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生の実感って些細なものかもしれないという話

皆さまご機嫌いかがでしょうか。ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーの まるやま ゆみ です。
私の文章に目に止めていただきありがとうございます。

先日映画を見てきました。

私、YMOの曲はほぼ聞いていますが、ファンというほどでは無いです。
更にソロの作品についてはほぼ分からない。全ての曲を知っている訳ではありません。

こういう感じですが、この演奏についてニュースで報じられた時はとても興味を持ちました。

私の思い違いでなければ、この様子がNHKで放送されたかと。配信ライブはこれじゃないのかしら。

映画の感想(ネタバレ無し)

映画館から外に出た時の風景がとても印象的でした。

街路樹の葉の隙間から漏れた初夏の陽射し。

この時期らしい乾燥した空気と冷たい風。
ビルが風力を強めているかもしれないけども、ちょうど良い心地よさ。

「あぁ、あの人はもうこの天気の気持ちよさを感じることは無いんだな。」

生きている感覚ってこういうことかもしれない。

こんなありきたりの天気、小さな幸せで喜べる。

映画の内容(ネタバレかも)

前編モノクロで、ただ淡々と演奏が続く。

意図したものなのか、息遣いも聞こえて来るけれども、「渾身の」と言うよりはやはり「淡々と」形容したいようなもので。

本人的には演奏に納得がいっていないと思われる場面も見受けられ、やり直しを求める。
でも、やはり「淡々と」時間は過ぎていく。

全ての曲を演奏し終わり、彼は消える。
ロウソクの火が消えるように。

まもなく室内に色が戻って来る。

色の有無で生死を表しているのだろうか。
その考えは映画館の外に出て、より強くなるのでした。

Lightな感想(ネタバレあり)

私はTon pooのピアノソロが一番良かったです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
また、読みに来ていただけたら嬉しいです。
それでは。

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