演習問題:あなたに共産主義者を見抜く力があるか?

共産主義者は日常生活に紛れ込んでいる。
「共産主義」という言葉が誕生したと同時に社会全体で共産主義の危険性を認識したのはソビエト連邦が誕生した頃で、日本では治安維持法が制定された1925年頃である。
当時、共産主義者の多くは、「私は共産主義者です!」と名札をつけて歩いてくれているような節があった。
実際には、自分が共産主義者であることを隠して社会に紛れ込んでいたので、その実態は今と変わらない。

だが、当時と今とで全く異なるのは、①「私は共産主義者です」と明確に開示して行動する人が少なくなったことと、②共産主義に対する危険性の認識が欠如したことだ。

共産主義者は基本的には「民主主義を否定して独裁主義を主張する」のが基本だが、普通に「民主主義を破壊しろ!独裁主義が理想だ!」とは言わない。
「自由と平等が大切だ!」という耳障りの良い言葉を並べるが、実態は違う。
自由を主張しながら、共産主義に反対する者を弾圧するための自由を主張する。
平等を主張しながら、既存の民主主義的な平等を否定して、共産主義的な「皆が等しく貧しい、皆が等しく奴隷な制度」を主張する。

共産主義者は論点をずらし、自分たちが押し通したい主張を押し通す。
これが見抜ける力があるかどうかが、共産主義者を見抜く力があるかどうかということになる。

以下のコメントは、日本の自由民主党という、「いわゆる自称保守派政党」と言われる政党の現職の国会議員で、かつては防衛大臣などの大臣をも歴任した人物の発言である。
これを聞いて、「LGBT法案を通すこと」とは「憲法14条の法の下の平等」を実現するということになるという主張の真意を見抜けるかどうかだ。


簡単に解説すると、LGBT法案とは、自身が認識する性別に基づいて行動する自由を保障するというとんでもない法案だ。
つまり、例え単に女子更衣室に入ったり、女子風呂に入りたいだけの男性が、「私は心は女なんです!」と思っていることにしただけで、女子更衣室や女子風呂に入れるようになるのだ。
公共の女性専用スペースはたちまちに「単に女性の裸を見たいだけの自称『心は女性』の男性」で溢れかえるだろう。
楽しい旅行をして温泉に入っても、どこでも男性が女子風呂に入ってくるようになるのである。
「自称女性の男性」が自由に女性専用エリアに入ることが、憲法14条が保障する法の下の平等だと主張して、現在の秩序を破壊しようとする発想そのものが共産主義者の思考パターンである。
そのように社会秩序を破壊しようとしている者が、「自称保守政党」をなのり、このように偽りの笑顔を振るまってLGBT法案を推進するというのは、日本共産党の共産主義者もびっくりな存在なのではないだろうか。

なお、LGBT法案を通したアメリカでは、女子トイレに侵入した「自称女性の男性」が女性をトイレの個室でレイプする事件が多発している。
アメリカでは今、女性が安心して外出できない状況になっている。
LGBT法案が通れば、日本でもアメリカのように公共の女子トイレには常にレイプ目的の「自称女性の男性」が女子トイレに入ってくることを、日本人の女性のみなさんは理解しているのだろうか?

共産主義者は社会を破壊するようなことを笑顔で推進する者たちだ。
この稲田朋美の笑顔は筆者にとっては吐き気しか感じない。
よくもここまで笑顔を振りまいて、社会を破壊しようと出来るものだと呆れかえる。
女性の味方のような顔をしながら、全ての女性の敵ではないだろうかと思うばかりだ。
しかもなぜかLGBT法案の話をしているのに、「差別がどう」だとか、「同性婚がどう」だとか、そんな話はしておらず、論点ずらしも甚だしい。
これほどまでに共産主義を貫いた者はいないだろう。
匹敵するとすれば、デマ太郎と呼ばれた某大臣くらいのものではないだろうか。


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