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#8 ドイツで妊娠・流産し、人生初手術した話

これは、私がドイツで妊娠し、9週で流産してしまったお話です。私の心の整理のために、書かせていただきます。トラウマ等がある方は、ぜひそっと記事を閉じてください。
今回の記事は、
・同じような経験をされて、不安を抱えている方
・ドイツでの産婦人科制度等を知りたい方(一例程度)

向けの記事です。

1 妊娠発覚

9月にドイツに来てから、ずっと体調が悪く、よく寝込んでいました。海外生活には慣れているつもりだったのですが、やはり、知らない土地で疲れているのかなとずっと思っていました(それもあったと思います)。ホームシックもあいまって、11月初めごろから、体調もメンタルもボロボロでした。ある日家族で役所での手続きがあり、車に乗っていた時、ものすごい吐き気に襲われました。(吐くのが苦手なので吐きませんでしたが)その吐き気には、すごく身に覚えがあって、つわりの時の吐き気そのものだったのです。生理はもともと不順だったのであまり疑っておらず、まさかな、と思いながら、妊娠検査薬をしてみると、即座にくっきりと「陽性!」😂パートナーに報告すると、とっても驚いていましたが、すぐに名前を考え始めてしまうくらい喜んでいました笑(性別なんてまだまだわからないのに)

2 心拍確認

すぐに近所の産婦人科医へ電話予約をしましたが、1番早く診察できるのが、1週間後と言われました。1週間は、妊娠しているのがわかったプラシーボか、すごく体調が悪くて、かなり寝たきりで、家事も育児も大半をパートナーがこなしてくれました。
やっとの検診日、ドイツの産婦人科、ドキドキしながら診察台へ。日本の診察台とは違い、自分でよじ登って、自分で降りなければいけません。椅子は自動で動かず、自分からあの体制になります笑
エコーをしながらお医者さんが、くすくす笑いながら、「双子よ」と教えてくれました👭
なぜか私は双子は遺伝だと思い込んでいたので「え、でもうちに他に双子はいません」と伝えると「一卵性だし、こればっかりは運命、遺伝とかあんまり関係ないよ」と言われました笑
また、2人ともチカチカちゃんと心臓が動いてるよ。とのこと。
もうこの診察後から、私の頭の中は、車どうしよう(5人乗りなので、チャイルドシートを3つつけられない)、今度の帰国は子ども3人連れて飛行機か…大丈夫かな?ベビーカー三つ子用(上の子もまだ乗る年頃なので)がいいのかな?そもそも、双子って出産前に入院するイメージ!私が入院したらパートナーが仕事中、上の子の面倒誰がみるの?と、パニック状態でした🤯
帰って早速パートナーに伝えると、ものすごく驚きながらも、もう一つ名前考えないと(一つはもう決めてたみたいです😂)ととても喜んでいました。

3 つわりが軽く?

診察から1週間は、相変わらずつわりが辛く、ずっと船酔いのような気分に、立ち上がると目の前がチカチカして、ふわふわ、おそらく貧血状態だったと思います。ただ、初回の診察から1週間だったくらいに、急に、貧血が良くなりました。急に立ち上がってもほとんどクラクラしなくなり、気持ち悪さも、いつも通り食べられないものの、かなり落ち着いてきました。あれ、今回のつわりのが前回より軽いななんて思っていました。
今思えば、もしかしたら、この時点で、赤ちゃんたちの成長が止まっていたのかもしれません。
(素人の見解です。実際にそのようなことがあるのかはわかりません。)

