かがやき

櫻坂46と音楽、そして人生について

かがやき

櫻坂46と音楽、そして人生について

最近の記事

『無言の宇宙』を通じて、考察。

言語化というものについて考えてみたい。 さあ、考えてみてくれ、と言われたときに かの有名なヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』の 第7の命題「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」 もしくはその著書全体が浮かぶ人は多いと思う。 だが、この言葉の意味を今追いかけるとそれだけで 本が一冊かけてしまうので、今は簡単にまとめさせてもらうと 「愛」について言語化できるのは愛そのもののうちの一部しかない 「愛」そのものの言語化は不可能であるのだから 「愛とは~」といった

    • 『未来の答え』の歌詞を読む。

      ********************* 一番大事なものは 何だろうって思った 愛か夢か友達か 目を閉じて考えた ******************** あなたにとって一番大事なものは? と他人に聞かれると結構困ると思う。 一番を選んでしまったら、 他のものとの別れが待っている気がしてしまって 悲しいと思う人もいるかもしれない。 ま。いろいろ浮かべるのが大事なんじゃないかな あれかな?これかな? って思い浮かべる そういう時間で、自分の大切なものの大切さを実感する

      • 『君に贈る花がない』の歌詞を読む。

        「君に贈る花がない」の歌詞は、-タイミング-がテーマの歌詞だと思う。 人間関係ってタイミングがすべてだ。 どんなに両想い(になりかけの甘酸っぱい二人)でも、タイミングが合わなければ 付き合う感じにならないこともある。 告白の答えが、気持ちとは関係なしに、ただのタイミングだけで真逆になってしまうんだ。 歌詞を読みつつ、タイミングひとつのすれ違いで、 時間の前後が変わるだけで、全然違う運命をたどっていたかもしれないストーリーを じっくりと読み解いていきたい。 *******

        • 『三角の空き地』の歌詞を読む。

          例えば、毎週同じラーメン屋に通ってみたり。 それが、都会の中に埋もれるようにして自己主張している狭い狭いラーメン屋だったとしても。 行くたびに景色が変わるなんてことはないと思う。 いつ行っても同じような人たちで混み合っていて、いつまでも変わることないように見える。 それが、当たり前のように見えるけど、 「さあ、久しぶりに学生時代によく行ったあのラーメン屋に行ってみよう」 と思って目指してみると、その店はなくなっていたりする。 こんなのはよくある話。 なにしろ5年続く飲食

        『無言の宇宙』を通じて、考察。

          『~Do my best~じゃ意味はない』の歌詞を読む。

          この曲が出たとき、みんなこう思った。 「メンバーはみんな元から努力してる」 「努力してる姿を見るのが好きなのに、意味がないとはどういうことだ」 「結果=金 か?そうなのか?」 「薄汚い犬!資本主義の豚!」 「拝金主義者め!」 「アウトロが長すぎる」 「ポカリのみたい」 「れんたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」 別に、それはそれで間違ってないと思う。 アイドルは過程が大事なんだそれが個性なんだと散々言っておきながら、 (真意はどうあれ)結果主義的な歌

          『~Do my best~じゃ意味はない』の歌詞を読む。

          『アナスターシャ』の歌詞を読む。

          僕が秋元康先生の書いた歌詞を読むときに大切にしていることは、この発想、喩えが、どこからやってきたのかということである。 秋元先生は、世界中の芸術作品から影響を受け、歌詞を製作している。もし、その発想の源流となった作品に出会て鑑賞することが出来れば、少しでも彼の脳みそに近づけると思うからだ。 1997年のアメリカ映画『アナスタシア』は、記憶を失ったまま孤児として育てられたロシアの皇女アーニャが、家族への唯一の手がかりであるペンダントに記されていたパリの住所を元に、「アナス

          『アナスターシャ』の歌詞を読む。

          『きっかけ』の歌詞を読む。

          乃木坂46唯一の、誰に向けられたわけでもない卒業ソング 3期生初の卒業を発表した大園桃子にも この曲はすごく似合うと思う。 決心のきっかけは「理屈ではない」 じゃあ、なんなんだろう。 ******************** 交差点の途中で不安になるあの信号 いつまで青い色なんだろう? ******************** だいだい、人生というのはうまく行っているときほど 不安なもんだ。 うまくいっていないときは頑張れるから。 でも、そのまんまの調子で頑張れ!って

          『きっかけ』の歌詞を読む。

          『サヨナラの意味』の歌詞を読む。

          歌詞の読み方に唯一絶対の正解なんてありませんし、読み終えた後の僕の中でもいろんな説が渦巻いていたりします。 でも、そんな想いの濁流の中、一本の木の枝に捕まっているような感覚で、 僕の思いをこうしてまとめられたら、素敵だなと思うのです。 「守りたかった 愛に代わるもの」 僕が考えてみたいのは、ただこれだけのワンフレーズです。 秋元先生の歌詞では一番最後に 「比喩と現実をリンクさせるワンフレーズ」 が出てくることが、よくあります。 このワンフレーズもきっとそうなんじゃない

          『サヨナラの意味』の歌詞を読む。