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【ウォード錠〜シリーズ 鍵の歴史17〜】
「#ウォード錠」は、#障害物 を避ける仕組みの #鍵 によって #施解錠 する #錠前 の事で、鍵に対する障害物の事を「#ウォード(#ward)」と呼びます。

この鍵は #合い鍵 だけが、全てのウォードを避けて回りきり、 #デッドボルト#操作 する事が可能です。

一方で合い鍵以外の鍵では、いずれかのウォードに鍵がぶつかって回りきる事ができない為、デッドボルトを操作する事ができません。

なお、ウォード錠は #古代ローマ時代 から #中世 まで使われ続けたという #長い歴史 を持つ為、#色々な形 のものが登場しています。

中には、細かいウォードを設ける事で多くの #鍵違い数 を持つタイプもありますが、そもそもウォード錠自体は、鍵違い数を増やしにくい #構造 です。

長い #歴史 の中で、#建築用 の錠前として使用されてきたウォード錠ですが、#鍵の複製 が容易であり、また少ない鍵違い数であるという理由から、現在ではそれほど #建築 用の鍵としては見かける事がありません。

しかし、一部の #南京錠 や簡易的に #施錠 が必要な場面においては、今日でも数多く使用されています。

例を挙げるのであれば、#学習机 や #タンス#引き出し の錠前、#自転車 の #前輪錠 、#松竹錠(錠前付きの #傘立て 、#飲食店 の #下駄箱 )、#手錠 などです。

#鍵の歴史

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