車で行きたい！伊勢周辺のおすすめドライブスポット7選
伊勢に行ってみたいけれど、伊勢神宮以外の見どころってあるの？そんな疑問をお持ちの方は、結構いらっしゃると思います。
伊勢は海山川に囲まれた風光明媚な場所。特に車があったら行動できる範囲が広がり、より伊勢の見どころを楽しむことができます。この記事では、伊勢のおすすめドライブスポットをご紹介します！
伊勢にどうやって行くべき？
三重県へ観光に訪れている人のだいたい半分程度は関西・東海圏の方なのだそうです。一番人口の多い東京都からの観光客は全体のうち、約4％程度！
三重県は日本東西のちょうど真ん中あたりにあるのですが、なかなか到達しづらい県ということなのでしょう。さらに伊勢は三重県でも南部の方にあります。
伊勢旅行の移動手段は一体何がおすすめなのでしょうか？
利用できるなら飛行機もあり！
北海道や東北、沖縄など、三重県からかなり離れた場所や海を隔てた地域の方は、飛行機を使われるのが一番楽だと思います。ただ、残念ながら三重県には空港がありません。
伊勢市から一番近い空港は中部国際空港です。和歌山県の南紀白浜空港もありますが、利便性を考えると中部国際空港を利用する方がいいでしょう。
難しいのは九州・四国・山陰の方です。絶妙な距離感なので、何を使ったら最適なのか、正直なところ回答するのは難しいです。
私事ですが、筆者の実家は愛媛県にあります。里帰りをするときに飛行機がいいのか、電車がいいのか、フェリーがいいのか、バスがいいのか…。いまだに答えは出ません。
ただし、ご自宅の最寄の空港から都合のいい時間に飛行機の便があるのなら、まずは飛行機で中部国際空港までやってきて、そこから電車に乗り換えるのも一つの手段です。
電車が断然楽！
関東や北陸からお越しの方は、なんといっても電車が一番楽です。東京から名古屋までのぞみで1時間半程度、名古屋で近鉄特急に乗り換えてさらに1時間半弱ですので、乗り継ぎがうまくいったら3時間程度で伊勢に到着できます！
早朝に東京発の新幹線に乗れば、昼前には伊勢に到着することができます。昼ごはんをゆっくり食べてから伊勢神宮を参拝することも可能！
とはいえ、伊勢神宮の外宮と内宮の両方を参拝するとかなりの歩数になります。初日は伊勢市内を観光して、地元の美味しいものを食べ、翌日の参拝のために鋭気を養うのがおすすめです。
名古屋から伊勢市までの近鉄特急の中には、「しまかぜ」という特別列車があります。食堂車両も完備されているため、流れる車窓を見ながら、一杯楽しむのも贅沢な時間の過ごし方です。
近鉄特急のビスタカーという車両には、グループで楽しめるグループ席が完備された車両もあります。移動中も気兼ねなく仲間とわいわい楽しみたい方は、グループ席のある車両の予約がおすすめです。
自由度の高さは車！
電車は確かに便利ですし、楽ではありますが、たくさんお土産を買ったときや荷物が多いときには大変な思いをしますよね。
また、伊勢市内や伊勢志摩を満喫するためには、やはり車での移動がおすすめです。伊勢志摩は自然が豊かな土地。美しい景色を楽しんだり、この地域でしか食べられないものを食べたりするには、車は外せない乗り物です。
伊勢に到着してからレンタカーを借りてもいいですし、長距離ドライブが苦にならない方は、いっそご自宅から伊勢まで車でお越しになってもいいかもしれません。
実際、そのような方はたくさんいらっしゃるようで、伊勢神宮の駐車場に行くと、日本各地の県のナンバープレートを見かけます。一体何時間、何日かけて伊勢までいらっしゃったのだろうかと思う地域から来られている方もいらっしゃいます。
長距離ドライブをされる場合には、適宜休憩を取りながら、安全に注意して伊勢までいらっしゃってくださいね！
伊勢に来たら行きたいおすすめドライブスポット7選
ここからは、伊勢に来たら行きたいおすすめのドライブスポットをご紹介します。伊勢は海山川に囲まれた、自然がとても美しい場所。そして、自然と人が共生をしている場所でもあります。
美しい自然は、伊勢の見どころの一つ。そこにはドライブでしか行けない場所もあります。せっかく伊勢観光に来たのであれば、ぜひ行ってみてください！
1. 伊勢志摩の展望台の代表格・横山展望台
