Kahoo!

きょういくのおしごとをしている社会人7年生。ウクレレを弾いたり、日本各地をうろちょろし…

Kahoo!

きょういくのおしごとをしている社会人7年生。ウクレレを弾いたり、日本各地をうろちょろしたりしながら、自分の心や世の中の生きづらさと向き合っています

最近の記事

「エキナカシェアオフィス」を使ってみた

いつも利用するJR新宿駅の構内にある、謎の個室の存在がずっと気になっていた。 正体はJR東日本が運営するシェアオフィス事業、”STATION WORK”の展開するワーキングスペース、STATION BOOTHだ。 毎日通勤する自分としては、気にはなるものの縁遠い存在だった。 が、ついに利用する時がきた。 最近転職活動を始めたわたしは仕事帰りにオンライン面談をいくつか組んでいた。 その中でどうしても帰宅時間に間に合わない面談予定が入った。 どこかWifi接続の出来ると

    • テイスティングはイマジネーションの宝庫だった

      瀬戸内海に浮かぶ広島県の三角島(みかどじま)に本社を置く、「日本酒ベンチャー」ナオライ株式会社による日本酒を蒸留した新しいジャンルの和酒、「浄酎」。 以前クラウドファンディングで支援した縁で、浄酎のテイスティングイベントに参加することになった。 テイスティングで飲み比べるのは3種類の樽で熟成されたもの(左から) ①サクラ ②ミズナラ ③ホワイトオーク Zoomでナオライのスタッフさんや他の参加者の方とつながり、テイスティングの味わい方などのレクチャーを受ける。 ・グラスに

      • 「人服一体」

        「服が体の一部であるかのような感覚」とも言うべきだろうか。ALL YOURSの服を着ているときはまさにそんな感覚である。 「着ていることを忘れてしまう」「着たくないのに、毎日着てしまう」と謳っているいるように、スッと身体に馴染んでしまうと言っても過言ではない。 そんなALL YOURSとの出会いとわたしの中の変化を綴りたい。 出会い きっかけは1冊の本だった ALL YOURSと出会ったきっかけは、2019年秋、同業である高校教師の(しかも同年代!)よしかわけいすけさんの

        • 「分量なんてない」っていうのが秘伝っぽいんだな。

          実家を離れて(といっても距離的には十数キロ)2ヵ月たった10月の初め、誕生日を迎えた。 特別なことをしようなんて一切思っていなかったが、やっぱりふと実家の味が恋しくなったので、我が家で時々食卓に上っていたわたしの好物を作ることにした。 「鶏肉のカレー煮」 わたしの父方の祖母→母親とレシピが伝わったらしい。亡くなった祖母だけでなく叔父もこれを作れる。 実家にいるときも母親と一緒に何度か作った。 レシピをわたしも継承しようと思い、材料と分量を聞いたことがあったが、こんな答えが

        「エキナカシェアオフィス」を使ってみた

          レトロでアナログも、たまにはいい。

          久しぶりに手紙を書いた。 「いま郵便料金っていくらだっけ?」とか「84円切手がない!」とか、アワアワしながら。 ◆ 瀬戸内海の島に移住した友人から、ポストカードが届いた。 この夏ついに訪ねることのできなかった島の景色、青い空と海、海の上をまっすぐ進んでいく連絡船…。 かつて離島を訪問したことによって考え方や人生観、仕事観が大きく変わったわたしにとって、それは懐かしく恋しくてたまらない風景だった。 はがきには、手書きの文字で島での生活のことや彼女の近況が綴られていた。

          レトロでアナログも、たまにはいい。

          休日の早起きでQOL爆上げな件について

          先週末、わたしは散々な過ごし方をした。 金曜夜にシェアハウスの住人と家で飲んでいて、飲みすぎた。 (どういうわけか、ウイスキーの原液をハイボールと間違えて一気飲みしてしまった) 当然、翌日の土曜は二日酔いになる。 それも今までの二日酔いの比じゃないレベルで、一日中激しい頭痛と倦怠感がのしかかっていた。 その日にやろうと思っていたこと、全部できなかった。 ランニングも、掃除も、スーツの洗濯も。。。 今週はまったくの正反対な1日を過ごしている。 5時半には目が覚め、ゆっくり身

          休日の早起きでQOL爆上げな件について

          秋来ぬと目にはさやかに見えねども…

          風の音にぞおどろかれぬる 先人はそう詠んだ。 わたしは今日、虫の声にぞおどろかれぬる、だった。 夕方、風が少し涼しくなったから、部屋の窓をあけて過ごしていた。 外から聞こえる音はいつの間にか、蝉時雨ではなく、鈴虫の合唱に変わっていた。(合唱というか、斉唱?笑) 昨日は昼間はまだまだ暑くて、屋上でのんびり読書をしていたらこんがり日焼けした。 その前の土曜日はシェアハウスの住人が出してくれたビニールプールに、年甲斐もなく大はしゃぎした。(そしてアイコスを水没させた) 昨

          秋来ぬと目にはさやかに見えねども…

          吉澤嘉代子「残ってる」に聴く夏の無常

          ここ数年で、わたしの中で「夏の終わりの風物詩」となっている曲がいくつかある。 そのうちの一つが、吉澤嘉代子さんの「残ってる」という曲。 この曲をしみじみと聞くようになって3回目の晩夏。 最近意識して聴いていることがある。 それは曲全体に流れる「無常」。 名残惜しくも夏が終わり、季節が進んでいく無常、 ずっと好きだったひとと一夜を過ごせたけど、そんな幸せなひとときも終わってしまう無常、、 曲はこんな歌詞からはじまる。 改札はよそよそしい顔で 朝帰りを責められた気がした

          吉澤嘉代子「残ってる」に聴く夏の無常

          シェアハウス生活事始め

          1週間前から、シェアハウスでの生活を始めた。 「シェアハウス」と言っても、一軒家に数名で住むタイプのものではなく、外観は普通のマンション、30余世帯が水回りを共有する大型のシェアハウスで、社員寮をイメージしてもらうのが適切かもしれない。 ここにどのくらい住むかわからないので(とりあえず2年?)、ここでの生活をぼちぼち記録していくことにした。 わたしがシェアハウスに住む理由周りにはよく「なんでシェアハウスなの?」と聞かれるので、わたしがシェアハウスを選んだ理由を思いつく限り

          シェアハウス生活事始め

          「若者のすべて」に心寄せる新盆

          夕方5時のチャイムが 今日はなんだか胸に響いて 「運命」なんて便利なものでぼんやりさせて・・・ 先週、フジファブリックの「若者のすべて」のメロディが、今年も富士吉田市の防災行政無線、いわゆる夕方6時(歌詞では5時だけど!)のチャイムで流れるというニュースを見た。 富士吉田市はフジファブリックの元リーダー、故・志村正彦さんの出身地。8年前から志村さんの誕生日前後1週間、富士吉田市では夕方のチャイムを「若者のすべて」にしているらしい。 わたしはフジファブリックが特別好きなわ

          「若者のすべて」に心寄せる新盆