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ワーホリ貯金100万円達成

日本人出稼ぎ時代。
私が小学生の頃は外国人が出稼ぎに日本に来たり、日本人が爆買いのために中国に行くなどのニュースは日常茶飯事でした。
ただ今や日本人が海外に出稼ぎに行く時代。
GDPも中国・ドイツに抜かれ4位に。インドに抜かれるのも遠い未来ではないかもしれません。

私がオーストラリアに来た2023年の2月、ちょうど出稼ぎワーホリが流行りだした頃でした。まさに流行りだしたタイミングで出発したので私は仕事探しに苦労することはありませんでしたが、今や日本だけでなく世界中からオーストラリアに移民が流れ込んできています。

その目的は出稼ぎ。
もちろんワーキング'ホリデー'というくらいなのでホリデー目的で来ている人も少なくはないですが、オーストラリアの最低賃金は世界一位。
日本で正社員で働くよりもオーストラリアでバイトをしていた方が稼げてしまうのが現実です。

本当に稼げるのか

結論から言うと、稼げます。仕事さえ見つけられれば。
実際に私は1年オーストラリアで働いて(正確に言えば6~7月は仕事の切り替えタイミングでほとんど仕事をしていない)、100万円以上貯められました。
私がオーストラリアに来てからこれまでに就いた仕事は以下2つ。

ファームジョブ(Tolga)

オーストラリアに来て最初の仕事はファームジョブ。農業です。
オーストラリアのワーキングホリデービザは本来は1年で期限が切れるのですが、一定の期間指定された地域の指定された職種に就くことで最大3年まで滞在期間を延ばすことが出来ます。
私がファームジョブに就いたのは2年目のビザ、セカンドビザを獲得するためです。丁度先月(2024年2月)からセカンドビザを利用してオーストラリアに滞在しています。

ここでの時給は26ドル。3か月以上働いたら27ドルに昇給しました。

ファームジョブにしては高くはない時給だと思います。アデレードに移動してから出会った友達は時給29ドルや30ドル、それ以上だった人も少なくないです。
それに歩合制のファームもあるようで、体力に自信がある人は歩合制の方がいいと思います。
私はとりあえずファームの仕事についてビザの延長が出来ればOKだったので、ここで働きました。

ジャパニーズレストラン(Adelaid)

ファームジョブを終えてAdelaideというオーストラリア5番目の都市に移動。
そこでジャパニーズレストランの仕事をさせてもらえることになりました。
希望はローカルのレストランやカフェだったのですが、ほとんど経験がない私には厳しく、比較的日本人が雇ってもらいやすいジャパニーズレストランで働くことに。
ここではフルタイム雇用(日本でいう正社員)として働いていたので週40時間ほど働いていました。
時給は24ドル。
アジアンレストランあるあるかもしれませんが時給はよくないです。
最低時給すら払っていないところもざらなので、マシな方です。
24ドル×40時間=960ドルが週の給料でした(オーストラリアは週払いが多い)。
そこから税金が引かれるので手取りで大体週810ドルほど。
月に手取りで32万円ほどでした。

フルタイムということで安定して一定時間働けたのは有難かったです。
私の貯金は大体この仕事でためたものです。

結論、稼げる

私はワーホリで100万円は貯めたいと思っていたので、一旦目標を達成できました。
レストランでフルタイム雇用してもらえたのが大きな理由だったかなと思います。
貯金とは別に毎月4.5万円(アメリカドル建て)投資もしていたので、100万円の貯金と50万円ほどの積み立て投資、という感じです。

正直節約はしていました。外食は高いので頻繁にしませんでしたし、レストランで余ったご飯を頂いたりしたので食費を抑えられたり。

ホリデーなのに仕事ばっかりなの?と思う方もいるかもしれませんが、仕事の切り替えタイミングでメルボルンやシドニーに旅行に行ったり、休日にグレートバリアリーフに行ったり、シティ内のカフェ巡りや友達とご飯に行ったりと色々な経験も出来た、かなり充実した一年だったなと思います。

グリーンアイランド
夕焼け
ほぼ毎週やってたBBQ

オーストラリアの自然や文化に触れながら、貯金も出来て最高の1年でした。

過去1辛かった1年

遊びまくって、お金もたまって、ワーキングホリデー最高じゃんと思うかもしれませんが、冒頭で言ったように仕事さえ見つけられれば楽しいオージーライフが待っているのかなと思います。
今はかなりの人がこの国に流れ込んで来ているので、求職者が溢れています。
英語を話せることはアドバンテージにはなりません。話せて当たり前、その中でどのような職歴があるのか。
また、今までとは全く違った環境に飛び込み、人生のほとんどがリセットされる感覚です。
友達なし仕事なし家なし、という状況になることもありました。
Adelaideに来た時は、履歴書を配り歩き、家ではオンラインで求人情報を確認し、本当に仕事が見つかるのか不安の毎日でした。
今思えば私の人生で過去1辛い時期だったと思います。

でも最高の1年

ただその最悪な経験を乗り越えたからこそ得られた最高の人生経験だったと思います。
ファームやレストランでの経験、英語力の向上、貯金、多くのものを得られました。
それだけでなく、自分に自信がついたと思います。
知らない土地で異なる価値観を持つ人たちと交流し、家・仕事を見つけて普通に生活していく。
これまでに経験したことのなかった大きな壁を乗り越えられたと思っています。
ここで得られた経験がフリーランスへの挑戦に導いてくれたと思っています。

後悔ゼロ

後半はメインテーマの貯金の話からかなり逸れましたが、ワーキングホリデーの挑戦は私にとって後悔なし、最高の選択だったと思っています。
ワーキングが目的だろうが、ホリデーが目的だろうが、個人的にオーストラリアのワーキングホリデーはおすすめです。

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