ガイドブックなどによく掲載されているため、この景観を見たことがある人もいらっしゃるかもしれません。伊勢市から車で40～50分ほどの場所にある横山展望台です。
横山展望台から見下ろすのは、志摩のリアス式の入り江。緑の小島と青い海の織りなす景色の美しさと、上から見下ろす解放感は何とも言えない心地よさです。伊勢志摩に来たらぜひ訪れていただきたい見どころの一つです。
展望台の側には売店がありますので、喉を潤しながら目の前の絶景にしばし時を忘れてみてはいかがでしょうか？
二つ注意点があります。展望台まで車で上がることはできますが、駐車台数に限りがあるため、展望台下で待たなければならない可能性が大です。展望台下の駐車場にとめて徒歩で上がることはできます。ですが、健脚者向けの上り階段になっていますのでお気をつけください。
また、展望台までの上り坂は、一部に車が離合できるスペースはあるものの、かなり狭いです。大型車や車の運転に自信がない方は、展望台下の駐車スペースに車を停めてから徒歩で上がるのが良さそうです。
2. 伊勢を山頂から見下ろす絶景・朝熊山頂展望台
次にご紹介するのは、朝熊山頂展望台です。朝熊山は、伊勢神宮の鬼門を守ると言われている、朝熊岳金剛證寺のある山です。伊勢神宮・内宮の近くから、伊勢志摩e-POWER ROAD（有料：軽・小型・普通自動車 1,270円）を通って山頂を目指します。
朝熊岳金剛證寺は朝熊山の山頂付近にあります。そのほど近くにあるのが、朝熊山頂展望台です。ここからは、伊勢と鳥羽の市街地と、美しい伊勢湾の風景を見ることができます。
この展望台の見どころの一つは、「天空のポスト」と呼ばれるポストです。なぜそのように呼ばれるのかというと、階段下からポストを見ると、まるで空に浮いているように見えるからです。
売店に備え付けの竹ぼうき（※準備がいいですよね！）を使って、天空のポストの位置でジャンプをすると、タイミングが良ければ、ほうきに乗って空を飛んでいるように見える写真を撮影することもできます！
内宮側からe-POWER ROADを通った先の終着点は鳥羽です。鳥羽方面にご宿泊の方は、伊勢神宮・内宮参拝後にこちらの展望台に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？
3. 遥かに広がる太平洋を眺める・鳥羽展望台
続いてご紹介するのは、鳥羽展望台です。この展望台の見どころは太平洋の雄大な眺めです。伊勢湾や志摩のリアス式の海とは違う、水平線の先に何も見えない広い広い海が目の前に広がっています。
果てしない海をぼんやりと眺めていると、心の中がどこかスッとしてくるような気持ちになります。
この展望台は、これまでに挙げた二つの展望台よりも実は穴場なのです。横山展望台も朝熊山頂展望台も、だいたいいつも観光客がそこそこいらっしゃるような場所ですが、こちらはまだそこまで認知度が高くないのか、広さの割には観光客が少ないです。
言い換えれば、目の前の雄大な景色を、だれかに邪魔されることなく、思う存分満喫できるということですね！海が好きな方はぜひ行ってみてください。
海が好きな方におすすめな観光スポットがもう一つ。鳥羽展望台に続くパールロード沿いにある「海の博物館」です。
ここでは、海女さん文化について知ることができたり、地元と海との関わりがわかる、さまざまな漁業法の展示があったりします。定期的にイベントも開催されています。
海が好きな方・釣りが好きな方・魚が好きな方は特に楽しむことができる場所になっています！ぜひ行ってみてくださいね。
4. 清流・宮川を満喫・奥伊勢
ここまでは海に関するドライブスポットを中心にご紹介しました。海の次は山と川の見どころについてご紹介しましょう。
伊勢が誇る清流、宮川。この宮川の上流域が奥伊勢と呼ばれるエリアです。奥伊勢には、伊勢神宮・別宮の瀧原宮があり、参拝前後に足を伸ばして美しい景色を楽しむことができます。
宮川の上流域では、光の加減によって、青くも緑にも見える、美しい川面が見られます。とうとうと流れる宮川を見ていると、もやもやした気分が流れていってくれるような感じもします。
6月～9月の鮎のシーズン中は、清流宮川を眺めながら美味しい鮎をいただくことができる清流茶屋がオープンしています。水音を聞くだけでも涼しい気持ちになりますので、夏場に行くのがおすすめ。
