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握手会はそろそろなくした方がいいのではないか議論
前回までの記事でアイドルについて語ったわけだが、これだけ推しているのならもちろん握手会に行きたいと思っている、と思うかもしれないが、実は全くその辺の興味がない 欅坂の時は握手会は友人に譲渡していたし、リアルに会うということに全く興味がわかないし、ライブに行きたいとも思ったことはない ライブというのは米粒のような本人たちを見ても仕方ないというのが自論である 画面越しに見る方がよく見えるし、何より音楽をメインにしているライブではないので音質も生歌も期待をするものではない
握手会に関しては、興味がないし、そもそも握手会自体がアイドルたちにとってかなりの負担とストレスになっているのは明白である この事実にファンは目を背けるが、これは大きな問題である もちろんファンを可視化できるというのはアイドル本人たちにとっても良いことなのかもしれないが、一定数を超えるとただただストレスのかかる作業であるだろう もしかしたらヤバい奴がいるかもしれないと常に頭の片隅に思いながら何時間も握手やオンラインでの会話をしなければならない 常に笑顔でいなければならない これほどのことを何日も行わなければならないのは相当のストレスになりうる そんなことを考えるとそんなものには自分は加担したいとは思わない ただ一定数の人間にしてもらえればよい CDを何十枚も買って参加するものが数百名程度いれば十分である
そもそも有名人に会うこと自体があまりいいものとは個人的には思わない
直接話をするからといって相手にとっては、どれだけファンに愛を語られても一ファンとしてしか目に映らないため、一人の人間としての認識というよりもファンのうちの一人としか認識されないだろう
その言葉をファンのうちの誰が言おうと変わりはない ファンというのは一定数多くなると代替可能な存在になってしまう そんな風に見える自分という存在意味があるのだろうか、と考えてしまう 永遠に認識をされない画面の向こう側の人間であることと本質的に同じように思える
たまたま自分が興味がないだけで、これほどの思いを語ったわけだが握手会に参加する人間を否定するつもりもない むしろそれに熱中できることが羨ましくも思う
ただ、握手会というのは、アイドルにとってかなりの負担であるだろうからこのビジネス形態は今後必ず何かしら形を変えてなくてはならないという風に強く思う
80年代のような伝説のアイドルたちは画面越しや、遠くから見るからこその尊さがあった 会いに行けるアイドルという制度は革新的だったのかもしれないが、時代を経て再び希少価値を高めることを是非とも進めて欲しく思う
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