々と作業をする仕事が大の苦手です🥺

動画編集+サムネを作成

なんて苦行でしかないワケです🥺笑

他の人がやるよりも時間は掛かるくせにミスは多くなる。
その上で自分自身も精神的なストレスを感じてしまう。

でも一方で、これが当たり前のように得意で
何のストレスもなくサラッとこなしてしまう人がいる。

だから逆に自分はその方達にお金を払って
デザイン作成や動画編集を依頼しているワケです。

そもそも人間生まれつきの性格や得意不得意は絶対にあって

「これが得意なのが当たり前」

「これが苦手なのが当たり前」

ってのは人によってまるっきり違います。

だからこそ

自分が得意なことは他人の分も請け負って
自分が不得意なことは他人に任せてしまう

これこそがビジネスの基本的な仕組みです。
(特に局所的な業務を行うフリーランスは顕著ですね)


自分にとっての当たり前と
他人にとっての当たり前

この二つによく注目しながら
自分が最も価値を出せる領域で活躍していきましょう🔥


と、完全思いつきで書いたマニラ冷水シャワー被害報告を
何とかうまいことビジネスの話に丸め込んだところで今日はここまで😌

(おわり)

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