また、宮川の清流をもっと楽しみたいと思う方におすすめなのが、カヌーやサップの体験です。海とは違って、穏やかな流れの川で体験することができるため、初めての方でも安心して楽しめるそうです。
カヌーとサップのシーズンは3月から11月までの期間限定。冬場は体験することができないので、アウトドアアクティビティが好きな方や、川遊びが好きな方は、事前にチェックしてみてくださいね。
5. 渓谷の美・リバーサイド茶倉
続いてご紹介するのは、同じく伊勢市のご近所、松阪を流れる清流の一つ、櫛田川上流部にある香肌峡です。この峡谷には、日本を東西に横断する中央構造線の断層が見られるという特徴があります。
岩肌をよくよく見ていると、岩石の色や質が変化しているような…していないような。気になる方はぜひ行ってみてくださいね！
香肌峡の美しさをゆっくり楽しみたい方は、リバーサイド茶倉で車を停めるのがおすすめ。ここから対岸の道の駅茶倉まで、吊り橋がかかっています。ここからの眺めが絶景！高所が大丈夫な方は吊り橋を渡ってみてはどうでしょうか？
6. ※車がなくても行ける！※美しい伊勢湾のパノラマ・二見浦
車では行かないけれど、美しい景色が見たい！という方にぜひおすすめしたい場所を2か所ご紹介します。
一つは、伊勢市駅からJRで行くことができる二見浦です。ここからは、美しい伊勢湾をパノラマビューで見ることができます。
二見浦には、二見興玉神社と呼ばれる、夫婦岩で有名な神社があります。昔の参拝者は、二見浦で心身を浄めてから伊勢神宮に参拝したのだとか。伊勢神宮に向かう前に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか？
7. ※車がなくても行ける！※時には大型クルーズ船が寄港する・鳥羽マリンターミナル
もう一つおすすめしたい場所が、鳥羽マリンターミナルです。ここには、伊勢市駅からJRまたは近鉄電車で行くことができます。鳥羽駅を降りて少し歩くと、目の前はもう海が広がっています。
鳥羽マリンターミナルには、年に何度か大型客船が停泊することがあります。プリンセスダイアモンドや飛鳥Ⅱなど。鳥羽マリンターミナルの沖合に停泊して、乗客は客船とターミナル間をボートで移動します。沖合とはいっても、客船の大きさに圧倒されてしまいます。
鳥羽マリンターミナルの近くには、地元のお土産がたくさん置いてある鳥羽マルシェもあります。ここから10分～15分ほど歩くと、御木本真珠島や鳥羽水族館があります。施設を訪れた際には、足を伸ばして鳥羽マリンターミナルに立ち寄ってみてはいかがでしょうか？
自然に近い町、伊勢を満喫しよう！
私が伊勢に住み始めて感じたのは、自然がとても近くにあるということでした。そして、山と海の距離感がものすごく近いことに驚いたものです。
海を満喫したら、その足で山も満喫できる。本物の自然を満喫することができるのは、伊勢の魅力の一つでもあります。
伊勢は自然に近い街。伊勢神宮にご参拝の折には、自然を体感しにちょっと足を伸ばしてみられることをおすすめいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました！こちらのブログでは、伊勢に関する情報や、伊勢旅のお役立ち情報を発信しますので、興味のある方はぜひフォローをお願いします。
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伊勢神宮をさらに深堀する旅や、伊勢の産業観光、体験など、地元密着型の強みを生かして、地域に貢献できるツアー企画運営を行っています。
伊勢は「わかりにくい」観光地だと思います。「わかりにくい」からこそ、地元の人たちの手助けによって「知らなかった！」世界が見えてきます。そのお手伝いをするのが、私たちです。
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伊勢神宮参拝後の観光予定が決まっていない
伊勢神宮には何回か行ったことがあるので、もっと深くを知りたい
観光客がほとんど行かない穴場に行ってみたい
泊りがけで伊勢にいくものの、どこへ行くか何をするか決まっていない
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