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子どもとの向き合いかた

こちらも前回に続き
子育ての悩みのひとつとして
たくさんの親御さんが
抱えてある悩みになります



実際わたしが
子どもと向きあってきた
経験を通して
お話を進めたいとおもいます



わたしは
現在大学生娘と
高校生双子の息子を子育て中の
シングルマザーです


まず初めに
お伝えしたい事として
お子さまを育てる中で
【人の子どもと比べない】優劣より個性を尊重
【世間体を気にしない】子どもの視点を尊重
【自分の子ども卑下しない】否定より肯定
【兄弟と比べない】同じようにではなく一人づつ尊重



目の前にいる
あなたのお子さまだけを見て
愛してあげてください



向き合いかたの結論にもなりますが
親からのブレない
愛情
信頼
尊重
肯定
はその子の可能性を無限にします




この言葉をお伝えした意味は

「他の子に比べて
  うちの子は…」
「お兄ちゃんはできるのに!」


この言葉たちを
意外と多くの親御さんから
耳にするからです




あなたのお子さまが
人からみてどうであれ

親であるあなただけは
何があっても
愛して肯定してあげて欲しいのです




ここで
わたしの子育ての経験を
お話しますね



私には長女と
双子の息子がいますが
今回は双子の息子のお話をします



発達障害を含めたお話となりますが
発達障害をもつお子さまを
育てているかたや

発達障害に限らず
子どもを育てるうえでの
向き合いかたは同じになるので
すこしでも参考になれば
嬉しくおもいます




三歳のときの
三歳児健診で
目の動きの異常から
総合病院へ紹介状をいただきました

総合病院で
様々な検査を受けたうえで
2人とも
発達障害の診断を受けました


今では
発達障害という言葉は
誰もが耳にしたことがあるとおもいます

発達障害は
大きく分けて3つ

・自閉症 ASD(自閉症スペクトラム症)
  ことばの発達の遅れ
  コミニケーション障害(人間関係・社会性)
  こだわりが強い


  ・ADHD(注意欠如多動症)
    じっと席に座っていられず
    動き回る多動性

    場所や場面に関係なく
    おしゃべりを辞められない
    話を集中して聴くことができない
    順番を待てないなどの    
    注意欠陥性


・LD(学習障害)
  読むこと・理解すること・書くことが困難
  計算をすること・理解が困難



※グレーゾーン
発達障害の特性があるが
診断基準を満たさない状態であること



発達障害の診断を受けたとき
率直に
「この子達の個性を大切にしながら
  どう大切にしたらいいかを知ることができ
  深く寄り添った子育てができる」
と感じました



ひとり ひとり個性が違っても
一般的な子育て
その環境による(学校など)統一された子育て
により
" 同じように育てよう "
とする傾向があります




もちろん
集団での
マナーやルール
協調性は大切になりますが

一個人をみたとき
その子だけの育てかた
はあるとおもうのです



話は戻しますね
双子の息子は同時に
保育園に0歳から入園しました



保育園で見られた
" 個性 " とは

色の識別ができず
肌を黒く塗るなどをして
絵を描くなど

塗るべき色に対して
すべて異なった色を
塗っていました



色と名前が一致できない
白は?というと
黒を指さしたりします


このときに私がしたことは
" 絵を褒める "


色の違いを否定せずに
「この色だともっと良いかも!」
と強制ではなく
その子のペースを見ながら
少しづつ正解に導きました



正解通りもいいけれど
固定概念に囚われないことで
自由に塗れることは
素晴らしい芸術だと
一個人の意見としてはありますが。




発達障害の診断を受けたとき
医師におすすめされた " 療養 "
にも小学1年生になるまで
通わせていました


療養とは
障害・またはその可能性があるお子さまに
発達の状態などに応じて
将来の自立と社会参加を目指した
支援をすること



療育(発達支援)は
児童発達支援センター
児童発達支援事業所があります

幼児(0~6歳)のお子さまが対象
集団や個別での支援が受けられます



何クラスかに分かれ
集団で遊ぶ
親子で遊ぶ
などをします



療養を通して感じたことは

つまずきやすい所
ずば抜けて得意とする所
言葉の発達
人との関わりかた
苦手だけど努力したいとおもっている場面



親として
どこを伸ばし
どこをサポートしてあげたらいいか
視覚的に捉えることができました


そのあとに
同じ発達障害のお子さまを育てる
親御さんの悩みや考えを聴くこともでき
参考になる意見もたくさん貰えました




発達障害がある場合
とくに
興味のあることへの " 集中力 " が高く
ずば抜けて得意なこと
があったりするんです



うちの子の場合
手先が器用で
ぬいぐるみを縫う
プラモデルを綺麗に組み立てる
絵を完璧なほど真似て書く
料理が得意
などたくさんの長所を見つけました



小学校にあがると
住まいの発達障害センターにて
知能テストを行いました



双子の長男は
言語性LD疑い

視覚認知は優位
視覚的な情報を伴う指示のほうが理解しやすい

言語指示の細部まで注意深く聞くことや
指示の意味や意図の読みとりが難しい
など




次男の場合は
精神遅滞(グレーゾーン)
対人面は人懐っこく表情も
ニコニコしていることが多い

言語力より視覚的認知力のほうが優れている

応答姿勢が身についており、
興味をもって課題に取り組める
情緒面はやや幼さがみられる
など
専門家の意見を聴けることで
子どものことを
さらに深く知ることができました




