見出し画像

広告に男性しか起用できなくなる世の中

私はnoteでよく、女性蔑視の話とか、フェミニズムっぽい話をするんですけど、過激なフェミニストのことはあまり好きじゃないです。
でも、その人たちを過度に責め立てる人も同じくらい好きじゃないです。
あと、こういう思想の話になると、途端にげんなりする男の人たちも好きじゃないです。

多分、最後の一言にほとんどの男性が当てはまります。だからきっと、この記事も最後まで読んでくれないんだろうなって思います。

私のことを好きだと言ってくれる人たちが、たまにTwitterのDMなどで、未だに個人的に連絡を取ってくれるのですが(嬉しい!)、そういう記事を書くと「あまりこういう話しない方がいいよ」とか、「こういう話は俺は好きじゃないな」とか、そういう記事についてだけスルーしたりとかするから、「こういう話をするかほちゃん(かほさん)」のことは誰も求めてないんだろうなって思います。

でも、それでも!今日はめちゃくちゃ、思想に寄った話をさせてください。私のこと好きな人が私のこと嫌いになるかもしれない。でも、本当にモヤモヤするんです!最近!

Twitterでたまに「自称フェミニストvsオトコ代表」の、不毛な論争をよく見かけます。本当に、この世の中で何かとヒステリックに騒ぐ人に、まともな人がいなくて悲しい。

私は自称フェミニストの人たちが主張する社会は自由度や表現性、フェチズムや多様性が迫害されるような気がして嫌いです。
多様性を主張して、多様性を失っている矛盾に気付いていないのか?と思います。

世の中には根本的に“女性を性的なアイコンでしか受け付けない人”がいます。
あるいは“女性の性的な部分にしか興味がない人”や“古の女性性を潜在的に求めてしまう人”もいます。

例えば「女なら料理ができて然るべき」とか「女性は無理に働かなくて良い」とか。
「女は胸が大きい方が価値がある」とか「女は若い方が良い」とか。

この辺りを逆転させて、男を主語にすると
「男は稼いでる奴ほど偉い」とか「男はモテてなんぼだ」とか「男は本能的に浮気する生き物だ」みたいな主張になるんだと思います。

こういった考えを否定するつもりなんて、私には正直ないです。思ってるんだから仕方ないし、とゆうか、そういう男性がいないとメンズエステとか流行らないし。私があんなに荒稼ぎ出来てない。

そういう考えを、(自称)フェミニストの人たちって切り捨てて、自分たちだけが生きやすい社会を作ろうとしてる気がするんですよね。

わざとらしく「自称」をつけ続けるのは、その人たちのことをフェミニストだと思えないからです。
男の人の性的嗜好に文句を付けるのがフェミニズムですか?そんなフェミニズム、全然女性のためにならないと思うんですけど…。
とゆうか、そんな運動したところで変わらないものは変わらないでしょ。根本的に感じていることを変えるとか無理ですよ。

むしろ「自分達が不快になる」みたいな主張で、男性の性的自由や表現性を制限してると思います。

ただ、「男性顧客の獲得のために、安易に性的アイコンを使う」のは愚かだとは思います。男性すらも侮辱してる。まあ、男性がメインターゲットの媒体や商材で女性を起用するのは仕方ないとは思いますが。

…え?それも許せないですか?じゃあ、化粧品の広告でイケメン俳優が起用されてるのも許せないんですか?女性の性的要求に応えているように感じますけど…。
そこに言及してる自称フェミニストの人を見たことがないです。

「女性の活躍の場を広げたい」と本気で願うのなら、「全部の広告に女性を起用するべき!」と主張する方が良いんじゃないですかね。

「ビールのCMに女性を起用するのはビールを男性しか飲まないと言ってる」とか「調味料や料理関連のCMに女性を起用するのは料理を女性しかしないと言ってる」とかクレームを入れまくった結果、多くのCMに男性が起用されました。
企業も男性を起用して炎上やクレームのリスクが軽減できる上、恐らくそこまで売上にインパクトがなかったんでしょう。

マーケティング界隈で仕事をしていると、こんなことばっかりです。
「女性をターゲットにするからイケメンを」「女性を使うと炎上するかもしれないから男性を」「これは女性の気に触らないか?」…。

女の目を気にしすぎだろ!!!!


でも分かる。そういう女性ってほんっとに声が大きいから。うるさいから。
あなた達の作りたかった社会ってこういうことなの?皆んな生きづらそうにしてるけど。これで満足ですか?

…というわけで、私は自称フェミニストが嫌いです。
エピソードは死ぬほどあるけど、死ぬほどあるので、今後書きます。

因みに誤解のない様に何度でも言いますが、「安直に」男性向け商材だからという理由や流行しているからという理由で薄着の女性を起用するのには私も反対です。それが嫌な男性も世の中には多いと思います。

…長くなっちゃったな…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?