母親ヅラ、彼女ヅラさせて金をまきあげることこそVTuberの本懐
件のVTuberのことは名前も知らないし情報を得る気もないので、以下に述べることはあくまで一般論である。個々人がどうであるかについては知らないし述べない。
これはVTuberに限らず、アイドルとか、Youtuberでも場合によってはそうだが、客に勘違いさせることで本来以上の価値の金を払わせる商売というものがある。
相手に認知してもらうだけでも友達気分になれるだろう。思い込みで恋人気分になったり、関係者気分、保護者気分にもなれるだろう。なれるからこそ稼げている。つまり、騙して稼ぐのが仕事なのだ。
アイドルは夢を売っているとか言えば綺麗に見えるが、実際に売っているのは夢ではなく欲である。やっている本人はそれを自覚していないというパターンもありそうだが、欲を売っていることを知らなかったとしても、欲を売っていることに違いはない。
つまり、「そんな商売してません」は存在しない。
勘違いさせて稼いでるのだから、その中から勘違いした言動をとるヤツがでてくるのは当然である。だってそういうふうに誘導してきたのだから。
自業自得なのである。
特に厄介な行動をせず、好きなように活動できるようにスパチャいっぱい払いますね!というだけの人間だって立派な保護者ヅラだろう。
保護者以外でそんなことする人、いるか?いないだろう!
要するに保護者になってもらって金を払ってもらっているのだ。
保護者ヅラするなというならそういう金を絶ってからにしろ。
「コンテンツが廃れようがどうなろうがそれは作った人間の責任なのであってこちらが他人の金儲けを応援する義理などない」というドライな客ばっかりだったら成立しないような商売は、山ほどあるだろう。
そういう商売は保護者に金を払ってもらっているようなものなのだ。
クリエイターを支えよう!みたいなのも、人の保護欲みたいなのを刺激して金を引き出させるビジネスだと言えるだろう。
だが、そんな都合のいいだけの商売はない。
「適正な市場価格」より上の金額を出させるビジネスはどれもどこか不健全なので、そのツケは当然、商売やってる側に返ってくる。
それが「恋愛禁止」だの「彼女ヅラ」だのとして返ってくるわけだ。
当然のツケを払わされているだけであることを理解できないバカが、恋愛禁止は不当だとかガチ恋はバカだとか言っているわけである。
そんな悪どい商売をしなけりゃ払わなくていいツケであろうよ。
妙に関係者ぶったことを言ううざいオタク、みたいな話があるけども、あれも結局は関係者っぽい気分にさせて金をまきあげようというスキームがオタク界隈に多いことから生まれる必然の帰結でしかない。
一例としてクラウドファンディングがある。あれは「お手軽な関係者ぶらせ」だと言えるだろう。 エンドロールに名前が載るだとかもそうだ。
事業に投資すると、事業が成功したら利益がバックされる、これが通常の投資(もちろん例外はある)だ。クラファンでお金を払って限定品を先行購入できますって、それは全く投資じゃないだろう。でもそれもファンディングだという。そう、それこそが「関係者ぶらせ」なのだ。
やっていることはただの消費行為でただの消費者だが、消費者でなく出資者、支援者という名目になることで勘違いさせ、お金を引き出すのである。
「応援」という気持ちで金を払ったら、その時点で消費者ではなくなっているのだ。このことを商売をする人間も金を払う人間もしっかり自覚するべきだ。ツケは必ず払うことになる。いいとこ取りはできない。