戦わずして勝つことが最善

いきなりですが、質問です。

あなたは牛乳が欲しい。

スーパーでは１７０円で売っているが、距離が遠い

コンビニは家の隣にあり近いが２００円で売られている。

このような時ほとんどの人が値段は高いが距離の近いコンビニで牛乳を買うだろうと思います。

これはお客は30円で時間を買ったというわけです。

この場合は時間を客は比較して購買しているわけです。

【このように客が何を比較しているのか】を把握しておかないといけません。

例えばカフェでは、客はコーヒーの美味しさを求めているのか。

本当は設備の良さや充電コードが付いている席を求めているかもしれない。

何を求めているのか分かれば売り物はコーヒーではないかもしれないわけです。また、コーヒーを売っていたら競合は山ほどいるが、設備などを売れば競合はいないかもしれない。

では、自分たちは何で勝負すれば勝てるのかを見つけ出せる方法があります。

それはUSPを理解することです。USPとはユニークセールスポイントという言葉の略で、図でわかりやすく説明します。

この図のUSPで勝負することを徹底して、逆に他の部分を捨てることが大事になってきます。

この図の話をドミノピザを例にあげてお話します。

ドミノピザの創業者はピザ屋で働いていました。そのピザ屋は味は抜群に美味いピザ屋でしたが出来上がるまでにとても時間がかかります。

そこで出来上がるまでのスピードに特化したピザ屋を作ったのです。

これを図で見ると

これがドミノピザが武器にしたUSPとなります。

このような考え方はどの業種であれ自分たちが何を売りにすべきかを理解するのに役立つわけです。