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嫌なことから抜け出せる、凡人君の人生革命 !感想

私は凡人です。

目立った取り柄もないし、努力を継続する根性もない。さらに特別頭が良いわけでもありません。
THE、普通です。

そんな凡人な自分であるからこそ、本書のタイトルにはついついひかれてしまいました。凡人でも成功するための近道があるんじゃないか?小金を稼ぐ裏技が記載されているかも?なんて、やましい気持ちてんこ盛りです。

だって、楽したいですよね。私はしたい!!!是非ともしたいんです!!!

ふう... なんか、すみません。熱くなっちゃって。
もうすぐ40代に突入すると考えると、焦っちゃうんですよね。
もっとがんばらなくちゃ!って感じていて、それが本書を読むことにもなりました。

本書はざっくり言うと、著者がブログで月数百万を稼ぐまでに至った経緯を解説している内容です。

著者は学生時代から特に勉強やスポーツが得意だったわけでもなく、就職して仕事を始めてからも凡ミスや忘れ物が多く、毎日のように怒られていたそうです。そんな、何の取り柄もなかった著者がなんとなく趣味で始めたのが、ブログとTwitterです。

www.piroriro.com

最初はブログを毎日何時間も書いているのに、一日にもらえるのが数十円とかだったそうです。しかし、自分の文章がお金に変わった体験は強烈なインパクトがあったらしく、そこから「もっと読まれるにはどうすればいいのだろう?」と試行錯誤した結果、一気に収益を増加させることができました。

こんなざっくりとした感じだと、そんなに難しそうじゃないですよね。なんだ、ブログで稼いだだけかって。それに、元々文章力もかなり持っていたんじゃないの?って感じで。

因みにそれは、私が読み始めた段階で思った感想です。毎日何時間も続けられるだけで凄いし、絶対まねできない。全然、凡人じゃないじゃん!!!って、頭のなかで突っ込んでいました。

ブログを始めること、文章を書くこと、毎日続けることって、よくよく考えたら誰にでもできることです。一日5分、10分でもいいのだから。
ただ、時間がないとか、仕事で疲れているとか、Netflix見たいとかそんな言い訳ばかりで結局やらない。

だから、私も世の中の多くの人も成功できないんですよね。私は、本を毎日読もうと決心するんですけど、他の誘惑に負けてしまうことがいつもの日常です。

studyhacker.net

本書はそんな努力を継続できない人、行動できない人に向けて、「凡人の自分でもできたんだから、あなたもきっとできるようになりますよ」っていう内容です。その中から「良いな」「ためになったな」と思った部分を紹介させていただきます。

ブログに限らず、新しく何かを始める場合、例えば「1日1時間〇〇をやる」と言うように、時間を目標に定めることをおすすめします。時間で区切ってしまえば、たとえあまり進まなかったとしても、「1時間やり切る」事は可能です。

あなたが「やるか」「やらないか」それだけです。この1時間と言う目標時間は、今の生活から捻出しなければなりません。自分で「減らすことができる」と思った時間(例えばスマホをいじる時間、テレビを見る時間など)を副業や自己研鑽のために割り振りましょう。

本書より抜粋

これは、上で書いたことそのままなんです。やるか、やらないかそれだけ。
著者はブログを書くことが楽しかったし、それが収益につながっていたからこそ続けられたと語っています。毎日、最低でも3時間以上、会社を退職するまで2年半もの間続けたそうです。

やっぱりここですよね。とにかく続けること、そして改善しいくこと。これをやらないで、成功するわけないんです。私も頭ではわかっていたんですけど、改めて「やらなければいけない」と思いました。(思うだけじゃだめなんですけどね(;^ω^) )

自分の考えに共感する人たちが集まる
情報発信をしていると、「自分の考えに共感してくれる人」「自分と同じものが好きな人」「自分と価値観が近い人」が見つかります。

もちろん自分で探しても良いのですが、相手から来てくれたら最高にありがたいですよね。そう、自分から発信することで、来てくれるようになるのです。自然と。

情報発信によって得たつながりは、学校や会社と違って「元から好きなものが近い人」同士なので、非常に気が合うことが多い。僕自身、Twitterやブログを通じて多くの人と仲良くなりました。仕事関係だけではなく、プライベートで仲良く遊ぶ友人もたくさんできました。

本書より抜粋
note.com

著者は、今の生活を少しでも良いものにしたいのであれば、情報発信は絶対に始めるべきだと語っています。コストなしで始めることができるにもかかわらず、メリットがあまりにも大きいということ。また、情報発信をしている人としていない人では大きく差が開いてしまうということです。

私自身、読書を習慣化した初めのころはただ読んでおしまいでした。
「読んでいる」ということだけで満足し、成長した気になっていたからです。しかし、時間が立つと内容のほとんどを忘れていき、全然自分に定着しませんでした。

そんな中で「文章力」や「要約力」といったことをテーマにしている本を読みました。その本が共通していたことは、インプットした情報を誰かに伝えることが、知識として定着するということ。また、それを分かりやすく伝えることができれば、仕事の資料作成やTwitterの文章に役立てるということです。このことから始めたのが、感想文を書くことです。

一から文章を書くのってめちゃくちゃしんどいんですよね。

良い言葉が思いつかないし、正しい日本語を使うことが難しい。最初の一文字を書き始めるだけで一時間ぐらいかかることもあります。ほんとにしんどい。ただ、それを頑張って続けていくと、段々書く時間が短くなったり、同じ時間で多くの文字を書いたりできるようになっていました。

toyokeizai.net

私は、こういったことが切っ掛けで継続することの重要性を強く認識することができました。また、感想をシェアすることでnoteやTwitterで良いねやコメントをもらえることがあり、この時はほんとうに書いて良かったと思います。

著者が言うように情報を発信すると、普通に過ごしていたら絶対にかかわらないだろう人たちと繋がることができるようになります。それが新鮮で嬉しくて、もっと発信しようという動機にもなりました。

感想文は自分が成長したいという思いで書いているだけなので、収益とかは関係ありませんが、文章を書く副業には凄く役立っています。この感想文を読んでいただいているあなたも、何かしら書いてみることをおすすめします。

それが、ブログだったら著者のように稼げるかもしれないし、他の何かでも必ず自身の成長に繋がることは確実です。

今回は本の感想というよりも、自分の事を書いてる方が多くなっている気がします。もっと内容を知りたかった方はすみません。

本書は、ブログを始めたい方や凡人の自分を変えたいという思いの人に読んで欲しいと思います。

感想文を読んでいただき、ありがとうございました。

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