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終わってしまう暇な日々

オーストラリアのAdelaideでは注意喚起が出るほどの猛暑日が3日続いた。
最高気温は順に38℃、38℃、37℃。
20時くらいに日が沈んで暗くなっても30℃と、地獄の日々が続きました

私の家は非常に賃料が安く、一週間で175ドル。しかもオウンルール(1人部屋)。
シティへもエアポートもビーチも自転車、少し頑張れば徒歩で行けるほどの距離です。
このアクセスの良さで175ドルは非常に魅力的なのですが、エアコンがない。
今までは日中は基本職場にいることが多かったので職場のエアコンで涼めていたのですが、セカンドビザが始まりまだ仕事が始まっていない状況なので近くの図書館やカフェに逃げるほかありませんでした。

地獄の三日間

初日(土曜日)

3日連続の猛暑日初日、土曜日ということもありカフェ・図書館を渡り歩きどうにか耐えられました。

2日目(日曜日)

オーストラリアでは日曜日に営業しているカフェや図書館は少なく、私の家の近くにある施設はほとんどが閉店。
シティに行けば開店している店もあるのですが、38℃の炎天下でシティに行ける気力はなく、数時間に一回冷水シャワーを浴びて何とかしのぎました。

3日目(祝日)

この日はなんとAdelaide Cup Dayという祝日。一体何を祝う日なのやら。
日曜日同様近くのカフェや図書館は休みで、一日中家にいる選択肢しかなく、エアコンのない室内でシェアメイトと談笑したりネットサフィンしたり。できるだけ体を動かさないようにしながら過ごしました。

猛暑日に汗をかかないコツを見つける

夜になっても30℃と非常に寝苦しい3日間を乗り越え、雪国出身の私でも汗をできるだけかかないコツを見つけました。
それは「筋肉を使わないこと」。
料理をしたり洗濯をしたりはもってのほか、歩いたり寝そべりながらスマホを使うだけでも筋肉を使い体が熱くなるので、とにかく動かない。
私はベッドの上で、プロジェクターでYouTubeを見たり、音楽を聴いたりして微動だにしない時間を過ごして耐えました。

忙しい日々が始まる予感

私を苦しめたのは暑さだけではなく、特にやることのない暇な日々も襲い掛かります。
オーストラリアワーキングホリデー2年目、新しい仕事探しをしています。いわゆるニート状態。
明日、新しい仕事の面接を控えており今はそこにすべてをかけている状況です。
今、世界中から多くの移民が流れてきているオーストラリア。仕事探しも楽ではありません。
何十件も履歴書を送り、ようやくいただけた明日のチャンス。
ここで働けることが確定したわけではないので、本来なら引き続き履歴書配りを続けるべきですが、面接の機会をもらえた安心感からか、一気にやる気がなくなりました(明日の面接で決まらなければ、もちろんまた仕事探しをやり直すつもり)。

その面接の予定が決まったのが先週の水曜日なので、約一週間特にやることのない日が続きました。
(先週はイベントのスタッフとしてカフェでオーダーを取る仕事を丸一週間もらっていたが、週の後半は特に仕事がなかったらしくシフトに入れてもらえなかった。)

こうも暇な日が続くと、仕事嫌いな私でも働きたくなるのが不思議です。
明日の面接で仕事を決めて、週4日一生懸命働き、残りの休日でフリーランスの勉強。私のセカンドビザはこれが理想の生活スタイル。
忙しい日々が続きそうな予感がしますが、この退屈な日々に比べると充実した生活になりそうです。
ちなみにフリーランススクールの説明も明日受ける。

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