他人を批判してマウンティングするだけの人は持論に説得力がないことを自らさらしているようなものだ

人と議論をすると、誰かの主張の欠点探しをして、批判だけする人がいる。
何かを決めることが目的の会議などで、「こうするのが良いと思う」「ああするのが良いと思う」と前向きな意見が出ても、「お前はわかってない!こうするとこんな問題が起こる」「ああするのが良いわけがない、だからお前は馬鹿なんだ」などと否定する。

前向きな議論の為に、修正案を提示するのは健全なことだ。
しかし、単に意見を出した人を潰すことが目的の人がいるのだ。
そういう人は、自分が素晴らしい修正案や代替案を出せないことを、深層心理では理解している。
しかし、自分の方が素晴らしいことを主張し、周りにも自分の優秀さを理解させたいがために、マウンティングをして他人つぶしをする。

わたしたちは、そういった人からの被害をいつ受けるかわからない。
そういう悪意の塊のような人が居るということを知っておいた方が良い。
彼らの目的は、より良い案を出すために健全な議論をするためにあなたに意見をしているわけではない。
あなたを潰して自分の方が優秀だと周りに思わせたいだけであり、他人を貶めることでしか、自分の価値を見出せない、ハイエナのような人なのだ。

日本の会社にはそのようなハイエナのような人がたくさんいる。
挑戦しようとする者の足をひっぱり、そのような優秀な人を引きずりおろし、上司にこびへつらうことで出世をしようとするハイエナがいる。
そのようなハイエナが日本の会社、ひいては日本の社会を悪くしてきた。
ハイエナが増えれば増えるほど、会社は挑戦することをしなくなり、官僚組織のような企業になってしまうのだ。

政治の言論でもそのような人はたくさんいる。
日本を良くするような意見を提示して、日本社会を具体的に良くする行動ができない言論人は、単に他人を攻撃して言論をしているように見せかけて言論界で生き延びているだけのハイエナである。

われわれの多くは自分の身の回りや社会を良くするために情報を取得したり、言論人の言論を聞いたりするが、その中にはハイエナが存在するという現実を知らなければならない。
「ハイエナなんて存在するはずがない」というお花畑的な発想では、騙されたり時間の無駄となるからだ。

「この人はハイエナかも」と思ったら、その人の意見を聞いてみればよい。
持論がなかったり、中身のない持論を展開するようなら、その人は中身がないことを隠すために他人を攻撃していたハイエナであることが明らかになる。
ハイエナに無駄な時間を使うことなく、有意義な人生を送ろう。

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