伝統的食文化を提供してくれる飲食店/居酒屋を応援しよう

あなたは居酒屋や飲食店は好きだろうか?
筆者は自分で簡単な料理なら作るが、やはり手間暇のかかる料理を作ってくれる飲食店や、希少な珍味を取り寄せて提供してくれる居酒屋が大好きだ。

日本ほど、四季折々の食材を楽しめる国は少ないように思う。
「こんなものまで食べるの!?」といった食材を居酒屋は提供してくれる。
季節の新鮮なものを提供してくれる居酒屋は、いわゆる「チェーン店展開」していない居酒屋に多い。
中には、ある程度の経営の規模を維持するために、小規模チェーン展開をしつつも、それは「牛の一頭買い」などを行って値段を下げたり希少部位まで提供することを可能にするためにやっているところもあるため、一概にチェーン店があることがダメなわけではないので注意が必要だ。

季節ごとの新鮮な食材を最高の状態で仕入れ、それを最高の料理でもてなしてくれる。
料亭であれば、そのような最高の料理を高額のお金を払えば堪能することが出来るのだが、日本の居酒屋の中には、そのような凄い食材を低価で提供してくれるところもあるのが驚きだ。
筆者はそのような居酒屋を全力で応援して守らなければならないと思い、日々通っているのだ。

筆者は様々な記事を通じて、「世界全体で統一した統治の流れ、いわゆる、グローバリズムに抵抗しなければ、あらゆる個性が消され、何の味気もない家畜として生かされるだけの奴隷生活が待ち受けることになる」と警告しているが、グローバリズムの波に飲み込まれれば、真っ先に居酒屋もなくなるだろう。

普段は政治に興味のない人が、残念ながら日本には多く、大半の日本人は「政治なんてどうでもいい。よくわからないし、どうせわかったとしても何も変わらないだろう。」と考えている。
だが、一見、遠いようで政治を知ることは、愛する居酒屋文化を守ることでもあるのだ。

日本には、年々破壊される魚の生息地を守ろうとして地道な活動をしている人が居る。
希少で価値の高いフルーツを守るために地道な活動している人が居る。
食というテーマ一つをとっても、実は日本が世界の中で群を抜いて恵まれた環境を持っていて、そのような環境を守っていかないと今にもなくなろうとしているという現実を知ることになる。

街に出て居酒屋に行き、感動的な一品に出会い、感動的な一杯に出会う。
そしてそんなひと時を大切な人と過ごしたり、誰かと出会うきっかけになったり、仲間の絆を強める時間になったりする。
居酒屋文化こそ、日本人全員が大切にしている文化だと思うのだ。

街に出て居酒屋に行き、食に感動して日本の素晴らしさを感じる。
その事だけでも、日本という祖国を大切にしようという気持ちが生まれる。

街に出て居酒屋に行こう。


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