そして、前回の検診から2週間後の9週に、近所の産婦人科医で2回目の検診を受けました。とりあえず見てみようと、早速エコーをしてくれたのですが、先週は終始ニコニコしていた先生の顔が、真顔に。おしゃべりな先生が何も喋らないまま黙々と赤ちゃんの状態を見て、一言「心臓の動きが確認できないね
双子妊娠がわかってから、ネットでずっと検索しまくっていたので、一卵性の双子の妊娠に、流産率が高いこともわかっていました。なので、あぁ、そうかぁ。と妙に納得する自分がいました。一卵性の双子と言われて、調べていくうちに、2人とも元気に生まれてくるのは本当に奇跡に近いこと(もちろん単胎の出産も奇跡なのですが)であると、ネットで何度も見ていたからです。
でも、台を降りて、お話を聞く席についた瞬間、涙が出て止まりませんでした。
あんなに色々どうしようって不安だったのに、2人がいなくなっちゃうと思うと、悲しくて、苦しくて、申し訳なくて…
先生は「理解するのに時間がかかると思うし、心の準備ができてからでいいよ。でも体のために、手術をお勧めするよ。多分このままだと、ものすごく出血して、かなりの腹痛で、病院に運ばれることになると思う。小さい子もいるし、それが夜とかだと困るしね」と。
私自身も、翌週、パートナーがイギリス出張の予定もあり、休むと言いそうなのですが、できる限りそうしてほしくないとも思っていました。なので、紹介状を書いてもらいその足で手術のできる大きな病院へ行くことにしました。

4 総合病院へ

近所の産婦人科医で、紹介状を書いてもらうときに「これを持って○○病院に行ってね」といわれ、ドイツ語のできない私は「その病院、英語通じますか?」というと「英語で大丈夫よ!」と言われました。
すぐに総合病院へいき入口付近にあった「info」とかかれた場所へ行き「この紹介状もらったんだけどどうしたらいいですかー」ときくと、バーっとドイツ語で返事が来ました😂ドイツ語0のわたしは、「ソーリー、アイキャントスピークジャーマン。メイアイアスクユーインイングリッシュ?」というと、またバーっとドイツ語で返ってきて、オタオタしました笑
そうすると受付の方もやっと私がドイツ語話せないのをわかってくれたのか、あっちにいる私の同僚と話して!という感じでジェスチャーをしてくれました。ダンケシェン!と伝え、同僚の女性に話すと、英語で色々対応してくれて、中の待合室へ案内されました。
中の待合室では、保険の確認等をするのですが、そこの女性も英語で対応してくださいました。保険の確認後、順番が来たら呼ぶから待合室で待っててね、と言われて待っていました。
すると、誰かに名前を呼ばれたのでその人のところへ行くと(お医者さんぽい服装でした)、ドイツ語でバーっと何かを話してくださり、全然わからんと思って例のごとく「ソーリー、アイキャントスピークジャーマン。メイアイアスクユーインイングリッシュ?」というと、なんと!「ナイン!☹️(ノーという意味)」といわれ、またドイツ語でバーーーっと話されました。私の頭の中は真っ白。確かにドイツにいるのに、英語で話してほしいという私が失礼なのかもしれませんが、わからないのにドイツ語で話されても、何も進展しません。その間、3分くらい。一切わからないので、耳をよーくすませると「ハーベンジー(英語でdo you have)」というのが何回も出てきているのが聞こえてきて、紹介状を渡してみました。(正直、ノー!☹️と言われたことがショックすぎて、手に持っていた紹介状の存在を忘れていました笑)
私が渡した紹介状を読み終えるなり、なんと、流暢な英語で「今から5階の5Bという部屋へ行って、そこにいる看護師と話して、その後担当医への元へ案内します。その時にこれとこれと、これを渡して…」というようなことを言われました。
正直、英語がわからない人なら、私が悪いかなと思いましたが、こんなに流暢なのに、英語で話してほしいというお願いに、のー!と断言して、ドイツ語で話し続ける行為。ドイツに来て初めて、この人意地悪!と思いました😂英語じゃなくてもなんとかコミュニケーションをとれるようゆっくり話してくれるなど、配慮をしてくれても良かったのでは、と…(私も初めから英語でお願いしますと言ったからいけないかもしれません…)
そしておそらく流産の書類を見て哀れに思ったのか、急に英語を話してくれる。ありがたいけど、、、モヤモヤとしました。
その後も、5階、2階、1階と、3回も場所が変わり様々な説明、検査を受けました。受付は合計で6ヶ所、医師は合計3人と話をしました。医師は、はじめの人以外、みんな親切で、丁寧に説明をしてくださいました。全員英語で説明もしてくれました。懲りずに泣いてしまった私に、あなたのせいではなくて、自然に起こりうることなのよと、優しくさとしてくださり、とても心が救われました。
受付は、1ヶ所、3回くらい声をかけても(結構大きめの声でエンシューリグンと言いましたが…)無視された場所がありましたが、後は、すごく親切にしてくださいました。英語対応ができない場合は、わざわざ次の場所まで連れて行ってくれたりして、助かりました
あとは移動中に迷っていると2人くらいが声をかけてくれました。優しい人もとても多いです🥺❤️
でもあの意地悪は忘れません☹️笑


