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2023年の振り返りと2024年の軽い抱負

記事を書き始めるタイミングですでに1月も8日になってしまいましたが、仕事始めの前に振り返りをせねばと鞭を打って書きます。

福岡に移住した

生まれてから東京・神奈川でしか住んだことがなかった自分が家族で福岡に移住しました。西新という海にも中心部にも近い駅に住んでいます。

移住した理由は記事に詳しく書いてありますが、3行で説明するとこの通りです。

  • 昔から地方(=東京近郊以外)に故郷を持つことに羨ましさを感じている自分がいた

  • 福岡なら仕事も生活もレベルを下げずに移住できると感じた

  • 妻が自分の考えを尊重してくれた

  • だから移住した(4行目)

結果的には今の生活に大満足しています。 利便性は変わりません。家賃は3分の2に下がって広さは2分の3に増えました。会社まで自転車orバスで座って通勤し、満員電車に乗ることがなくなりました。食べ物が美味しいです(ガチ)。食べ物に関してはお店レベルの中央値が明らかに東京よりも高く、そのうち別のポストにまとめたいです。

友人知人との物理的距離は離れてしまいましたが、友人知人関係に真剣に向き合うようになったのは思わぬ学びでした。たまに帰京するタイミングで会える人数は限られています。必然的に自分にとって大事なつながりを見つめ直すことにつながりました。

ブレインパッドを辞めた

新卒から6年過ごしたブレインパッドを辞めました。

大学で統計学に出会いデータサイエンティストを志したのですが。当時新卒でデータサイエンティスト採用しているところは日系大手の研究所ばかりで、学士卒で論文も書いたことが無いような自分が入れるところはほとんどありませんでした。そんな自分に活躍の場を与えてくれたブレインパッドには感謝しかありません。

ブレンパッドで得た最も大きな資産は「あたりまえに本質に向き合う姿勢」です。 事実、世の中には本質に向き合っていない事柄で溢れています。それに流されず本質に向き合うことができる社員が集まっているブレインパッドだからこそ価値があるのだと思っています。

昔から「まじめだね」と言われてきた自分が嫌でしたが、今思えば性格にフィットする会社だったからこそ、6年間辞めたいと思うことなく続けられたのかもしれません。

辞めた理由は会社ではなく自分起因です。移住も大きい理由ですが、もう一つ大きい理由に「受託企業にいるだけではデータ活用の本当のプロになれない」と思っているからです。データ分析はツールですが、データ活用は文化に近いものだと思っています。内部の人間としてそれをできるようにならないと「データ活用できます!」と胸を張って言えないと自分は思っています。

みんなの銀行に転職した

9月から株式会社みんなの銀行と言う会社に入社しました。まさか自分が銀行で働くことになるとは思いもしなかったのでびっくりです。職種はデータサイエンティストですが、まだ人数も少ないのでデータにまつわる色々に関わることになりそうです。

みんなの銀行は2021年に開業した、ふくおかフィナンシャルグループ傘下のデジタルバンクです。既存のネット銀行はリアル支店の業務プロセスをネットで取引できるようにした銀行ですが、デジタルバンクは業務プロセスを見直してゼロベースで銀行を作り上げている点が大きな違いです。特に変革を起こしづらい銀行の企業風土の中で、なぜこのような銀行を作ることができたか以下書籍で書かれているので、興味がある人はぜひ読んでみてください。

福岡に本社があり、自分が本当にいいと思える事業をしている会社」を条件に転職活動をしていました。実はデータサイエンティストに限定せずに転職活動をしていたのですが、想像していたよりも福岡にデータ関連職種の募集は少なかったです。データ専門職種の採用ではなく、情シスなどのIT関連部署がデータも扱っている会社がほとんどでした。日本のデータ活用を推進するブレインパッドで働いていた人間としては少し寂しい気持ちになったのは正直な気持ちです。

自分を正当化するために言うわけではありませんが、ブレインパッドのような会社がデータ人材を輩出し、事業会社でデータの部署を育てていくことは大きな価値があると感じました

みんなの銀行を知る前の銀行に対する正直な印象は「何も期待することはないただの箱」でした。しかし、みんなの銀行を使えば感じると思うのですが、ユーザーがプロアクティブかつポジティブにお金に向き合いたくなるようなUXで作られています。これに感動してこの事業にコミットしたいと感じ、面接をする中で社内の風土ともマッチしそうと感じて入社を決めました。

入社後のことを書くと長くなるので別にしたいと思いますが、バリバリ銀行の営業マンで出向してきている人と働いたりとこれまでの環境では交わることがなかった多様性に刺激を受けながら働いています。早く実績を作って社外登壇などし「藤田も福岡で頑張ってるらしいぞ」を届けられるように頑張ります。

第二子の妊娠が発覚した

10月に第2子の妊娠が発覚しました。出産予定日は2024年6月です。

第一子の妊娠時と大きく違うことは「感情的に」おなかの子優先ではなく、今いる第一子を優先の気持ちになっていることです。もちろん予定日が近づいてきたら気持ちも変わると思いますが、とにかく今は第一子と妻が心身ともに健康過ごすことが最重要で、お腹の子への気持ちは二の次になっています。

お腹の子にとっては失礼?に値するかもしれませんが、客観的に見た自分の感情として、大事な事だと思っているので書き留めました。どちらにせよ生まれたら全力で愛情を注いでいくことには変わらないので。

車を買った


第二子ができたことで、「車必要じゃね」論争が突如湧き上がり車を買いました。車種はスズキのソリオで1月中に納車予定です。

元々車いらなくね派としてカーシェア勢でした。福岡でも特に不便なく暮らしてきましたが、2人目ができた事で夫婦の会話で「お腹大きくなったら自転車乗れなくね」「生まれてからもしばらく自転車乗せられないじゃん、毎回タクシー?」「カーシェアの時チャイルドシート毎回2つ設置するのしんどくない?」「あれ、車買った方がよくない?」という会話の流れで車を買うことになりました。福岡だからではなく、東京に住んでいても同じ流れになったと思います。

元々車に興味はありませんでしたが、調べ始めると楽しくてしょうがなく毎日車のYouTubeをみています。まさに男の子キラー。納車が楽しみです。


金髪にした

前職の有給消化期間が2ヶ月あったので人生で初めて髪を染めた。しかも金髪。
辞めた後に写真が前職に出回りいかついと評判だったらしい。子供には人気が出たんだけどなぁ。

母校の甲子園優勝を目撃した

母校が甲子園に出るだけでも珍しいのに決勝進出したとのことで、居ても立ってもいられずチケット戦争を勝ち抜き甲子園に応援しに行った。有休消化中だったのも幸いした。
結果的に母校の甲子園優勝を目撃することができ、貴重な体験をさせてもらった後輩たちには感謝しかない。

反省と抱負

振り返ってみると2023年は大きく環境を変える年になりましたが、環境を変えること集中しており、中身が薄かったように感じます。2024年は新しい環境で仕事もプライベートも中身を充実させていきたいです。

仕事面としては文化としてのデータ活用の勘所を経験として掴んで、会社の成長に寄与していければと思います。

プライベートとしてはうまくいけば2人目ができ、第一子も2歳になるということで、我が家の教育体制を整えていきたいと思います。

今年は20代最後の年になります。40代をどう過ごしたいかを考えることに時間を使っていき、バリバリの30代に備えたいです。

長文お付き合いいただき、ありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

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