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粋にねばねばモロそば (レシピ付き)


メインになるようなどーんっとしたおかずはないけど、ちまちました副菜はあれこれある、なんて日のこと。
副菜は量もちまちまと少く、これらでご飯というのもなぁ… と考え込んでいるときに、乾蕎麦とモロヘイヤがあることを思い出したのです。

まずはモロヘイヤをゆでて刻む。
エジプト野菜のモロヘイヤ、現地にはこれをを刻むための専用包丁があるんだっけ… なんてことを考えつつザクザクザクザク細かく刻む。

蕎麦をゆでている間、菜箸片手に鍋の前でぼーっとしているとふと浮かんだのが蕎麦切り包丁のこと。おお、モロヘイヤにも蕎麦にもそれ専用の包丁がある! 今日の食材は専用包丁つながりか! … いや、だからなんだろう? という間に、蕎麦、ゆであがり。

あとはこれらと麺つゆなどを混ぜ合わせるだけ。 細かく刻んだモロヘイヤがねばる、ねばる。 これ納豆を足してもいいかも、でもそうすると納豆が主役の納豆そばって感じだな… 納豆、たしか納豆を混ぜるためだけの専用箸があると聞いたな。 ヒトってわざわざ特定の食材専用の道具作るの好きだね。 イチゴを潰して食べるためだけのスプーンとかさ……… はい、はい、考えるのおしまい、できたー、食べましょう!


モロそば 

材料
蕎麦 (生でも乾燥でもあるもので) ・適量
モロヘイヤ・適量
炒り白ごま・適量
麺つゆ・適量

※ 適量、適量、でレシピというほどのものではございません…。
麺つゆも物によってだいぶ味、濃さが違うのでご自身の舌をたよりに味を調整してくださいな。
分量の参考としては今回、乾蕎麦は300gにモロヘイヤ1袋です。
1袋といってもこれまた扱う店によって量違うかも、ですが。

1. モロヘイヤを熱湯で1分ほどゆでる。
ていねいにやる場合は茎と葉に分けておき、お湯が沸いたら茎を先に入れてから葉の部分を投入。 とはいえ、丸ごとの状態で根本からお湯に沈めていくのと大差はないでしょう、多分。

2. ゆであがったらモロヘイヤを冷水にとる。
水気をギュッと絞ったら細かく刻む。
ボウルに入れ、炒り白ごまと麺つゆを加えよく混ぜ合わせておく。

3. 蕎麦をゆでる。
ゆであがったら冷水でしめて水気を切り、2のボウルに投入。
全体をよく混ぜて、盛り付け、完成!


さっぱりとしつつも、力強いねばりで麺にからむモロヘイヤの醍醐味を堪能するのが粋な一品。 納豆足して、納豆そばにしちゃうのは野暮というもの。 納豆そばにモロヘイヤを足すのはオススメしますが ( ん??? )

モロそば、簡単に作れる上に栄養面でもなかなかすばらしい。
モロヘイヤにたっぷりと含まれる各種ビタミン、カルシウム、鉄分、葉酸、水溶性&不溶性食物繊維などに加えて蕎麦の栄養もあれこれと。
食欲が落ち気味なときでもスルッと食べやすいので、元気をつけたい時にもぜひお試しください。


#おいしいはなし
#レシピ
#蕎麦
#モロヘイヤ

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