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【やさしい愛の世界の記憶】でも、やさしい人ね。

(世界平和を、文章の力で引き寄せられるよにと願って書いています。)

タイに行った時、新しい友達ができた。サミルという友達。サミルは日本のアイドルが大好きで、日本語を勉強していた。日本にとても興味があって、日本語でたくさん話してくれた。


サミルはせっかくだからといって、彼氏のレーンを誘って、私たちとタイを観光してくれた。お寺をたくさん回った。

その時は、私、旅のお供のみえるこ、サミル、サミルの彼のレーン、たまたま同じ時期にタイにいた私の友達のジート、ジートのお友達、で出かけた。

車の中でたくさん話をしたし、何を話したかは覚えていないけれど、なんとなく微笑みに満たされていた時間だったことを思い出す。



私のサークルの友達のジートは、ちょっと変わったところがあって、観光先ではしゃぎまくっていました。

「ジート、ちょっと変わったところあるけど、、、」

と私が追加で話すと、サミルは

「うんうん、でもやさしい人ね。」

と返してくれた。

サミルの笑顔はスペシャル優しい。

アイスだって、いろんな味を食べさせてあげたいからとお店やさんに交渉してくれているようだった。




彼女はジートの優しいところを見ていた。その眼差しに嘘はなくて、彼女自身も、とてもやさしさで溢れた表情をしている。





でも、やさしい人ね。

そう言えるような、人生をまっすぐ生きる彼女に、全く知らなかった世界の国で出会えたことは、一生モノの奇跡だと思う。




サミルと出会ってから、わたしは”やさしい”に夢中になった。私は旅を進める中で現地で日本語を知る方と仲良くなる度に、

「この国に”やさしい”という言葉はある?」と聞いていた。

ちなみに、即答してくれたのはタイのサミルだけだった。

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