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シェアハウス生活事始め

1週間前から、シェアハウスでの生活を始めた。

「シェアハウス」と言っても、一軒家に数名で住むタイプのものではなく、外観は普通のマンション、30余世帯が水回りを共有する大型のシェアハウスで、社員寮をイメージしてもらうのが適切かもしれない。
ここにどのくらい住むかわからないので(とりあえず2年?)、ここでの生活をぼちぼち記録していくことにした。

わたしがシェアハウスに住む理由

周りにはよく「なんでシェアハウスなの?」と聞かれるので、わたしがシェアハウスを選んだ理由を思いつく限りまとめてみる


①コスパ
一番の理由はこれ。
わたしは今まで実家暮らしだったので、一人暮らしを始めるとなると、家具家電をイチから全部揃えなくてはならない。
シェアハウスならその費用がかからない。
キッチンや洗濯、風呂などの水回りが共用なので、水光熱費も固定。使い放題(ただしマナーや環境への負荷など最低限の倫理観は持ち合わせてます笑)!
わたしの部屋は家具なしなので、家具はそろえなければならなかったが、家具あり物件だと本当に自分の身一つで引っ越しができる。
家具をそろえるのと引っ越しに関しては、周りの人の優しさに本当に助けられた。部屋に戻るたび、感謝の気持ちを思い出す(これはガチで)。
※洗面や風呂トイレ付の物件は水光熱費が実費の場合があります。

②自分をアップデートするため
新しい人脈、自分の知らない世界、文化、自分の語学力向上…
これらを得たいと願いつつも、怠け者のわたしは出不精なのでいちいち足繫く出かけるのは面倒。
その辺、シェアハウスなら住人の中に様々な職業、国籍、年齢層の人がいる。生活の中で自分の知らないことを知る、学べる機会が転がっている。
あとは単純に、自分の人見知りを克服したい。笑

③そもそもシェアハウスに抵抗がまったくなかった
いくらコスパがよくて、成長できる環境があると言っても、他人と生活の一部を共有するなんて嫌だ!という人も少なくないだろう。
わたしはその辺の抵抗がまったくなかった。
小さいころからガールスカウトや学校行事などで(学校行事は社会人になってもだ笑)、共同生活には慣れている。
周りにシェアハウス生活をしている友人も何人かいる。なのでだいたい生活のイメージができたし、嫌だとは全く思わなかった。

1週間住んでみて感じたこと

①「足るを知」れる…かも…?
前述の通りトイレ、水道、風呂、洗濯機は部屋の外にある。その辺が正直けっこう面倒くさい。
しかしこの面倒くささが生活の導線をシンプルにしつつある。全部いっぺんに済ませたいから。笑
例えば夜。シャワーを浴びにいくときは風呂セットと一緒に洗濯するもの、歯磨きセット全部を持って部屋をでる。
シャワー→歯磨き→風呂で使ったタオルや脱いだ服も含め洗濯機へGo
という流れが確立できる。1つ1つが面倒なので、流れを作ればダラダラしないで済むことを3日目くらいで体得した。(1つ1つをダラダラやってると本当に面倒くさい笑)

あと、部屋が狭い。(わたしの部屋は約7帖ほど)
箪笥などの収納がそんなにたくさん置けない。実家から服などをかなり厳選して持ってきたつもりだが、それでも多すぎた。なのでもっと断捨離をする必要性に迫られてるとともに、今まで無駄にものを持ちすぎていたことに気づいた。
意外と不便でも、ものをそんなに持たなくても生きられる。足ることを知れるかもと思った。(ミニマリストにはなれないと思うけど)

②かぶってイライラすることは意外と少ない
よく、キッチン、風呂、洗濯機が共用だというと「使いたいタイミングかぶって大変そう」と言われる。
1週間生活してみたが、今のところ1度もない(内覧で案内してくれた人も、同タイプのシェアハウスに数年間住んでいる人も、あまりタイミングがかぶることはないと言っていた)。
それぞれ生活リズムが若干違っているのと、リモートワークをする住人が多いから。
なので食事の時間も、鉢合わせする人はだいたい決まっていて、今のところそのあたりから人間関係をつくり始めている。

③シェアハウスだからといって交流したい人ばかりでもない
大型シェアハウスあるあるかもしれない。
イベント大好き、飲み会大好きな陽キャももちろんいるが、挨拶程度で会話も特にしない住人もいる。(このご時世飲み会もイベントもないので、その辺はつかみきれていないが…)
食事も共同のラウンジでとらずに自室に持って帰る人も多い。
わたし自身も、そんなにみんなでワイワイしたいわけでもないので、実際このくらいの距離感が心地よかったりする。
食事のときや喫煙所などで世間話やお互いのことなど、もちろん住人との交流は大事にしていきたいが、あんまりグイグイいったり来られたりするのはちょっと気が重い。


まだ住み始めて1週間なので、これからいろいろ見えてくることも多い。
これからどんなことが起こるんだろう。半ばわくわく、半ば不安になりつつも、わたしのシェアハウス生活が少しずつ軌道にのっていく。

大型シェアハウスでの生活については、こちらの記事がとても参考になる&共感できるので気になったらぜひ。


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