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新年の抱負、去年観た映画おすすめ5選


新年の抱負

大きくは3つ
小説を書く
◆読書量を増やす
◆ピアノ上達

これは2024年のというか人生における大目標でもある。生きていく上での軸にしようと現状考えているもの。いずれ変わるかもしれないけど、今はこれ。小説は夢、読書は勉強、ピアノは趣味。映画鑑賞も続けるだろうけど、続けるというか映画はたぶん何も意識しなくても観ると思う。趣味といえば趣味だけど映画館で映画を観る行為はもう私にとってリラクゼーションみたいなものだから。

そのために何をするのか?というのが本題。
これらを習慣化しよう。

・歩く
思えば2023年前半毎日散歩している時は文章量が多かった。朝の散歩をしながら何を書くか考えて、昼までにnoteを書き、夜に小説を書くという今の書けなさからすると天地離れた生活を行えていたので、あれを再現したい。2023年の時は目標を高く設定しすぎた上に、ちょっと飛ばし過ぎて疲れた可能性もあるが、もう新年だ。またエンジンを温めていこう。世界も共に冬から春へと温かくなる。人間の活動は文字通り環境に左右される。温かい日は活動的になるものだ。上手く合わせて動いていこう。スモールステップで進んでいこう。

・プロットをまず書ききる
私は天才ではない。タイピングの練習で小説を書ききるような才能はない。世の中にある技法を駆使して書き進めていこう。自身が書こうとしているものの解体。アイディア帳にあるものを整理。書きだして止まっているものを技法に乗せる。幸い去年やる気のあるうちに大塚英志氏の書籍を購入してあるので、これらを進めていこう。

・写経(写文)
上記に付属しているが積み本で写経をしよう。去年書けなすぎて気分が落ち込んでいたのでmyTypingというサイトで小説をタイピングしていたのだが思ったよりこれが精神安定に良かったし、体に打ち込まれて勉強になる感覚があった。本も読んでいると頭の中で妄想が進んで読み進めるのが遅くなることが多々あるのだが、読むと打つに集中しているので内容にも注目できた。積み本も消化できて一挙両得だ。これが日々の筋トレのようなもの。他の何が出来ていなくても、1日1ページ、なんなら1日1文これを進められたら満点ということにする。継続に勝るものはない。これだけはやる。ハードルは1番低く重要度は1位。

・ピアノを弾く時間を作る
ピアノに関しては本当にド級の素人、ド素人だって感じの趣味なのでとりあえず定期的に触ろう。これは本当にながーい目で見た趣味なので何ならやってもやらなくてもいい。ただゆるやかに上手くなりたいので触るだけ触ろう。離れないでいたらいい。

・いい加減働く
貯金がそろそろ尽きる。正直去年は少しお手伝いをしたくらいで、ほとんど働いてなかった。土台作りをしないと上記云々も絵空事だ。普通に考えたら写経より重要度高いなこれ。ただおかげで色々とコンテンツを消化できたので人生においては有意義だったと胸を張って言える。心がずいぶん軽くなった。

ひとまずこんなところだろうか、目標設定も技術である。私の目標の解像度の低さが露呈してしまっている気がして悔しい。浅いな薄いなと思ったら適宜設定し直していきたい。失敗を認めた瞬間にそれは失敗になるってD&Dの映画でも言っていた。すべては人生の過程に過ぎない。あとあまり愚痴らないことを信条としてきたけど上手く愚痴ることって大事だと最近気づいた。何事も続ける人ってわりと愚痴っている。愚痴というか、嘆いたり苦しんだりしている。理想を並べて綺麗ごとを書いたり言ったりし続けることは今日のネットのブランディングとしては正しいのだけど、それに固執しすぎると言霊として自分を縛る。理想と現実のギャップに苦しむハメになる。現実を正しく認識するためにも正しく愚痴ろう。他人を卑下するのはもちろん駄目だし、過度な自虐は良くない。ただ苦しい時は苦しいと言おう。それだけの話。誰に何を思われようが続けないと何にもならない。自分のために人生を生きよう。

