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CatGPT

母親のサポートのため実家でテレワークをしていたら、猫たちに仕事場を占拠された時のお話。

ネコ連合にジャックされる

ネコの観察はかなり楽しい。ネコを飼ったことのない僕としては発見だらけの毎日なのだ。
つい先日までは母親が飼っていたワン公のお世話係だったのに、いまはネコ様の執事である。

検査入院から退院してきた母親のリハビリを実弟のマンションで手伝うのがいまの僕のミッションで、とりあえず弟君の指示を頂戴しながらネコ2匹と一緒に生活している。

弟君は仕事に出るので昼間は母親の話し相手&猫さまのお世話である。今週はお暇を頂いて関東に舞い戻っているけど、週末から弟君が出張に出てしまうため長期ロードの予定なのだ。

仕事はテレワークで出来るものだけを選んでやっている。個人的には実に快適な生活なのだが、やはりアウェーなのだ。とても気疲れする。それに会社もそのうちクビになるのではなかろうか。

ネコってのは傍若無人というか、とても我儘な存在だってネコ好きな人からよく聞かされていた通り、やつらはマジで自由だ。僕の気遣いなどおかまいなしで勝手気ままなのだ。少しは感謝の言葉くらいあってもよさそうなものなのに、ちょっと目を離すと仕事用に使っているテーブルを占拠したりする。

ネコの恩返し???

やりたい放題の2匹だけど、たまにパソコンのキーボードを打ちにやってくる。テーブル上でゴロゴロしていることに気を許して席を離れると、仕事を手伝ってくれた形跡が画面にどっさり残っていたりする。
そこには見たこともない文章が生成されていて、僕にも解読不能である。こんな難解な文章を生成するネコの知性に驚嘆である。

僕はこれをCatGPTと呼んでいるのだ。
お願いできるなら、せめて前足でタイピングして貰えないだろうか?

しかし、猫の毛爆弾はどうにかならんものか。
けっこう毛だらけな毎日なのだ。

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