障害の有無に限らず
" 深く知る " ことは
子どもを大切にできる
関わりかた
伸ばしかた
褒めかた
伝わるような伝えかた
がわかるようになります




双子の息子は
小学校1年生から
一般の小学校内の特別支援学級に
入りました



少人数制で
先生と
1対1の関わりが増えるため
苦手なこと
得意なこと
課題点を先生と親でアプローチし
子どもと真正面から
向き合っていくことができました



一般的な
歯を磨く
服の着脱
お金を使って買い物が出来る
など
自分の身の回りのことは
全て自分でできていたので



勉強に対してだけ
わたし自身も
ひとりづつ
1対1で向き合いました



集中力はどのくらいもつのか?
→集中できる時間内に収める


どこでつまずきやすいのか?
→その子が理解できる、
  解きかたの説明をみつける

 
失敗したときにどう感じるのか?
→その不安を拭ってあげる言葉がけをする

など勉強ができるようになるには
様々な視点からの
アプローチが必要になります




時間はかかるけど(丁寧だから)
ひとつひとつの理解度は高く(聴く力がある)
やり遂げることができる(努力できる)
など
その子に合わせたスタイルが見えてきます
その中で
" 絶対に否定せず "
" ペースを急かさず "
寄り添いつづけました



目的は
" 自分でやり遂げる力をつける " こと

出来ないからダメではなく
出来ないなら
分からない理由をみつけ
解決まで導いてあげることで
過程も努力できるようになります

たくさんの成功体験を
積ませてあげて
自信をつけさせることが大切です



小学校5年生になる頃の診断では
ふたりとも学習障害による
知能の遅れを取り戻していました



知能テストの判断により
先生達には驚かれましたが
通常学級への完全移行が
ふたり同時に可能だと言われました




中々高学年になるほど
特別支援学級から通常学級に移行は
困難になります




ふたりに聴くと
たくさん友達が欲しいとのことで
5年生から通常学級へ完全移行しました




そこから
中学もふたりとも通常の学校に通い
高校受験も受かり一般の高校に入学
今では目標の大学に向けて
努力をしているふたりです



親が可能性を信じてあげれば
子どもは無限に可能性を拡げます




長くなりましたが
発達障害に関わらず

目の前の子どもを
親であるわたしがいつも絶対に信じ
たくさん愛情を伝え
否定することなく尊敬し
子どもの言葉を大切に聴き
失敗しても「頑張ったね!」と褒め
歩み寄りながら
親子で一緒に成長をしてきました


テストの点も
子どもを知ることで
きちんと伸ばせます





人と比べて遅いから
劣ってる訳ではなく
個性の違い
育つペースの違いだけで
子育てには正解はないのです🫶




あなたの理想の子育て・子どもの姿ではなく
今目の前にいる子どものもつ個性を
知ること
大切にすること
愛すること
という向き合いが
その子らしく生きていける育てかたに
繋がるのだとおもっています



また
食生活も子育てするうえで
とても とても大切になります


バランスの採れた食事が大切です


物価高の中で
きちんと満たされる食事を摂ることが
難しくなっているとはおもいますが

現代心の病が増えてる原因に
食生活の乱れ
体力の低下
タンパク質の不足
があがっています



うちの家では
朝はギリシャヨーグルトプレーンにフルーツ
息子たちには
違うものを作ることもあります



昼・夜は
ゆで卵
ブロッコリー
ササミ
ツナや鯖の缶詰
チーズ
高野豆腐
刺身
木綿豆腐
味噌汁
スープ
レタス
中心など



飲み物は
すべて無糖
お水
ルイボスティー(好きなだけ)
アールグレイ(好きなだけ)
ブラックコーヒー無糖
炭酸水
ゼロコーラカフェイン0

など
高タンパク低糖質の食生活で
家族の心身の健康も大切にしています



基本
小麦粉類は
たまーにタルトなどの
お菓子を焼くくらいでたべず
(息抜きにカフェや外食はあり)
麺類→はるさめやくずきりを使用する
など工夫をしています



もちろん
ガッツリ系を食べたがるときには
普通にハンバーグとか作りますが
メインはタンパク質にしています



この食生活を習慣にするメリットは
心身共に健康でいられる
肌や髪が綺麗になれる
太らない
少量でも満たされる
など良いことばかりです



お子さま
また御自身の心の安定にも繋がるので
習慣にするものを見直すことも大切です



また
逆にお子さまと向き合う中で
親御さんが
「イライラしてしまう」
ことに対しては
掘り下げていくことをおすすめします



例えば
「何度勉強しなさいって言ってもしない!」

そのイライラの解決策は
「勉強しなさい」を言わず
(言わなきゃ→しない→イライラになるから)
→繰り返し改善されないことには
  必ず理由があり
  視点を変える必要があります

 

まず
「なんで勉強しないのか?」
を聴いてあげることです


勉強についていけていない
時間との向き合いかたが苦手
優先順位を間違えている
など
理由が必ず見つかります



そこを
改善させてあげることが
大切になります


改善できるようになれば
あなたのイライラもなくなります



自分が出来てしまうことを
人も当たり前にできると捉えずに
" 相手ができないこと " を地道に
相手の言葉や考えを聴いて
解決させてあげることが大切なのです



" 子どもに伝わる "
伝えかたに変えることで
親御さんの言葉や想いが
届きやすくなるとおもいます



長くなりましたが
目の前の自分の子どもに集中して
子どものことを知り、理解し
否定せず
たくさん褒めて伸ばし
愛情を注いであげて欲しいとおもいます




あなたが
お子さまと向き合う時間が
幸せだと想えるようになれば
嬉しいなとおもいます🫶

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