昆虫食に手を出してはいけない物理学者的視点

無知ほど恐ろしいものはない。
ライオンの恐ろしさを本能的にも理性的にも理解できないアリが、ライオンに喧嘩を売る姿を想像してみるといい。
このような質問のしても、「ライオンは百獣の王だから、アリの喧嘩を買うはずがないから問題ないよ」なんていう答えを返すのが現代のお花畑星人の日本人である。

この世界には、「それはイデオロギーの問題」というものがあり、ある問題に対してどちらが正しい、どちらが間違っているなどと、明確な線引きができない世界がある。
その一方で、物理学や数学や科学的な見地から、「これは明らかに正しい」とか、「これは明らかに間違っている」ということが存在する。

万有引力の法則により、リンゴは木の枝から離れれば地面に落ちるのは当たり前なのである。
通常の数字の計算の法則であれば、1+1=2であり、これが3になったり5になることはないのであり、1+1=2は明らかに正しいと言え、1+1=5は明らかに間違っているといえるのである。

これと同じレベルの事は実は、昆虫食についても言えることがあり、それらの「明らかに正しいこと」や「明らかに間違っていること」を基準にして昆虫食の事について判断が出来るのである。

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