たまごっちと私

あれは私が小学校低学年の時
第2期たまごっちブームが到来した時
田舎のまちでもみんなが持っていたたまごっち
友人とも通信をしたり どのキャラになったかを見せあったり
本当に盛り上がった。
休み時は肌身離さずポケットに入れてずっともっていた。

ある日のことおじいちゃんがお米を作っている畑に行った時
にわとり小屋🐔からたまご🥚を取ってきてと頼まれた

容易い御用だと取りに行くと1つだけ産んでいた。
私はそれを手に持ちおじいちゃんの所へ戻る途中
飼っていた犬がじゃれてきた。
とても可愛かったので一緒に遊んだ。
しかし手に持ったたまごが邪魔だったのでポケットにしまった。

そして全力で走ったり 飛んだり跳ねたり

ふと気がつくとポッケが湿っている気がする
それと不快な匂いがする。

そう卵が潰れてしまったのだ。

たまごっちを道ずれに

私はとにかく悲しかった。一生懸命育てていたたまごっち
今は卵液を纏ったたまごっち
腐卵臭がするたまごっち そう生たまごっち

今でもたまごっちを見るとあの時の記憶が蘇る。。

みんなは決してポケットに生卵を入れて
遊んじゃダメだぞ☆お姉さんとの約束だ!☆

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