虎ノ門ニュースのような保守番組を存続させることが保守言論人の育成を妨げる

虎ノ門ニュースの終了騒動をめぐって、保守層のインテリジェンスの低さが垣間見れた。
虎ノ門ニュースのような、テレビに毛が生えた偏向報道にまみれたクズ番組の終了を悲しむ人たちの多さに筆者は悲しさを覚えた。

保守派の反対は改革派とかリベラル派といわれるが、それらの言論人は結局、根っこは共産主義者であり、グローバリストが支援しているために潤沢な支援金がリベラル派の言論人には支給される。
その為にリベラル派の言論人は良く育つ。
その一方で、保守言論人はなかなか育たないと言われる。
そもそも愛国保守派のバックには超金持ちであるグローバリストは背後にいない。
だから、多くの保守言論人は貧乏である。

そんなところにグローバリストが目をつけないわけがない。
当然、「金をやるから、俺たちの思うとおりのプロパガンダを垂れ流せ」という甘いささやきを保守言論人に向けてくる。
そのような甘いささやきに負けた保守言論人は、賄賂を受け取った売国政治家と同じように、平気で大嘘を垂れ流すようになる。
そのような保守言論人たちが虎ノ門ニュースのような番組に頻繁に出演している。
例えば醤油を買いたいと思った時に、キッコーマンが主催するキッコーマンの醤油だけを宣伝する醤油論評会を見ても、キッコーマンの醤油の事しかわからないだろう。
利益相反にまみれた言論人で固められた番組とは、そういうものなのである。

そのような言論人の対極にいるのが、例えば我那覇真子さんだろう。
彼女は彼女の信念のままに取材して報道する。
彼女の信念に賛同する者からの支援だけが彼女の活動資金になっており、利益相反がない。
我那覇真子さんは2020年のアメリカ大統領選挙において、かつて保守派メディアと言われたメディアでさえも、グローバリストに買収されて「不正選挙はない」という一方的な偏向報道に走った。
数々のメディアや言論人が買収されていく中、彼女は一貫して真実を追求し、徹底した信念で報道をすることを貫いた。

われわれが真実の報道を得たければ、彼女のような者を支援し続けることだ。
仮に彼女が偏向報道をし始めたとしたら、その時から支援を止め、真実を追求しようとする者への支援に切り替えるべきなのである。
間違っても、虎ノ門ニュースのようなクズ番組を支援するべきではない。
虎ノ門ニュースのような番組を支援して存続させ続けるということは、「テレビという超腐敗団体による汚職は許さないけれど、虎ノ門ニュースのような大腐敗団体による汚職は許してあげる」と言っているようなものだ。
汚職は汚職であり、汚れた者たちから出てくるのは利益相反まみれの汚い情報であり、清い情報は流れてこないのだ。

真に保守言論人を育てたいならば、我那覇真子のような言論人を育てる仕組みを考えるしかないのだ。

何度も繰り返すが、虎ノ門ニュースのような利益相反にまみれた番組はテレビと変わらないのである。
それでいて、大抵、虎ノ門ニュースのような番組は「テレビは偏向報道をしている!」と批判するが、「あなたたちも偏向報道をしているのは同じでしょう」と言いたくなる。
ある意味、テレビという他者を非難しながら自分も同じ悪事を働いていることを考えれば、虎ノ門ニュースのような番組の方が悪意の度合いは高いかもしれない。
虎ノ門ニュースのような番組が生き残れば生き残るほど、我那覇真子さんのような真の言論人を潰す環境が温存するだけだということに気付かなければならない。


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