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#1 【オランダ留学記】「ざわざわ」を言語化する。~自己紹介~ 

みなさん初めまして!
大学3年のこの夏から、1年間の海外留学を始めました。行先はオランダ
このnoteにて定期的に、つらつらと感じたこと、学んだことを記していこうと思います。

実はこの初回の投稿を書いている時点ですでに到着から1週間が経過しています。「はやく書かねば…」と思っているうちに先延ばしになってしまうのですね…これからコンスタントに投稿できればと思います。

自己紹介

・長野県出身
・経済学部3年生(22歳)
・人生初海外が今回の留学
・趣味:スポーツ観戦,寄席通い(落語、講談)

かれこれ22年、一度も日本から出たことのない僕がなぜ留学を志したのか、このへんの経緯は追って記事にしようと思います。

ちなみに、ここ数年で一番熱い趣味は寄席に行くことです。もともと神田伯山師匠のラジオをよく聴いていたのですが、「この人の講談を一度聴いてみたい」と思いはじめ、新宿末広亭に初めて足を運んだのが2021年の12月中席だったと思います。以来、月に一度は都内の定席に足を運び、お気に入りの師匠や先生を増やす日々を送っていました。

出国時の成田空港にて。
国際便の便数や客数が徐々に増えているとはいえ、いまだに空港内の多くのお店が休業状態。
飲食店は多くが短縮営業を行っており、17時の時点でさえ開いていた飲食店は3店だけでした。



僕がnoteを始める理由

留学前からいくつものnote記事を読んでいた僕にとっては、noteというプラットフォームはとても馴染み深く感じています。特にオードリー若林さんのエッセイは楽しく拝読しています。

僕がnote投稿を始めようと思ったのは、

留学中に感じたことを新鮮なうちに発信したい

ということからです。

みなさんは日常どんな瞬間に胸の「ざわざわ」を感じますか?

風鈴のやわらかい音に、虚構にも近い夏の涼しさを感じたり。
秋の乾いた風に、夏の終わりと一抹の寂しさを感じたり。

見るもの、触れるものと一緒に、何かを感じる瞬間は少なくないと思いますが、そこで心が動く瞬間はそう多くはないのではないでしょうか。

「ざわざわ」とは我ながら変なオノマトペだとは思いますが、まさに僕がこのnoteで発信したいことは、そんな日常の瞬間なのです。

人は忘れっぽい生き物なので、初めは新鮮に感じたことも次第に慣れてしまい、次第には「何が目新しいのか」すら忘れてしまう。そんな経験を何回もしてきました。

例えば、人生で初めて引っ越しをした際、初めて目にした川沿いの桜並木も、1時間に何本も来る電車の便利さも、爪を立てて瓶のふたを開けなくてもいい給食の紙パックの牛乳も、あるいは長い友達とのお別れさえも、月日が経つとその目新しさも忘れて、まるでその前からそうであったかのような感覚に陥ってしまう。でもそれぞれに出会った瞬間には、不安や高揚感や驚きやショックといった、こころの「ざわざわ」が確かにあったのです。

「ざわざわ」とは、僕にとっては自らの生を感じる瞬間なのです。

だからこそ、悲しい哉、いつの間にか忘却の彼方に葬られてしまうこの心の動きを言語化したい、と考えるようになりました。この1年間を自分にとって必要であった1年間にするために。

アムステルダム・スキポール空港。
一時期は空港内の人員不足と客数の増加によって混乱に陥っていた同空港ですが、
私の場合は並んで15分ほどで入国審査が終わりました。
預入荷物もすぐに出てきて一安心。



おわりに

留学は否が応でも身の回りの環境が変わり、見るものも変わるものですが、それをどのように捉えたのか、そこで何を感じたのか、心に刻むために、言語化する機会を自分で設けたい。このnoteでの投稿がその一つ一つとしてあり続け、誰かに見守り応援してもらえると、書き手としてこの上ない喜びです。

ご覧いただきありがとうございました。


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