仏パリでの2024年オリンピックの開会式は大いに穢されたものとなった:もはやオリンピックはポリコレによって政治利用される場となった

2024年の夏のオリンピックがフランスの首都パリで開催された。
パリと言えば、美の街、芸術の街、そして、美食の街として世界的な有名な都市での開催となったが、開催早々、世界中で物議を醸し出す内容の開会式が行われた。
本来、オリンピックというのは日頃は政治的攻勢を続けている世界各国が、日頃の政治的問題を抜きにして平和的に世界中の国々が繋がれるように、平和的なスポーツの祭典を四年に一度という定期的に定められた期間で行おう、というものである。

だが、近年では益々、ポリティカル・コレクトネス(略して、ポリコレ)という、政治修正主義が人々の価値観を破壊して、新たな思想を政治的に植え付けようとしている。
その場として、既にオリンピックが利用されているのである。


まず、今回のパリで開催されたオリンピックの開会式で一際目を引いたのが、フランスの絶対王政自体のブルボン王朝第五代ルイ16世の妻であり、フランス革命によってギロチンの刑に処せられたマリー・アントワネットの首が切断された姿を映し出すと共に、ブルボン王朝の象徴的な宮殿であるヴェルサイユ宮殿から赤い血が噴き出すかのような演出が行われた。

フランス革命が起こったのは1789年であり、2024年の平和の祭典で、首を切断されたマリー・アントワネットを全世界に放映する必要がどこにあるのか、甚だ疑問である。


更に世界中の人々を驚かせたのが、新約聖書の書かれた事跡を元にして、画家のレオナルド・ダ・ヴィンチが「最後の晩餐」として描いたものを明らかに模したと思われる映像で放映された。
その映像を見れば、キリスト教徒であれば即座に「最後の晩餐」をパロディーにしたと瞬時にわかるものであり、キリスト教徒でもない筆者でさえも瞬時に理解できるものであった。
更に驚きなのは、「最後の晩餐」の夕食の席にいる人物が全て、LGBTQを思わせる人物であったり、ドラグクイーンばかりであり、明らかに伝統的なキリスト教徒を馬鹿にしたものであることは明らかであるものであった。


しかも、その夕食会のテーブルの料理として運び込まれてきたものの中から出てきたのは、不気味な青い全裸に近い男であった。


世界中のキリスト教徒を敵に回すと共に、多くの者たちを不快にする動画に対して、世界中から多数の批判の声が上がり、それを受けてオリンピックの公式HPから、この映像が削除されてしまった。
あまりにも批判が強かったため、オリンピック主催者としても都合が悪かったために、削除に至ったのだろう。

削除された動画以外にも、今回のパリで開催されているオリンピックは反キリスト教的なものや悪魔崇拝のものが随所にちりばめられている。
世界的な祭典で悪魔崇拝が行われているという悲惨な現実を是非とも多くの人に認識してもらいたいと願うばかりである。



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