気になる新刊(24/4~24/6)

いつのまにか7月末になってしまいましたが、2024年第一四半期の気になる新刊をまとめました。個人的に今回は不作です。

・生命起源の事典

この本は化学なのかと言われれば微妙なのだが、目次を見ていただければどんな分野の人も目を惹かれると思う。私は有機化学畑なのだが、”1-26 ホモキラリティ:鏡の中の世界はあるのか”や、”3-6 地球外物質とキラリティ”、”3-11~18 炭素質隕石の有機物”、”4-23 不斉自己触媒反応”など、見るからに興味をそそられるものばかりである。ただ、興味本位で買うには高い。


・化学における情報・AIの活用

CSJカレントレビューの50巻目にして最終巻。最終巻らしく、今後無視できなくなるであろう、AI等の総説。個人的にはそこまで興味をそそられないが、最終巻ということでピックアップ。現在、全50号完結記念まとめ買い謝恩セールをやっているみたいです。以下にリンクをはっておきました。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfsTuHTVP_QN0x6aJLqjxSvU95KOOXqqw3nnKSR0p9Y9Whmjw/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0&pli=1


・元素楽章

元素の特性に基づくキャラクターデザインとフィクションの要素を融合させ、物語にまで昇華させた、元素擬人化ファンタジー。7月第4週になっても、化学同人では自然科学系で出庫第一位を維持しているので、かなり人気のようだ。


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