5 手術の時間を教えてくれる電話

月曜日に大きな病院を受診し、水曜日に手術をすることになりました。月曜日の時点で「水曜日の何時に病院に来るかはまだ決まってないから、明日(火曜日)にでんわするね」と言われました。
火曜日、朝からずっと携帯を握り締め電話を待っていました。また、英語が通じなかったらどうしよう。メールでって言おうかな?なんて考えているうちに、夕方の5時に…
あのー、手術の前日に当日来る時間電話してくるのに、確実にもうアフターファイブじゃね?と思い(救急病院なので24時間やってはいますが、事務の人とかはもうかえる時間じゃない?と笑)総合受付の電話に電話してみました。
ドイツ語で録音された「時間外なので緊急の場合は救急車でも呼んでね〜」というような音声(ドイツ語わからないので私の予想ですが112とか、アンビュランス的なことを言ってたので、おそらく)が流れて、終了笑
え、と思っていると、私の電話が鳴りました!
もしかしたら、電話番号間違えて書いちゃったのかなと不安だったので、一安心したのを覚えています。
ハローと出ると、ハロー、ドイツ語で、ばーーーーーーーっと何かを言われました。一切聞き取れず、申し訳ないなと思いながらも、ソーリー、英語でもいいですか?ときくと、またドイツ語で、ばーーーーーーー。またまた一切聞き取れませんでした🙄本当に申し訳なさそうに、ソーリー英語でお願いします。というと、なんか、もういいわ!的な感じでブチっと電話を切られました😂
いや、一切情報わからんかった!笑
それまでは翌日の手術に少し緊張してましたが、ここから、まだ明日の時間がわからないことに、イライラし始めました笑
その後、かかってきた番号に何度かけても、コールはするけど、一向にでず。なんとかして、その病院の婦人科直通電話を探し出し、そちらにもかけてみますが、コールはするけどでず。その後、メールアドレスも探し出し、総合のメールと、婦人科のメール両方に時間と場所教えてくださいのメールを送りましたが、そんな短時間ではもちろん返事も来ず。1時間おきに電話をかけてみましたが、夜9時を回っても、全然繋がりませんでした。
パートナーと話し合い、これはもう病院に直接行って聞くしかないか?と諦めかけたころ、日本人の方がまとめてくださっている、ドイツの産婦人科のWebページに、同じ病院の産科の電話番号が載っているのを見つけ、科は違うけど、一か八かでかけてみたら、1発で、しかもワンコールでつながりました😂
産科なので、お産の方の電話がある可能性があるからなのかな、と勝手に推測してますが、とても親切で優しい方が電話に出てくださり、流暢な英語で、別の科にもかかわらず、対応してくださいました。ただ、時間は担当医に確認しないとわからないので、折り返しますと言われ、この時点で、すでに疑心暗鬼になっていましたが、その方が親切だったので信じて折り返しを待つことに。
30分後くらいに、また別の方から電話がかかってきて、時間と場所を教えていただきました。その方は英語でお願いしますと伝えると、得意ではないといいながらも、わかりやすく「11時、あなたくる、2階、うけつけ!今、食べる、飲むOK、明日の朝、食べる、飲む、だめ!」と、端的に教えてくださいました。
別にスラスラではなくてもいいので、もっと早く誰か教えて欲しかった

