見出し画像

発達障害の「上がる」感覚と「下がる」感覚

(今回の記事のイメージはゴッホ)
風邪をひいているけど仕事の調子はいいぶた野郎です。
この間も書いたのですが、どうも発達障害持ちの心の中では「調子」が密接に関わっており、それが常に心身に影響を与えています。

私は比較的安定している方だと思うのですが、それでも「今調子がいいな(調子に乗ってるな)」と「今調子が悪いな(しんどいな)」と思う時がしばしばあります。しかもそれが繰り返しやってきます。双極性障害かもしれないのですが、発達障害持ちの友人でも同じ感覚を共有したので、書いてみます。


「上がる」感覚

単純にハッピーな気持ちになる、テンションが上がる、なんでもできる気がしてくる、そう言う気持ちです。
ハッピーならいいのですが、仕事が大雑把になったりするので、油断はできません。
そしてソワソワしてきて多動が目立つようになります。「上がる」となんとなく落ち着かなくなります。じっとしていることが苦しくなるレベルです。

「下がる」感覚

テンションが下がる、自分が惨めに思えてくる、何にもできない気がする、そんな気持ちです。
今の不安と将来の不安を感じます。「下がる」と動くのがおっくうになります。仕事のミスも多くなるのですが、先延ばしにすることが増えていきます。

「上がる」リズムと「下がる」リズム

自分の過去数年を思い返してみると、時間単位、日にち単位、年単位で上げ下げのリズムが絡み合っていました。体の調子もあるし、出来事にも左右されているのかなと感じています。
陰陽道や厄年とも似ているのかもしれませんが、常に調子は変動しています。
上がっている時にさらに嬉しいことがあると、ハイになってしまうし、逆に就活で調子が悪かった時にコロナ禍になったことで、適応障害になってしまったのだと思います。

発達障害持ちは調子の差が大きいと思います。
その理由は神経伝達物質だったり、前頭葉の働きの違いだったり科学的に説明できるのでしょうが、とにかくしんどくなりやすいです。

結論:自分の調子が客観視できるようになる

つらつらと書いてきたのですが、とにかく自分が今どんな状態なのかを観察して生きていくことが大事です。
上がってきたらちょっとお茶して、下がってきたらすぐに寝る。
そんなことを思いながら生きています。意外とお肌の調子も良くなります。

下手に動かずにじっとしていることがデフォルトでも、うまくいくと信じて。

神楽坂養豚場

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?