1D1T20を振り返る。

Funk、Discoをテーマに始めたけど、ぜんぜんそうはならなかった。結局、わりと普段の手癖っぽいというか、それがテクノなのかハウスなのかなんなのかはよくわからんけど、普段通りっちゃ普段通りになった。ただ、色んな今まで吸収してきたものが出てるっぽいな、とは思う。タイトルテーマはサーカス。何故なら、最近からくりサーカスの漫画を全部読んだから。めっちゃおもろかった。モブがひとりもいなかった。かなりじっくりサイドストーリーも描いてたんだけど、今の時代だともうああいう、良い意味でダレる時間をゆったり持つオモロいものって作りづらいのかなぁ。

今回実はBPMを前々から決めておりまして。1D1T12辺りから、1枚分のBPMを揃えてやってたんだが、今回はある程度バラバラにしようと。で、今回の1D1T20は120BMPから135BPMまで膨らんで、120BPMに戻ってくる流れにしようかと。そこから1D1T21はもっとゆったりした曲にしようかなってね。どうしようかね。まだ決めてねぇや。

俺の中のテクノとディスコはKAGAMIさんから感じるアレがそうだと思ってるので、そこに影響を受けてるとは思いたいけど、よくよく聞いてみると似ても似つかないよな。サンプリングあんま使わないし。何に似てるんだろ、俺。もっとKAGAMIさんの遺伝子、静脈に注射したい。

今回、おススメはringmasterかな。この世にはいろんな音があるけど、結局ピアノが王様よね。って思った。あと、9th最高。

191 opening of the circus

まだかなりファンクを意識しとる。エライ。メインのメロというかシンセのリフはKool & The Gangのなんかの曲をオマージュした気がするんだがなんの曲だか忘れちゃった。ファンクってなんだろうねぇ。。結局あんまり掴めなかったなぁ。隙間がちゃんとあって、3拍目に気合が入ってるんかなぁ、とは思うけど。あと、かなり声で決まるよなぁ。ファンクっぽいボーカルサンプル使うとかなりファンクになるんよねぇ。。でもそういう結論は微妙っつーか、もうちょっと深淵を覗きたかったなぁ。ま、次がんばりましょ。

192 acrobatics

これはかなり俺の思うディスコが出来た気がする。やっぱフィルターは正義よ。ベースが良い感じ。こんなんたくさん作りたい。最近はあんまり新しいサンプルとかプリセット入れてなかったけど、今回はちょこちょこ使った。黒人のアウッ!って声入れるだけで、突然ファンキーになるの、凄い。

193 trapeze

もうファンクもディスコも諦めてる。フィルターだけ残ってる。一応ドラムはブレイクビーツを意識してるんかな。あと声のサンプリングね。実はこんぐらいの曲は好き。アガり過ぎず、サガり過ぎず。

194 animal training

ファンクを取り戻そうとしてる。ベースが良い感じ。でも、ガツガツくるシンセがサイケトランスで使う音色。たぶん混ぜたらどうなるんかやってみたかったんだろうね。あと、久々にギターを弾いた。単音のカッティングっぽいの。良いね、ギター。ギターのおかげで引き締まってるまである。難しいことしなくてもたまにはギターつかお。

195 puppetry

もうファンクもディスコも忘れてるけど、ボーカルサンプルと、コードの打ち方でなんとかブラックの匂いを付けようとしてる。ボーカルやっぱ良いな。入れると作りやすいし、シンセの代わりにもなるし。人の声ってすごい。

196 ringmaster

お気に入りです。ピアノを裏を意識して叩けばそれだけで成立するよなぁ。ディスコをちょっと思い出したけど、どっちかと言うとハウスになってる。こんな感じの曲はコンスタントに作っていきたいなぁ。

197 juggling

さすがにそろそろファンキーなベースを聞きたくて。でもマリンバみたいなpluckの音がハウスを呼ぶ。フィルターは掛け得。これも結構いい感じ。好き。

198 knife thrower

これはなんの枠に入るんだろう笑 でもいい曲。4小節のpluckのメロで引っ張って、ビートはゆっくりから入る。そこからシンプルなループに入る。(聞く人の)時間があるならこの感じで7、8分くらい引っ張りたい。いったり来たりしながら。あ、この曲はそうだ。俺、Duckっていうダッキング用のプラグインをめっちゃ愛用してるんだけど、そのかかり具合を調整するのにハマって、ここらへんから積極的に使ってたな。キックが鳴る一拍目だけシンセの音量をグッと下げることで、ンーワ!ってこう、裏拍で音が前に来る感じとか、このDuckを使ってるんだけど、グッと音量下がるけど、低音は残ってるみたいなのとか。あと、音を刻むのに使ったりとか。なんか元々の意図とは全然違うけどDuck使うの上手くなったな。

199 hat manipulation

これも198の流れを汲んでるけど、もう少しゆったり、揺らせすぎないようにした曲。キック周りだけででいったりきたりの展開作るの、好き。あんま聞いて貰えないと思うけど。。

200 the way back or home

ほんとうに、ただ本当に、ただただなんでもない曲。笑 ピアノとSH-101が歩くように鳴ってるだけ。まるでピアノの練習曲みたい。ま、Winnersのリミックス書くので疲れちゃったのもあって、ぜんぜん拘らず、好きに手を動かしただけ。リスナーの事を考えないなら今作で一番好きかも。サーカスの帰り道、ってことでね。

そんな感じで、これからも、意味のあることも、意味のないことも、1日1日、愛でていこうと思う所存。

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