嫉妬心により他人を攻撃する者は、欲にまみれた為政者と精神性が同じである

読者のみなさんで人に嫉妬しない人はいないだろう。
嫉妬しなくなる人はごくまれにいる。
だが、多くの人は、多かれ少なかれ、死ぬまでいつでも誰にでも嫉妬し続ける。

嫉妬する場合、あなたは嫉妬する自分をどう思うだろうか?
嫉妬する自分に対して、①そんな自分が好き、②そんな女々しい自分が嫌い、③なんとも思わない、のいずれだろうか。
恐らく、①の人はほとんどいないだろう。
②の人は見にくい感情を反省しており、徐々に無駄に人と自分を比べることを減らしていき、自分を磨く時間に多くを費やすようになる。

しかし、大抵の人は残念ながら、他人に嫉妬し、他人を攻撃することに対して何の罪悪感も抱かなくなる。
そして当然のように他人をいじめたり、貶めるようになる。

筆者の記事では政治の嘘を主に取り上げて指摘をさせていただいているが、他人に嫉妬をして他人を攻撃することに何の罪悪感も抱かない人は、ひとたび政治家になり支配者層になった途端、今の為政者と同じことをする。
「今だけ、金だけ、自分だけ」の精神構造が全く同じだからであり、他人を攻撃してなんとも思わない人は現在の為政者と同じくらい、人間のクズである。

結局、世の中の平均的な精神性のレベルが、その国の政治の精神性のレベルになるのである。
自らを見つめて自らを反省する人間は成長することができるが、全てを他人のせいにして成長できなくなった人間は、下記でも指摘させていただいた通り、他人を批難してマウンティングするだけの人間になってしまう。
他人を批判してマウンティングするだけの人は持論に説得力がないことを自らさらしているようなものだ|KAZU@AQUOIBONISTE|note

自ら努力をせず、自分の魅力を磨くことをしないような人間のクズで終わりたくないと思う人が少しでも増えれば、この国は良くなると筆者は思う。
自分の事を棚に上げて、自分の事を反省せずにすぐに他人の責任にする人間は現在の為政者の批判をする資格さえないと思うのだ。

自分を見つめ、自分を磨くのには、武道をたしなむのが日本人にとっては一番良いように思う。
日本人の精神性が低くなった致命的な原因は、戦後、GHQによって日本で武道を禁止され、再び解禁となる間に武道をたしなむ日本人の数が激減したことにあるように思えてならないのだ。

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