自分を満たす方法ってなんだろう?〜シャンパンタワーの法則〜
自分はどんな時に幸せを感じるだろう。
こう考えたことがある人は多くいるはずです。
幸せの感じ方
私は、幸せというものをその瞬間に感じることが極端に少ないタイプだと思います。
もちろん、
美味しいものを食べた時や温かい布団に入った時には安らぎを感じます。
それが幸せだと気づくのは後になってから。
お腹が空いた時や布団が冷たかった時。
「あの安らぎは私にとって幸せというものだったんだ。」
と思うのです。
まあこれは一例に過ぎませんが、人間関係でも同じです。
「あの人と一緒にいたことって幸せだったんだ。」
時間が経ってから思います。
余韻に浸っているのではなく、それを思い出した時に幸せだと自覚するのです。
なので余韻はもっと続きます(笑)
そうなると、
“じゃあその瞬間は一体何を感じてるんだ?”となりますよね。
思い返すと
「私が何をどう感じるか」よりも
「相手がどう感じているか」の方に意識が向いているような気がします。
なんかそれって違うんじゃない?
と思ったのは「シャンパンタワーの法則」を知ってから。
シャンパンタワーの法則って?
「シャンパンタワーの法則」
ピラミッドの形に積み上げられたグラスにシャンパンを注ぐセレモニーのシャンパンタワー。この形を人間関係に見立てているのが「シャンパンタワーの法則」
1段目:自分
2段目:家族や大切な人
3段目:友人や同僚
4段目:お客様等
シャンパンを愛情やエネルギーと置き換え、
それを上から満たさなければ下には注がれないという考え方です。
これまで私は1番上を飛ばして、2段目3段目から満たそうとすることに注力していました。
あの日の母の言葉
ここで以前母に言われた言葉を思い出しました。
親の反対を押し切って東日本大震災のボランティアに赴いた際、母が電話で私に投げつけた言葉。
自分の家族のために何も出来ないあなたに、他人のために出来ることなど何もない。
かなり歪んだ言い方だなとは思いますが、今はこの言葉を前向きに捉えることができています。
自分を満たしてこそ、そこから下へ注がれていく
必ずしも幸せな状態でいる必要はなく、
重要なのは、
自分が幸せを感じるのがどういう時か、どんなことか
を自分が知っていることだと思います。
それを考えるようになってからは
心がずいぶん楽になりましたし、その瞬間の喜びを幸せと捉えることが増えました。
今は、自分が幸せを感じる瞬間や、自分を満たすのものは何かを丁寧に味わいながら整理をする期間にしています。
その先で私から大切な人たちへ愛情とエネルギーが注がれた時、
私はもっと幸せになれるのだと思います。
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