漫画から学ぶ:現代社会の異常さ

世間はゴールデンウィークだったが、みなさまはいかがお過ごしだったでしょうか?
2020年の茶番から、世間のゴールデンウィークという楽しい娯楽期間も様相が変わってしまったが、せっかくのバカンスの時期なので、本日は少し気楽な話をしよう。

筆者は幼少の頃、漫画「ドラゴンボール」をよく読んだ。
より強い武術家を目指す主人公は、ある日、ピッコロ大魔王という悪の大魔王と出会う。
ピッコロ大魔王は世界を魔族が支配する恐怖で満ちた世界にした世界征服をもくろむ。

なんともアニメチックな世界だ。
ピッコロ大魔王は世界の国王を支配下に置き、全世界の人類に、ピッコロ大魔王への服従を命令する。
そしてピッコロ大魔王は言う。
「魔族が世界する世界は、悪こそ正義だ。殺人、強盗などの犯罪の全てが合法だ。悪人どもは好きに行動せよ。これを止めようとする警察や軍隊などは、ピッコロ大魔王様が根絶やしにしてやる。」と。

この話を読んだ時、筆者は幼いながら、その恐ろしさに恐怖した。
いつ何時、悪人に襲われても、それが放置され、誰も助けてくれない世界が来たら、一体どうやって生きていけば良いのか。
力と暴力によって支配される世界では、弱者は絶対的に救われない。
そうならないように警察や軍隊が守ってくれているのだと、当時、親に教わった。
そして、幼い私は「ピッコロ大魔王のような者が世界の支配者にならなくてよかった、このような者が支配者になることなんてないのだ」と、何故か安堵した。

だが、その漫画の世界が今、全世界で現実化しようとしている。

アメリカでは警察予算が極端に減らされ、犯罪の基準が緩められた。
つまり、警察官の数が物凄く減り、凶悪犯罪以外は犯罪ではなくなったので、現在のアメリカでは警察に助けを求めてもほとんど助けてくれないのだ。
例えば、カリフォルニア州では、10万円を超えるくらいの窃盗・強盗でないと、犯罪者は警察に捕まってもすぐに釈放される。
なので、強盗犯は電卓で「一人当たり10万円を超えないように」計算してスーパーやショッピングモールを集団で襲うのだ。

銃撃などの犯罪行為があって、警察に助けを求めても「警察が手を出したら罰を受けるので、警察をクビになりたくないから、出動しません」と言ったような返答をされることも少なくないのが今のアメリカなのだ。

まるで冗談のような話だが、これが今のアメリカの現実だ。
2020年のアメリカ大統領選挙の不正選挙から、現バイデン政権や左翼リベラルが支援し、支持するBLMやアンティファは正にピッコロ大魔王の魔族さながら、暴力によって犯罪を行い、暴動によって現地住民の保守活動を抑圧・弾圧している。
選挙の公平性を訴える平和的な住民によるデモを「国内テロリスト」として弾圧し、BLMやアンティファの暴力を助ける構図は正に、私が幼少期に見た、「ドラゴンボールのピッコロ大魔王」である。

この冗談のような世界観が、実際に起きているという現実を直視しよう。
共産主義者による社会の破壊は正に、ピッコロ大魔王が支配する世界のようなものなのだ。

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