ディズニー映画をみた①

のです。
インクレディブルファミリーという、ヒーローをする家族のお話です。

これがまた深くて面白くて。
ディズニー映画って単純明快、ほっこりかわいい映画だと思っていたけれども、
社会現象への風刺や批判的な要素、主張内容がさらっと描かれていたりしてとても面白いのです。

ちょっとね、覚えておきたいからかいておくよ。


科学技術への問いかけ
ヒーローに例えて、【技術に使われる人間の怖さ】の描写を感じる部分があった。
便利なものには、便利であることとは逆に人間がなくしてしまうものがある、とはよく言われているけれども。
「ヒーローに頼ることで人間は弱くなった」という台詞と、「ヒーローが世界を救うと信じられてきたこと」といった社会風潮のギャップが大きく、その両極の意見がどちらもきっちりと描かれている点がとても考えさせられた。

スティーブジョブズは、この恐怖に気づいてか、
子供にスマートフォンの時間制限を与えていたというよね。

ただ一方で、利便性を追求したときに本当に人間は退化するのか?
これまで使ってきたことの時間を削減することでさらに新しいものが生まれるとおもうととてもわくわくする、とも思うのだけど。

すこしまえに、この世の中の9割の仕事はいずれなくなってしまうという研究データが話題になっていたけれども、
それを文明の発展の成果ととらえる人はどのくらいいるのだろう?


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