鬼やらい
今日は節分ですね。節というのは立春、立夏、立秋、立冬のこと。仏教だと修正会といって季節の変わり目に災難や邪を祓い福を招く。元々は中国から来た追儺と呼ばれる行事だったとか😅
子供の頃、近所のお寺へ「鬼やらい」を見に行った。確か建国記念日の頃。冬枯れの田んぼを横切り山を越えたところに目指すお寺がある。
境内には出店が並び綿あめやべっこう飴を売っていた。キャラクターのお面もあったかな。当時はウルトラマンとか忍者ハットリくんやジャイアントロボ。女の子用には秘密のアッコちゃんや魔法使いサリーちゃん😊
買ってもらったのか覚えてないけどジャイアントロボのお面を持ってた😅
(ジャイアントロボ)
ジャイアントロボ - Bing images
ほら貝を合図に太鼓の音と共に鬼が登場。本堂の周りを面を被った二匹の鬼が踊りながら斧を松明に叩きつける。飛び散る火の粉を浴びれば無病息災になるという言い伝え✨
鬼やらいが終わると本堂から紅白のお餅をまかれた。当時は子供だったので全然拾えなかった記憶が😅
ところでお寺の名前は近江寺という。今になって神戸なのになぜ近江(滋賀県)と思ったら、お寺のご本尊である秘仏が琵琶湖の水面に浮かぶ桜の木から作られたものらしい😮
お寺は山の中にあり最寄り駅から琵琶湖の入り口大津まで約100km。今なら電車で2時間だけど、当時はなぜこんな(辺鄙な)場所に造ったのか❓
ちなみに造られたのは646年。大化の改新がちょうどその頃。寺の開祖は法道というインドの仙人だとか(wiki調べ)。この辺りは別記事で。
最後までお読みいただきありがとうございます💛
(ヘッダーの写真は近江寺のwikiからお借りしました)