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会社は”忙しい”をくれる

何のために生まれて何をして喜ぶ わからないまま終わるそんなのは嫌だ
っていうのは、アンパンマンの歌詞の冒頭です。

学生時代って本当に時間があったなと思うのです。
自分の時間です。
選ぶ授業も自分で決めるし、バイトも、
付き合う友達も自分で決めます。
自分は何のために生まれて、何をして喜ぶのか。 そんなことを結構まじめに考えられてしまう時間だったなと感じています。

会社に入ると、 仕事は全部振り分けられます。
部署の人は決まっているので、自分で選ぶことができません。
自分は何のために生まれて、、、なんて考える間もなく、 毎日毎日目の前の仕事に追われます。
会社は”忙しい”をくれるのです。
何のために生まれてきたのか、何がうれしいのか、 自分の夢は何なのか。
そんな問いと向き合う時間は、かなりハードです。 自分のすべてと向き合う時間でもあります。 自分の嫌な部分も、好きな部分も、 愛にも、いろんなことに気付きます。
でも今は、会社が”忙しい”をくれるから、 そんな問いと向き合う苦しさから私を開放します。

ああ、世の中の人がなんだかんだ言いながら会社に勤める理由って こういうことかも。
だって、 ”向き合う苦しさ”から解放されるから。 それはある種楽で、幸せなことかもね。

でも私は、心をなくしてまで働く”忙しい”に正直もう飽きました。
私には向いていないということがわかりました。 ただ、忙しいだけじゃダメなんだ。 充実した毎日を送れるような仕事を 自分で取りに行けるようになりたい。
とりあえず環境を変える前にまず、 自分の心持を、変えてみようと思います。どうなるかな。

#毎日更新 #日記 #エッセイ #社会人一年目のわたしへ  

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