親切な方もとても多く、本当に感謝を感じるのですが、やはり日本で私が「あたりまえ」に享受しているサービスは、海外では通用しないようです。

あと、地味に毎回新しい人と話すたびに、初めからとても早口のドイツ語で話してくださって、ごめんなさい、ドイツ語わからなくて…英語でお願いできますか?というのが心苦しいやら、怖いやらで、もう2度と、ドイツで大きな病院にはかかりたくないと思いました😂
日本だと外国人(ぽく見える人)を見ると初めから英語で話しかける方もいますが、それはどうなの?差別にならない?と思っていました(英語圏の方かはわからないし、自分の外見で判断されたとショックを受ける方もいるかもしれないため)が、自分がドイツにきて、この病院へ行って、カルテを持ちながら沢山の人と話さなければいけない状況で、可能であれば、カルテのどこかに「英語」って大きく書いてくれないかな。と思ってしまいました😂
日本でも、もしかしたら、初めから英語で話してくれて助かるなぁと感じてる人もいたのかもなと、反省しました。
(私の持論では、初めに日本語で挨拶などを話して、わからなさそうな顔をする方であれば、英語や他の言語をオファーするのが一番良いと思っています。挨拶から普通に会話が始まれば、オフェンシブにもならないのかなと。)

本当は手術にドキドキしながら過ごす1日のはずが、後半は病院の対応へイライラしながら時間が過ぎ、ある意味では、気が紛れたかもしれません。😓

余談ですが、当日朝11時に来院するように、当日の朝10時にメールが来てました。絶食してきてね。と。1時間前にそれゆうの遅くない???😂住んでる場所によっては無理だよね…

6 手術

当日11時、指定通りの場所へ行くと、手術前を過ごす部屋へ案内してくれました。とても丁寧に、英語で対応してくれて、一安心でした。部屋は2人部屋のようですが、もう片方のベッドは移動されていて、1人でのんびりできたのでよかったです。
ここでパートナーや娘としばしお別れ。お腹の赤ちゃんたちに最後の挨拶をして、2人は帰って行きました。(この時面会は12時から18時ならオーケーだったみたいです。2人は付き添いということで少しの時間、私の個室なら問題ないということで入れてくれました。)

貴重品等自分の持ち物は、鍵付きの衣装ケースのようなものを貸してくれるので、そこに全て入れます。結婚指輪等のアクセサリー・履いてきた靴も入れます。手術前に鍵をかけ(かけるのは看護師さんで鍵の管理も看護師さんです)預かってくれて、手術後に全て持ってきてくれてます。勝手に開けてケータイまで探し出してくれます。
ちなみに私が持って行ったものは
・現金(いざという時用)
・ケータイ
・タオル
・夜用ナプキン
・ペットボトルの水
・みかん(術後にめっちゃお腹空いてたら食べようと思って)
・前回の診察時にもらった関連書類
・ペン
・こちらの保険証

ですが、ケータイと書類以外何も使いませんでしたw
待ち時間が長かったので、本などを持って行っても良かったなと思います。

手術着に着替え待ち続けること1時間半、12:30頃看護師さんが、子宮口を開く薬を持ってきてくれました。日本の方の体験談を見ると、直接子宮口に何かを入れる処置をすることが多く、結構痛いといっていて、ドキドキしていたのですが、私の場合は、錠剤で、水もくれました。半日ぶりの水…🥺めちゃ美味しかったです笑
13時を少し過ぎた頃、ベットごと手術室の前室?へ運んでくれました。前室では、酸素や血圧、点滴等をする器具をつけたりしました。13:30には全て準備が終わり暇になり、看護師さんとお話をしていましたが14時になっても担当医が現れず、看護師さんとの話のネタもつきました笑
14:30頃麻酔科医の先生、研修医の先生が来て、麻酔科医の先生が、「今回は残念だったけど、赤ちゃんは必ずまたあなたのもとに帰ってきてくれるわよ。私の妹も、同じ体験をしたけど、また戻ってきてくれたのよ。」と話してくれて、なみだがあふれました。そして、麻酔をしてくれました。体験談を読んでいると、数を数えているうちに意識がなくなったという話がおおかったですが、わたしは、初めの10秒ぐらいでぐるぐるして腕が熱くなって、その後の記憶がありません。お医者さんには、ただ息をしててくれればいいからねと、酸素マスクをつけられましたが、ドイツ人用の酸素マスクのためか、私の鼻が低くて横に大きすぎるためか、鼻が潰されて、息がしづらかったです😂
そして次に起きた時には、全てが終わっていました。処置をした先生の顔は見ていません😂
起きた時に、すごく涙が出ていたので「なんでかわからないけどすごく涙が出てる」と看護師さんに言うと「だってあなた手術中ずっと目を開けてたから」って言われました😂え、とじてよ😂
その後は、様子見の部屋?につれていかれ、1時間ほど経った頃、元の個室と同じような部屋に戻されました。
お医者さんがくるから、それまでお水を飲んでゆっくりしててねと言われ、パートナーに連絡したりして、ゆっくりしていると、お股に違和感が。お尻側を触ってみると、手にべちゃーっと血がつきました。(汚い表現でごめんなさい)え、生理用品的なものしてないの?と思いながらも、シーツを汚してしまったと思って、ナースコールをし、看護師さんに伝えると、確認をしてくれました。
「普通よ!」と言われました😂
トイレに行くかときかれたので、トイレに行くと、生理用品はつけていたのですが、めっちゃ前の方についていて、ほとんど血液を受け止めていませんでした😂
新しい生理用品をもらい、つけると、シーツも変えてくださってました。
手術直後は、気持ち悪くなるかな、お腹痛くなるかなと思っていたのですが、ちょっと生理痛のようなものがあるだけで、そこまでの体調不良は感じませんでした!

