話したい時

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と言ったのは私なのに。

かつていろんなSNSにたらたらと思いを書いていた時というのは、ひとりぼっちで、でもたのしくて、欲にまみれていたように思う。

話したい

きれいな景色を見せたい

一緒に食べたい

そう思える人がいる時は、その人にぶつけてしまう。

ぶつけ過ぎて嫌われるんじゃないかと落ち込む。

また言い過ぎたと落ち込む。

また夜更けに話してしまった。

これじゃメンヘラだ。

なんて考えて、落ち込む。

そうやって、いちいち落ち込む自分が嫌で、さらに落ち込む。

ひとりが好きなのか。

あの人に依存した後

ひとりでライブに行ったり

ひとりでティファニーで買い物したり

すごくすごく、ワクワクした。

忘れていた。

これが私だった、って思った。

36歳、独身、看護師。

いよいよ、すっかり、最近どうですか？なんて聞かれなくなった。

こう見えて、ズルズルに引きずってるんだ。

愛されたいんだ。

愛され方がわからなくて

自分さえ頑張れば

我慢すれば

あの人は戻ってくるんじゃないか

もうひと頑張り

なんてね　

幸せになることを許せなくて

結婚妊娠がいまいち気持ち悪くて

望んでないような気がしていて

でも誰が見てもわかる幸せが欲しくて

わかりやすい幸せが欲しくて

手っ取り早く幸せだと言いたくて

でもそんなの本当はいらなくて

よりどころが欲しいだけで

結局性欲だけな気もして

でも誰かのオンリーワンになりたい

そんなもやもやを抱えて時にはひとりで泣いてるんだ。

見せていないだけだ、バッキャロウ。

11月。

すぐに結果を見出さない方がいいらしい。

あの人はいつか、私に何かしらの結果を見せつけてくるのだろうか。