Kaho Nakano

現在オランダで生活をしている一児の母です。 オランダでの生活のこと、息子のこと、日々の料理のことを綴っていきます。

Kaho Nakano

現在オランダで生活をしている一児の母です。 オランダでの生活のこと、息子のこと、日々の料理のことを綴っていきます。

最近の記事

初めて作るオランダ料理

2024年8月31日にオランダに来て1周年を迎えた我が家では オランダ料理を作ってお祝いすることにした。 外食で食べることはあっても作ったことがなかったため 初めては1番好きなオランダ料理‘Erwtensoep(エルテンスープ)’を作ることにした。 エルテンスープとはオランダの家庭料理でエンドウ豆で作られたスープで、 豆の粒が見えなくなるほど煮詰め‘ドロッ’とした食感になるため 「飲む」というより「食べる」感じのスープである。 実際に食べた夫は「シチューみたい」と言っていた

    • 幸せの尺度

      オランダに来る前に2ヶ月間息子と2人で実家に帰省をしていた。 お昼寝明けに嬉しそうにおやつを食べる息子を見て、私の母が 「○○くん、幸せやね〜。そういうのを幸せって言うんよ。」と まだ‘幸せ’という言葉をあまり聞いたことも、もちろん理解もできていない2歳の息子に伝えていた。 人によって‘幸せ’と感じる尺度はそれぞれだと思う。 だけれど、日々のちょっとしたことでも‘幸せ’と感じることができれば、人生の幸福度はものすごく上がるのでは?と、2人のやり取りを見ていて思った。 そ

      • 海外でもおいしい七草粥が作れる

        息子が生まれて大事にするようになった日本の四季折々の文化。 海外で生活をするようになって、その気持ちは尚更強くなり、できる範囲で日本の文化も大事にし、息子にも理解していってほしいと思う。 1月7日に無病息災を祈って食す七草粥も息子が生まれてから毎年作るようになったもので、今年も家族で食べることができた。 といっても、オランダに春の七草のセットなどは当然売っていないため、海外で生活している日本の方はみんなどうしているんだろうと調べたところ、七草がそれぞれ何科の植物なのか調べ

        • おせちキロク

          日本にいる時は、年末年始は基本的に実家に帰省をしていたため、これまでお節を作ったことがなかったが、今年はオランダで過ごしたため、初めてお節作りにチャレンジした。 といっても本格的なお節を作っても夫と3歳の息子は苦手なものが多く、ほぼ食べないだろうなと思い、せっかくならみんなでおいしく食べたいなと‘ 和洋混合自己流お節 ’を作ることにした。 まず初めに、そもそもお節料理とはどういうものなのかを調べてみると、 一般的なお節は以下の5種類の料理で構成されているとのこと。 なる

          毎日3回満たされる

          同世代の女性であればおそらく誰もが知っているであろうレシピ本「作ってあげたい彼ごはん」の著者SHIORIさんのオンライン料理教室L’atelier de SHIORI Onlineを受講しだして約2年。 料理をすることが生きがいになった私。 料理好きの両親の影響もあり、もともと料理は好きだったが、レッスンを受講するまでは毎日の献立を考えることが億劫だったし、仕事で帰宅が遅いと作る気にもなれずスーパーのお惣菜やコンビニ弁当で済ませることも多かった。 (もちろんスーパーやコンビ

          毎日3回満たされる

          息子と鯛がくれたもの

          2023年8月31日にオランダに来てから3ヶ月半が経過。 初めは英語で会話をする勇気がでずに、買い物も話す必要のないスーパーのみ、毎週金曜日に開催されるマーケットでは夫がいる時しか買い物はできず、もちろんカフェにも行けない、息子がアイスクリーム屋に行きたがっても買ってあげられない、そんな日々が続いた。 毎日毎日、2歳の息子と近所を散歩したり公園に行くのみの日々。 私の住んでいるAmstelveen(アムステルフェーン)はアムステルダムまでトラム(電車)で30分くらいのと

          息子と鯛がくれたもの