2023年観た新作映画でおすすめ5選

個別でnoteに書いたし軽めに書いてく。書いてないやつでも面白かったのは多かったので、TOP5に限りなく近いけど違うものと思って欲しい。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

2023年アカデミー賞作品賞のやつ。年の最初の作品だからそこまで話題にならなかった印象もあるが、なんだかんだ面白かった。私がSF好きなのもあるがマルチバースというここ最近の流行概念を綺麗にまとめて良い作品に落とし込んであるので見応えがある。いやそりゃ作品賞とってますからそりゃそうなんですけど。

ザ・ホエール

2023年アカデミー賞主演男優賞のやつ。主演男優賞だけあってブレンダン・フレイザーの演技は凄まじく良かった。忘れたけど今年私が観た他の映画にも出てて映画俳優として復活したんだなぁと思った。ナポレオンだったかな…。こういう映画を楽しめるようになったんだな私!と思った作品。作品としてももちろん本当に素晴らしかったのだが、それと共に自分の人生の年月を感じた。自分の映画観とでも言うべきものが広がったのを感じた。これの影響でロスト・キングとかも観に行ったのだが間違いなくて、うおー!これからも色々まったく知りえなかった映画観るぞー!とテンションが上がった。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

問答無用。前作ありきといえど流石にすべてが完璧すぎた。これの後編とアーケインの続編が当面の大きな楽しみだ。今年中幾度となく思い出した作品だ。英語と日本語の表現の違いによる面白さに気付かせてくれた作品でもある。イマジン・ドラゴン!?
アニメーション作品では最初から3Dを提示している作品でなければ、3Dを2Dの代替技術として用いる作品が多い。それは悪い訳ではなくどんな表現、どんな制作スタイル、コスト感を目指しているのかという数多ある問いに対する答え方でしかないのだが、スパイダーマンはちょっと初めて見る表現が多くて思わず感動して泣きそうになった。特にグウェンと父の後半のシーンでは印象派のような背景のうえで動く2キャラクターが3Dが故に圧倒的に目を引くという、その演出技法がもはやアートといって差し支えなかった。
3Dは良くも悪くも従来の2Dより浮いて見える瞬間がある。フレームレートの問題であったり、馴染ませられてなかったり、演出コストをかけられないシーンであったり、様々な理由はある。何度も言うがそれらは悪いことではない。何を選択したかという話だ。そのなかであえて浮かせるとでもいうのは私は初めて見た。2回目を観にいったときに背景に注目したらモネの印象:日の出のような背景になっていたので心底驚いた。1回目ではまったく気づいてなかった。それだけではないのだが、とにかくこの作品は素晴らしすぎた。ストーリーも大好きだ。軽く書くつもりが止まらなくなってくる。後編を楽しみにしてこのへんにしておこう。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

今ならネトフリで観れる。観よう。観てくださいお願いします。頭空っぽで観れる最高にファンタジーでエンターテイメントな大作だ。映画館を出た後のあまりにも爽快な気持ちが忘れられない。頭空っぽで観れる最高に面白い作品ってめちゃくちゃに考えて作られてないと作れない。それがよくわかる作品だ。めちゃくちゃに褒めといてなんだが気軽に観始めて欲しい。なんならちょっとB級なコメディノリの映画でも観たいなみたいな気分で観て欲しい。たぶんちゃんとどこかで、あれ?この作品”ガチ”じゃね…?ってなるはずだから。興行収入があまり振るわなかったらしく、続編を作るとしたらもっと低予算なものになるかもねハハみたいな監督のインタビューが出てたので、少なくとも注目度が上がって欲しいからネトフリでみんな観てください。老若男女楽しめます。保証します。親子でもカップルでもいける。
物語の途中にある主人公の台詞は胸に来るものがある。観た人ならこう書いてればどれかわかると思うくらい良い台詞だった。胸を張って好きな映画だと言える良い映画です。

