価格、品質勝負では勝てない。

現在、集客に困っている人、いるのではないでしょうか?

そんなとき価格を変えようか、品質を変えようか、品揃えを増やそうか

そんな考えをしていたら間違いなく集客は出来ません

こんな話があります。ジャム理論と呼ばれる有名な話です。

あるジャム屋が店頭に24種類のジャムを並べて売ると購入率3%

6種類並べると購入率30%でした。

この話はモノが多くなればなるほど売れなくなるという結論のお話です。

ではジャム屋は何を考えなければいけないのか。

それはカスタマーアクション、お客様の行動をみることが大事なのです。

では、このジャム屋のカスタマーとはなんでしょう

パンを食べる人・・・顧客

パン以外の人・・・非顧客

朝食を食べない人・・・断固たる非顧客

先ほどの品揃えの施策というのは、顧客に向けた施策ですね。

ということは、非顧客層に向けた施策を考える必要があるということです。

例えば、ご飯にかけるジャムやお弁当に使えるジャムといったような新アイデアが出るわけです。

他社や業界の常識を1回頭から取り除き、顧客に目を向けて顧客体験を売ることが重要です。

こんな話があります。皆さんピカソという画家はご存じですよね?

ピカソは世界1儲けた画家といわれています。

ピカソが生きた時代1800年代後半の芸術は見たモノを上手に描くことが良いとされていました。

しかし、ピカソの絵というのはとても奇抜な絵のため評価されませんでした。

そこでピカソは自分の絵を売るために絵を買う人の行動を研究しました。

すると絵を買うような人々はワインを飲むことが分かったのです。ピカソはそのことからワインのラベルの絵を描き、自分の絵をアート、芸術として認めさせたのです。

そのワインは皆さんご存じの通りシャトームートンですね。

このように既存概念を捨て、モノ思考から行動思考に変えることで売上、集客を上げることができるのです。


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