人は理論では動かない

店内POPやチラシは読まれるためでも見せるためでもない。動かすためのものだ。

もしそれが出来れば何もせずに人を行動させる事が出来る。

とある大手ショッピングセンターの年末の施策です。

年末はカメラが売れるんですね、そこでPOPを出すという状況です。

・今ならカメラがお得 購入率0.2%

・あと何回家族で集まれるだろう? 3%

ここまで購入率が変わってくるんです。

ここで覚えてほしいことは【人は理論では動かない】

【いつでも感情が行動を生む】ということです。

そんな刺さるPOPやチラシの文の作り方をお伝えしましょう。これが出来るということは、売上を上げてしまえるという売上の作り方でもあるんです。

まず、1つ目、ここでも例を挙げながらお伝えします。【唐辛子】です。

とても辛くて美味しい  これでは人は動きません

→汗が滝になるダイエット唐辛子 このように【辛い】から連想される比喩的表現が重要なのです。

2つ目、現状+売りたいもの です。

例えば英会話教室では

外国人の恋人作りませんか? グローバル人材となり価値を上げませんか?

脱毛では 髭を剃る手間をなくしませんか?

といった感じでつくることが出来ます。

3つ目、感情です。

読み手は思うほど読まないこれが基本です。

そこで感情を揺さぶらないといけない。5つのテクニックを意識することで感情を揺さぶる事が出来ます。

1,共感する悩み

2,損すること

3,社会常識

4,承認欲求

5,優越感

これらを意識して文を作ることで感情を揺さぶる文ができます。

例えば、カフェで子連れのママに向けた宣伝の場合

鳴き声大歓迎、○○に住むママが選ぶ、いつも大変なの知ってるから一息ついて、泣いたらおかわり無料

こんな感じです。

4つ目、本音をことです。

何を求めているかを客に聞いてはいけない。なぜなら人はほとんど建前で発言するから。

マクドナルドの例をあげると、女性向けの商品を売りたいと意見を聞いたところ【サラダマック】という意見がでました。

これを鵜呑みにして売り出したところ大ゴケ。当たり前です。

女性の本音はマックに来たときくらい気にせず好きなモノを食べたいのが本音だから。

【女の人がビックマック】これを売るために女のモデルさんが大口開けてハンバーガーを食べる絵をみせるという売り出しができるのです。

このように客から聞いたことの本音を探ることが大事です。

以上のことを取り入れて文を作ることで、人の感情を動かし、行動させる。

そんな文が作れるでしょう!!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?