手術前と手術後に利用した個室
手術用のパンツ
はじめ何かわかりませんでしたw

7 術後

ネットの体験記を読むと、1週間ほどは体調が悪かった、腹痛に襲われた、貧血になったという人が多かったですが、私は2日ほどで、いつも通りの体調に戻りました。多少の貧血は今もありますが、これは今回の妊娠とあまり関係ないのではないかと思います。
手術も上手にやってくださったようで、後日経過観察のため、近所の産婦人科医へ行った時に、綺麗に上手に手術してもらえたねと言ってもらいました。
手術が終わり、3時間後には家に帰ってきたのですが、それまでのつわりが嘘のように、気持ち悪さが消え、梅干しおにぎりを2つも食べてしまいました。
つわりで胃が小さくなっていたのか、妊娠前より5キロほど痩せましたが、手術後は順調に体重も回復(体重はしてほしくないですが)しました。
出血は2週間ちょっと続きましたが、私の場合は、ずっと生理3日目〜4日目ほどの血の量でした。出血がなくなった頃、外陰部が乾燥?して少し痛みがありましたが、その後2日ほどで正常に戻りました。

まとめ

今回の経験を通して、妊娠・出産がいかに奇跡的なことなのかを、身をもって体感しました。今回、産んであげることのできなかった2人。本当にごめんね。心臓が止まっていると聞いた時、一瞬、世界がとまり、今自分の身に起こっていることが、自分のことじゃないような気持ちになりました。情報として、可能性が高いことを理解していたはずなのに、心は追いつきませんでした。今はあれから1ヶ月ほどたち、私たち家族も、前を向くことができています。そして、2人がいつか私たち家族の元に帰ってきてくれることを願います。

また、今回ドイツで人生初の手術を受けることになりました。
痛いと聞いていた子宮口を開く処置・全身麻酔・そして手術・術後、医療技術的には何一つ不快を感じることなく、スムーズにそして的確に対応していただくことができて感謝しています。今元気に過ごせていることは本当にありがたいことです。
ただ、対応が私の想像と全く違い、また言語の壁もあり、精神的に、ただでさえパニック状態なのに、本当に一杯一杯になりました。もちろん親切にしてくださる医療従事者の方も沢山いましたが、ドイツでは、自分の仕事はここまで!とキッパリ線を引く方が多く、患者としては混乱を感じる部分が多くありました。
正直、もうこちらで大きな病院にはかかりたくないと思いました(日本でも基本健康が一番ですがw)。
でもこの先何があるかわかりません。私にできるのは、あとこの国で4年半暮らすので、この国の言葉・文化を覚え、理解し、健康に生活することだけです!
来年からは語学学校にも行きます!頑張ります!

愚痴が多くなってしまい申し訳ありません笑

この記事が、少しでも皆さんの助けになりますように。

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