「ガザへの攻撃をやめてください!」と訴えることは「連続殺人犯を逮捕するなんて可哀想だからやめてください!」ということと同じだ

戦争反対というのはほとんどの人類が望むことだ。
戦争というのは原則、ある国の軍隊とある国の軍隊が武力をもって戦うため、お互いの国の軍人が殺し合いをする。
軍人は軍人である前に一人の人間であり、必ず家族をもっている。
家族を持った人が命を落とすということが、その家族をはじめ、友人や知人を中心に多くの人が悲しむことになる。
このように、「戦争反対!」と訴えれば、誰しもが賛同する話だということがわかるだろう。

2023年10月7日から始まるイスラエルとハマスの衝突は戦争ではない。
イスラエルは国家であり、その国の軍隊であるイスラエル軍がハマスに攻撃したわけだが、ハマスは国の軍隊ではなくテロリスト集団である。
ハマスは日本で言えばヤクザの延長線のような存在であり、パレスチナのガザ地区という地域を暴力と恐怖によってガザ地区を支配しているだけの存在だ。
いうなれば、まるで漫画『北斗の拳』のような状態であり、ハマスはガザ地区のパレスチナ人を統治する気などなく、パレスチナ人のために働くことは一切ない。
ハマスはハマスというテロ組織の私利私欲のためだけにパレスチナ人を利用するだけだ。
ハマスは自分たちの都合だけで、時には「パレスチナ人の人権を!」と主張するが、日頃からパレスチナ人の人権を蹂躙して虐待をし、ハマスの私利私欲の為に人間の盾に使ったりして殺しているのであり、「どの口が言う?」状態なのである。

そんなハマスを必死で擁護しているのが日本の大手メディアである。
ハマスというのは、例えるならば野放しにされた連続強盗殺人犯のようなものだ。
既に何十人も何百人も人を殺し、強盗を行っているような凶悪犯が逮捕されることなく、今現在も強盗殺人を繰り返している状態だ。
そのような連続強盗殺人犯が、「俺は地域の人たちの治安を守ってるんだ」「俺はイスラエルという世界一の悪党と戦っているんだ」と公言し、実際にはガザ地区のパレスチナ人を脅して騙して寄生しているのがハマスだ。
ハマスはまるで、ガザ地区のパレスチナ人に寄生したヤクザのような存在であり、ヤクザが一掃されなければガザ地区のパレスチナ人に平穏が訪れることはないだろう。

ただ、ハマスの完全殲滅は不可能に近いことと、ハマスの完全武装解除も不可能に近い事を考えると、イスラエルはどこかで早めにハマスへの反撃を止めなければイスラエルに対する非難の声が高まり続けるだろう。
そうするとイスラエルはこれまでも、今回もハマスを完全に停止させられなかったこととなり、それはすなわち凶悪な連続強盗殺人犯を捕まえれず、野放しにした状態となり、近い将来、再び2023年10月7日のテロのような被害を受ける可能性を残したままになるということになるのだ。

イスラエル政府は建国以来、この状況がずっと続いているのだ。
ハマスというテロリストはいわば、野放しにされた凶悪な連続強盗殺人犯であり、ずっと強盗殺人や殺人を続けている。
逮捕するのがとても難しく、逮捕するためには軍隊を投入するほどの行動が必要となれば、それを行えば世界中から非難を浴びる状態だ。
この凶悪な連続強盗殺人犯はイスラエル軍が軍事行動を取ればとるほど世界中から非難されることが分かった上で犯行を繰り返している。

イスラエルというのは、そういう難しい立場に立たされ続けているのである。


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