Barbie:バービー

不意打ち度で言えばナンバーワンだった。2023年どの映画が面白かった?と聞かれたときに、答えていたのはこの作品だった。ここまで上げた作品がちょっとSFなりアニメなりの本人の性質による面もあるところがあるような気がして、人によっては薦めづらいなと思うこともあるのだが、何かに傾かずに生きてきてもこの世に自分を持って生きてきたなら響くものがあると思う。そんな映画である。公開前のゴタゴタで日本でのプロモーションがいまいちになってしまった作品だったのだが、本当にめちゃくちゃ良い映画です。なによりも楽しい。楽曲がとにかく全部良くて飽きさせないし、それらがストーリーを一切邪魔しない。全てのキャラクター、全ての要素が作品のテーマに合致していて、完成度が異常なほどに高い。ここは大好きだから好きな映画だけど、ここはちょっとな…みたいなところがマジで一つもなかった。細かなあらゆる要素で一つもない。子供の時に観てなんか楽しい気分になって、大人になって改めて観てテーマ性に涙する。そんな作品。親子で観て欲しい。私子供いないけど。

余談

去年は新作旧作合わせると50本以上の映画を観た。もっと観ていた気がしてたけどnoteに感想を書いているものを数えたらそのくらいだった。年に100本以上とか見る人すごいね。漫画と小説とアニメとゲームは数えていない。小説は読了したのは10冊に満たないくらいかな。アニメは明確に通しで見て覚えているのは4本ほど。漫画とゲームはまだ続いてたり途中で辞めてたりも多くあるので区切りがつけづらいので割愛する。いつかそれらについても書きたい。

以下は新作旧作関係なくいくつか印象に残った作品について書く。

リバー、流れないでよは5選には選んでないが印象に強く残っている映画だ。邦画って映画の話題だとよく腐して言われるけどおもろいやんけ!ワイの世界が狭かったわ!となった作品だった。英語の面白さに気付いたのと同じように私は日本人だから日本の作品における考え方というか言語の持つ空気感というものがめちゃくちゃ馴染むことに気付いた。去年書いたnoteでは邦画はあまり見ないって書いていた気がするが、今年は邦画も観ていこうと思っている。ただ小説原作だと小説で読むかってなるパターンもあって難しいんよな。正欲は映画を観るかすごい悩んだ。

エッジランナーズアーケイン、ネトフリで観れるアニメ2本。2本とも2023年の新作じゃないはずだが絶対面白いうえに自分に合うだろうからいつか観よう、観るものが無くなった時や精神が落ち込んだ時に観ようと溜めていたのだが2本連続でぶっ放した。くらいにくらった。面白すぎてひっくり返った。12月はこの2本のことで頭がいっぱいだったし、正月はLoLで遊んで潰れた。なのでこんな6日目になって新年の抱負を書いている。なんか意識高め(?)な目標をはじめに書いたがスタートダッシュは既にコケている。起き上がっていこう。LoLは世界一のコンテンツのひとつではあるので触れられたことに後悔はあんまりない。3試合に1試合はフィードしたのでマッチした人には申し訳ない。わははは。ただ遊んで思ったのだがLoLは面白すぎて適度に遊ばないと時間が無限に吸われる。見るより遊ぶ方が圧倒的に面白い。怖い。サイバーパンクのほうもゲームを買ってはいるのだが、まだ触れていない。ゲームでいうと名作と名高いアンダーテールなんかも積んでいるので、暇を見つけられたらサイバーパンクとアンダーテールの2本は今年で遊んでおきたいとは思っている。バルダーズゲート3は…一旦置いておこう。

小説だと虐殺器官ハーモニーをようやく読めたのが本当に良かったし、本当に面白かったし、作者がこの世から既にいないことに本当に泣けた。これだけの才能ならば小説のみならず伊藤計劃が脚本を手掛ける映画があっても確実に面白かっただろうと夢を見てしまってならない。関係各位全ての人が思っていることだろう。推しは推せるときに推せとはよく言うが、推したい書きたい作りたい読みたい観たいも欲求が自らの内で燃えている間に邁進しようと強く思う次第である。

てことで、あけおめことよろです。

観たいものも読みたいものも尽きないのでサポートいただければとても助かります。