これは単なる思考の外部化 2023/10/18


こう考えると人は本当に自分に必要なものを探すのに、とても苦労しているのだと気がつく。

みんなが企画を通せるように時間を割いているのに、うちの会社だから通らないんだと意固地になって、話をまるで聞かない男。
1人で泣いていたようだけど、フォローしてもいじけるばかりだからこちらが気を割く気力も削がれる。
会社に入ったばかりの時、うちの会社だから通らないんだと漠然と思い続けていたことを思い出す。
あんな本、私なら出せない。
あまりにも読み手の利益を考えていないから。
自分が単行本を出したいことと、読者が知りたい情報を届けることは、全く違う。
エゴと、思いやりと。

人は気がつくとエゴに溺れがちだ。
身動きがとれなくなってから、気がついても手遅れということもある。

私の今のエゴは、図版もりもりにしたい、勉強になる英文にしたいから難易度が多少上がってもいい、だろうか。
果たして中学まで勉強しなかった子が、高校に入って英語をやり直そうと思うことはあるだろうか。あるかもしれない。
先生はその復習にどれほどの時間をさくのだろうか。
ただでさえ、簡単にする改修を試みているのに、私が先生に頼みづらいからto不定詞を入れ込もうとしているだけではないか。
実際より難しくなっている。
これはダメだ。
あのパートは書き直す必要がある。腰を据えて。

腰を据えないといけない。腰を据えないといけない。頭をつかえ。気を取られるな。頼む。

人を信頼して任せること。苦手な部分の手当て。五月雨でしか送れないのは、それのが楽だから。

私のあこがれる女たち。自分でない全てに私はあこがれている。中身なんて、本当なんて、知らないのにね。
痩せたいけどもう食べたいが勝つんだよ。
不満がないかお。かわいいのにブス。


2023/10/18 2217

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