相談箱より:どこまで帰省がうまくいくか
占星術相談箱からのおたよりです。
帰省となると、この連休中でしょうか。
おこたえが遅くなってしまいましたが、間に合うことを祈ります。
「どこまで帰省がうまくいくか」や短期的なアドバイスについては、実はタロットカードのほうが得意です。
しかし、せっかく生年月日をいただいたので「ご家族との関係について」生まれ持った性質から見ることができないか、いったん見てみましょう。
4ハウスに星が集まっています。
4ハウスは、「家庭」や「ルーツ」とくに「母親」をあらわします。
とくに困難が示されているというよりは、そういった家庭や母親との関係が人生において重要になってくる、と読み取れるでしょう。
ご自身の星の配置でいくと、風の星座に星がありません。
おそらく、ご家族を突き放すとか、自分は自分、他人として生きていく、というような割り切りも苦手なのかと思います。
活動宮に5星集まっているので、とにかく行動でこれまでの人生を切りひらいてきた方かと思います。
その反動のように、家族や実家の始末をつけるときも、たまには必要になるでしょう。
木星と金星が華やかなのですが、そこに土星がにらみをきかせています。
完全に憂いや後悔を忘れきることもなく、無責任になりきらない、ということかと思います。つまり、きちんと心残りを始末しながら進んでいける、ということです。
ドラゴンヘッドと冥王星が近いので、ご家族はご相談にあるようにだいぶ極端に感情を爆発させることが多いかもしれません。火星や天王星・海王星もそこに力を与えています。わけのわからないヒステリーは厄介ですが、身近で起きてしまえばどうにか対処するよりありません。
「ご自身」をあらわす太陽と月が、他の星とはっきりアスペクトをとらず孤立しているように見えるのも印象的です。おそらく、いま選択されているように、ふだんは距離を取って過ごすのが正解です。
近々の帰省については、やはりタロットにアドバイスを求めたほうが確実でしょう。
「どうにか穏便にやりすごせるか」「そのためのアドバイス」で二枚引いてみます。
破壊的な大騒動には、まずなりません。安心してください。
少しギスギスしたり圧力は感じるかもしれませんが、表面上は和やかに過ごせるはずです。
アドバイスは、おそらく難しい立場に置かれることも多いと思いますが、どうにかバランスをとることです。
もし、お母様とご兄姉が対立するようなら、どちらにもつかず公平に。
まとまって批難されるようなら、矛先をおさめてもらうことを優先してください。
手持ちのカードは少ないことと思いますが、短い帰省の間だけのつきあいです。
一緒に過ごす時間を波風立てないように努力するのも、悪いことではないと思います。
これまでのご相談はマガジン「占星術相談箱」にまとめています。
創作関係のお悩み・病気のお悩みが多め。
ご相談はWebサイト「星かがみ」のフォームからどうぞ。
出生日時を教えたくない場合、タロットで占いますので「はとさん通信」に送ってください。
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